【看護大学院受験】難しい志望理由書を超簡単に作成できるテンプレートをシェアします【研究者コース編】【志望理由書】

だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

前々回の記事では、志望理由書の書き方ポイントについて、前回は、保健師、助産師、専門看護師(CNS)、診療看護師(NP)、看護管理者など資格取得コースの方向け志望理由書のテンプレートをシェアしました。

今回は、資格取得コースではない、一般の修士・博士課程にあたる「論文コース」、もしくは「研究者コース」の方のためのだるまん流の志望理由書のテンプレートをシェアします。

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志望理由書に書くべき内容

大学院志望理由書に必ず入れるべき内容は、下記の3点です。

志望理由書に書くべき内容
  • 志望の理由・きっかけ
  • 研究テーマへの思い
  • 入学後と卒業後のビジョン

下記のテンプレートはこの3点を含んで書いています。

志望理由のテンプレート【研究者コース編】

POINT

研究者コースの場合は、大学の看護教員かつ看護研究者を目指す道でもあるので、修士課程卒業後は、博士課程へ進学する方が大半です。その点も踏まえて、文章を構成することがポイントです。

【志望理由書】

御校の高度なレベルの教育を受け、専門性を高め、看護教育に携わる看護教員、看護研究者を目指したく、大学院進学を希望しております。

解説

まずは、結論を先に出します。「~だから、大学院へ行きたいです。」という感じです。

〇〇の頃、入院をしたことがあり、その当時にお世話になった看護師の方を通して、看護師という職業に憧れ、小児科病棟の臨床看護師となりました。何度か転職を重ねながら、行く先々でよき指導、よい影響を与えてくださる先輩看護師の方々に出会うことができ、看護師として、人として成長をしてこれたと実感しております。

数年前からは、自ら後輩看護師や新人看護師への指導を担当する機会を度々頂き、教わる側ではなく、教える側としての立場になってみたところで、指導する側の難しさはあるものの、臨床とは異なるやりがいを強く感じ、看護教育へ関心を持つようになり、大学教員への道へ進むことを希望しております。

解説

看護の道に進んだきっかけ、大学院に関心を持ったきっかけを語ります。

合わせて、これまで臨床にて取り組んできた看護研究では、「病児を抱える親の育児支援に関する研究」や「子どもの退院調整を行う看護師の困難に関する研究」をテーマに取り組んだことがありますが、どちらも、看護研究に関する知識不足で、満足のいく研究結果が出せなかった歯がゆさ、臨床での看護研究に限度があることを実感して、大学院進学にて、看護研究方法論をより深く学び、つぶさに取り組んでみたいと強く希望しております。

大学院で取り組む看護研究については、病児の移行期支援においてどのような看護が必要であるかを明らかにしたいと考えており、「病とともに生きる子どもとその家族の移行期支援に関する研究」について取り組んでみたいと考えております。

解説

ここで取り組みたい看護研究のテーマについても簡単に触れておきます。もし、これまでの看護研究の経験を活かせそうであれば、それも入れると良いです。

御校で学んだ専門知識と培われた研究能力を礎に、卒業後は博士課程進学を視野に入れ、将来は、看護教員および看護研究に取り組み、日本の小児看護学の発展に貢献できる人材になりたいと思っております。

解説

進学後・卒業後のビジョンについて話します。

注意書き

大学院の研究者・論文コースへ進学される方の多くは、看護大学教員を目指されています。

上記でシェアしたテンプレートでは、専門用語や難しい話を羅列するよりも、心に刺さる文章であることが合格の秘訣だと考えているので、まったく難しい話を含んでいないですが、看護キャリアのある方は、その色を濃く出されてもいいと思います。

中には、看護キャリアの経歴年数があったとしても、それが必ずしも看護研究歴とイコールではないので、研究に関しては真っ新という方もいらっしゃる、実際にはこちらの方が多いです。

だとしたら、自分の強みと合わせて、看護研究がわからないから学びたい、大学院に進学したいという部分を強調して書くと、良いと思います。

まとめ

以上、志望理由書のテンプレートのご紹介でした。

いざ、大学院受験の書類準備を始めてみると、何をどこから書けばいいのかわからなくなることが多いですが、難しく捉える必要は、全くないことです。

ありのままの自分の現状と思いを伝えれば、それでいいと思います。

ムリに知らない情報を付け加えたとしても、プロの審査員からしたら、見抜かれます。

それよりも、自分という人間、学びへの意志の強さをセールズしてください。

あなたという商品の良さを一番よく知るのは、あなたしかいないのですから。

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