【国立・大分大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【医学系研究科看護学専攻】

大学院情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では大分大学大学院医学系研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容
大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること
大分大学大学院医学系研究科看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【国立】大分大学大学院医学系研究科看護学専攻
所在地〒879-5593
大分県由布市挾間町医大ケ丘1丁目1番地
アクセス大分駅よりバス「大学病院行」約30分
問い合わせ先大分大学医学・病院事務部学務課 大学院係
TEL : 097-586-5530
FAX : 097-586-5519
e-mail : gakdaiss@oita-u.ac.jp
大学公式サイト
看護学科特設サイト

どのようなコースがあるの?

取得できる資格は?

下記の資格取得コースがあります。

資格名課程分野
がん看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】成人看護学看護学領域
クリティカルケア看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】成人看護学看護学領域
老年看護専門看護師(CNS)修士【専門看護師コース】老年看護学領域
資格取得コース受験要件
  • がん看護:3年以上の実務経験を有する者(がん看護の実務経験2年以上が望ましい。)、学業に専念できる者
  • 実践助産学開発:助産師免許を有し、3年以上の助産の実務経験を有する者
  • 実践助産学:看護師免許を有し
がん看護師取得要件

看護実務経験が5年以上あり、うち3年以上はがん看護の実務経験があれば、日本看護協会
がん看護専門看護師の認定審査の受験資格があり、認定審査に合格後、専門看護師認定証交
付・がん看護専門看護師として登録されます。

専攻領域とは?

併願出願について

受験時は、第2志望まで出願することができます。

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース看護研究コース(実践・管理・教育)
専門看護師コース(がん看護,クリティカルケア看護,老年看護)
授与学位修士(看護学)
定員第1次:10名
第2次:不足人員分
第3次:不足人員分
入学月4月
履修期間2年
選抜方式一般選抜
出願資格審査第1次:令和3年6月7日(月)~11日(金)
第2次:令和3年8月16日(月)~20日(金)

第3次:令和4年1月11日(火)~14日(金)
出願期間第1次:令和3年6月28日(月)~7月2日(金)
第2次:令和3年9月13日(月)~9月17日(金)

第3次:令和4年2月14日(月)~2月18日(金)
試験日第1次:2021年7月16日()
第2次:2021年10月7日(木)

第3次:2022年3月8日(火)
合格発表第1次:2021年8月20日(金)
第2次:2021年11月11日(木)

第3次:2022年3月18日(金)
初年度納入金81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
昼夜開講制度あり
長期履修学生制度あり
過去の募集要項令和3年募集要項

※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

募集要項に公表されている入試データを参考にしています。

※「倍率 = 志願者数 ÷ 合格者数」

修士課程
募集人数10名
受験者数6名
合格者数6名
倍率1.00

試験倍率は、修士課程1.00でした。

あくまで数値なので、あくまで参考までとして試験対策にはしっかり取り組みたいものです。

試験科目は?

試験科目は下記のとおりとなります。

小論文(看護学及び医療・保健・福祉に関する問題)面接
修士課程
試験時間90分

試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているのでご参考ください。

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

大学院説明会は開催されていないので、入試に関して不明な点は、学務課もしくは志望先の教授へ直接問い合わせをしてみることです。

事前面接は必須?

募集要項にある通り、事前面接は必須です。

教員の連絡先は、募集要項P27に掲載されています。

公式サイトには教員一覧ページがあり、研究室紹介はされていますが、連絡先の掲載はないです。

事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓

過去問取寄せ方法は?

過去問は、非公表となっています。

大分大学大学院は筆記試験が専門試験のみとなるので、看護国家試験の問題集を一通り復習してみる、類似専攻のある大学院の過去問を取寄せて参考に解いてみるといった対策が可能です。

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項及び願書書類は、ホームページからダウンロードをすることが可能です。

よくある疑問

働きながら通える?

大分大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。

  • 昼夜開講制度を利用する
  • 長期理由制度を利用する

一般選抜には、社会人入学者が含まれており、働きながらの進学を希望する場合、事前にその旨を教授に相談のうえ、「所属機関長の受験および就学承諾書」を願書提出時に揃えることで、上記の制度を利用することができ、入学後、離職せずに進学することが可能となります。

引用:募集要項

昼夜開講制度とは?

日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。

大分大学委大学院では、この昼夜開講制度を導入しており、「昼間主コース」と「夜間主コース」に分けて履修しているそうです。

詳しくはこちらに掲載されています。

長期履修制度とは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、合格後に長期履修制度の申請手続きが必要となります。

そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

詳しくはこちらに掲載され例ます。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金282,000円282,000円
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

奨学金相談窓口

学生支援部 学生・留学生支援課 奨学支援係
TEL:097-554-7469・097-554-7453
E-mail : syogakss@oita-u.ac.jp

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。

問合せ先

大分大学学生支援部入試課
〒870-1192 大分市大字旦野原700番地
TEL 097-554-7006

まとめ

以上、大分大学大学院医学系研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。

大分大学大学院では、英語の試験がないので、受験生にとって試験の負担はかなり軽減されており、試験日程も第3次まであるので、思い立ったが吉日、で十分合格をねらえる大学院だと思います。

働きながらの進学、専門学校や短期大学卒業者からの進学を大いにサポートしている大学院ですので、少しでも関心があるとしたら、扉をたたいてみてほしいです。

受験校に検討されてみては如何でしょうか。

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