大学院受験勉強方法のひとつに予備校への通学を検討されるかと思います。どのような予備校があるのかご紹介します。
大学院予備校とは?
大学院受験のための予備校がありますが、その中でも「看護系大学院受験」を専門としている予備校があります。学校によって、通学生と通信制があります。
ただ、現在のところ、その類の予備校数は圧倒的に少ないのですが、ネットで検索するといくつか出てきます。よろしければ、検索をしてみてください。
予備校のメリット
受験勉強をせざる得ない環境づくり
独学で勉強することも可能ですが、予備校に入学することで、定期的に宿題が出たり、他の受験生と共に勉強することで、物理的にも精神的にも良い影響を受けて、受験勉強をせざる得ない環境づくりが出来ると思います。
受験スケジュールを組んでくれる
大学院受験は、学校法人ごとに行われるため、そのスケジュールを逆算して準備していくことがたくさんあります。
具体的には、試験勉強、面接対策、研究計画書作成、説明会参加、募集要項の取り寄せ、過去問の取り寄せ、出願書類の取り揃えなどなどです。
予備校では受験先を把握しているので、ある程度のスケジュール管理でリマインドをしてくれたり、書類の添削などをしてくれる安心感があると思います。
情報が得られる
大学院受験に関する情報はネット検索していても少ないですが、予備校に所属することで、求めれば教えてくれることや同じ受験生を通して自然と耳にする情報などもあるかもしれません。
予備校は心の支えになる
独学での受験は心細いものです。
予備校に通ったということだけに満足してはいけませんが、勉強した手ごたえ感は心の支えになれると思います。
予備校のデメリット
学費が高い
予備校は基本的に学費がそれなりに高いです。その分の受験ノウハウを教えてくれると思えば、高くないとも取れるかもしれませんが、授業内容によっては、見合わないと感じる時もあります。
事前に体験学習をしてみることをおすすめします。
安心してしまう
時に、通学することで満足してしまいがちですが、予備校はあくまで、学習補充ぐらいに捉えて、自学学習を重点的に取組んだほうが良いと思います。
予備校の見極め点
合格実績
受験希望学校の合格実績が私立と国公立にどれくらいあるのかは、参考情報として知っておいたほうがいいと思います。
予備校によっては、私立系大学院合格者が多い予備校も多いです。その中で1人、2人程度の国立合格実績があるとしたら、それは予備校云々より、その方自身の実力のほうが大きいと見ることも出来るからです。
講師の背景
「看護系大学院専門予備校」とはいっても、担当する英語講師は、看護系や医学系のことをあまり知らずに教えている方も中にはいます。
英語長文読解ならそれでも構いませんが、試験問題に出るのは、医学系英語論文であるため、出来ることなら、医学・看護系の基礎知識や関連経歴を持っているような方から教わるほうが、長文読解の解説力は異なると思います。
予備校を調べる際には、担当講師の経歴等を知っておくことも大切だと思います。
まとめ
看護系予備校のメリット・デメリットをご紹介しました。
大学院に限らず、中学・高校・大学受験予備校でも、生徒によって先生との相性もあれば、学習スタイルの相性もあると思います。
ご自分に合った学習環境で全力で試験に臨めますように!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。次は、「入学者の平均年齢」です♪