女性の大学院進学は子育てと重なることがあります。事前に知っておくデメリットを踏まえて準備のポイントをご紹介します。
学業と子育ての両立
学業と子育ての両立は可能?
看護系大学院の学生も教師も、9割は女性です。
独身の方も多い一方で、子育てをしながら大学院生活を両立する大学院生、教授もたくさんいらっしゃいます。
ということで、学業と子育ての両立することは、十分可能です。特に看護系大学院の場合、アカデミア業界の中でも、その辺りの理解のある領域だと感じます。
子育てしやすい環境
教授ママ、院生ママの多い環境であることから、ゼミでの食事会や親睦会などにお子さんと一緒に参加される方もいます。
お子さんの年代が近いことも多く、子育てママとしても交流できる部分が多いと思います。
準備しておくこと
家族へ相談
子育てと学業を両立をすることは可能ですが、必然的に自宅での学習時間も必要となるため、まだ手のかかる年齢のお子さんがいる場合は、家族のサポートが必要不可欠です。
まずは、受験勉強が出来る時間を作れる環境づくりに協力してもらえるようご相談が必要だと思います。
受験先教授へ事前相談
受験前の教授との面談時には、子育て中であることを事前にお伝えしておくことが大切だと思います。
看護系大学院の場合、同じく子育てと学業を両立してきた教授ママも多いため、理解が深い方が多いです。事前に伝えておけば、何かと理解して気を利かせてくれることもあります。
保育園などの確保
小学校入学前であれば、保育園への入園が必要になると思います。大学のような時間的拘束が多いわけではありませんが、自学学習時間を確保するうちに、時間的比重を学業に置かざる得なくなってくると思います。
保育園でない場合は、ご自分のお母さんや義理のお母さんなど、家族が子育てを担ってもらう方もいらっしゃいます。
ピンチヒッターを頼める人を確保
大切な学会参加や抜けられない必須科目の授業などの時に、子供の体調不良や家庭の急用などがあった際に、誰かしら子供を見てくれる人がいることは大変助かります。
ここは家族のサポートが大きいところですが、万が一に備えて、それ以外に頼れる人やサービスなどを事前に把握しておくと良いと思います。
学業と子育て両立のデメリット
子育ての時間は減る
このように、院生ママになることは可能です。十分に準備をして環境を整えれば、お子さんにとっても、がんばるママの背中はかっこいいと思います。
しかし、社会人になって学業に勤しむということは、勉学に時間を割く分、子育ての時間は圧倒的に減っていくことが多いようです。
周りの教授ママ達の傾向を見ると、教員になってから出張や単身赴任が増え、家庭や子育ては夫が担ってきたという方を多く見かけました。
心身共に大変
子育ての大変さを理解している教授が多いため、急な早退や欠席があったとしてもその辺りは大目にみてくださるところがあります。
とはいっても、それを理由に学業を疎かには出来ず、やはり結果主義だと思います。
学業で求められる閾値を目指せば、それなりの勉学に割く時間が必要です。一方で、妻として、母としての役割責任を果たそうと思えば、そこにも手を抜くことが出来ず、24時間あっても足りない、というのが切実な声ではないでしょうか。
上手に手を抜きながら両立できる方法を確立していくことが必要だと思います。
まとめ
だるまんの個人的な意見ですが、大学院生ママってかっこいいと思っています。学問に年齢は関係ない、目標に向かって努力する姿はきっと、子供にも良い影響を与えてくれると思います。
院生ママ、教授ママを目指してみませんか?
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。次は「看護系大学院受験予備校」です♪