こんにちは、だるまんです。
本記事では鳥取大学大学院医学系研究科保健学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【国立】鳥取大学大学院医学系研究科保健学専攻 |
所在地 | 〒683-8503 鳥取県米子市西町86番地 |
アクセス | 米子駅から大学前までは日の丸バス利用で約4分 |
問い合わせ先 | 学務課教育企画係 TEL:0859-38-7106 (内線):7106 E-mail : web-master@med.tottori-u.ac.jp 鳥取大学公式サイト 医学部公式サイト 保健学専攻公式サイト |
どのようなコースがあるの?
取得できる資格は?
鳥取大学大学院では、下記の資格取得コースがあります。
資格名 | 課程 | 分野 |
がん看護専門看護師(CNS) | 修士 | 成人・老人看護学 |
専攻領域とは?
下記の講座にわかれています。
- 保健公衆衛生学
- 環境保健学【公式サイト】
- 母性・小児家族看護学【公式サイト】
- 地域・精神看護学【公式サイト】
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 | 博士課程 |
授与学位 | 修士(保健学) | 博士(保健学) |
定員 | 35名(他領域を含む) | 8名(他領域を含む) |
入学月 | 4月 | 4月 |
履修期間 | 2年 | 3年 |
選抜方式 | 一般入試(社会人を含む) | 一般入試(社会人を含む) |
出願資格審査 | 第1回 令和3年6月2日(水)~8日(火) 第2回 令和3年9月22日(水)~29日(水) | 第1回 令和3年6月2日(水)~8日(火) 第2回 令和3年9月22日(水)~29日(水) |
出願期間 | 第1回 令和3年7月1日(木)~ 8日(木) 第2回 令和3年11月4日(木)~10日(水) | 第1回 令和3年7月1日(木)~ 8日(木) 第2回 令和3年11月4日(木)~10日(水) |
試験日 | 第1回 令和3年8月7日(土) 第2回 令和3年12月11日(土) | 第1回 令和3年8月7日(土) 第2回 令和3年12月11日(土) |
合格発表 | 第1回 令和3年8月27日(金) 第2回 令和3年12月27日(月) | 第1回 令和3年8月27日(金) 第2回 令和3年12月27日(月) |
初年度納入金 | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) | 81万7800円 (入学金28万2000円、授業料53万5800円) |
昼夜開講制度 | あり | あり |
長期履修学生制度 | あり | あり |
募集要項 | 令和3年募集要項 | 令和3年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
残念ながら、入試データが公表されていないため、試験倍率を算出することができませんした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 専門 | 面接 | |
修士課程(一般入試) | 〇 | 〇 | 〇 |
博士課程(一般入試) | 〇 | 〇 | 〇 |
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
調査中
事前面接は必須?
募集要項にある通り、事前面接は必須です。
指導教授の連絡先は、公式ホームページ「専任教員一覧」もしくは募集要項に掲載されています。
事前面接の取り組み方はこちらの記事にまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は郵送請求は行っておらず、米子地区事務部学務課(米子キャンパス,総合教育棟1階)の室内での閲覧が可能す。
窓口閲覧される方はこちら↓
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は学務課の窓口での受け取りもしくは、郵送請求が可能です。
出願書類の一部は公式サイトからのDLで使用することが可能ですが、それ以外の書類は願書に含まれているため、願書現物の入手が必須となります。
請求方法は、こちらのページにて確認できます。
よくある疑問
働きながら通える?
鳥取大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 昼夜開講制度を利用する
- 長期履修制度を利用する
昼夜開講制度を利用するとは?
昼夜開講制度とは、平日夜間(18時30分から21時50分)及び土曜日(8時50分から16時10分)に講義や指導を行う制度のことです。
この制度は、事前に指導教授との相談のうえで決めることですので、事前相談の際にご相談をされることです。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、合格後に長期履修制度の申請手続きが必要となります。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | 博士課程(3年) | |
入学金 | 282,000円 | 282,000円 |
学費/年 | 535,800円 | 535,800円 |
合計 | 1,353,600円 | 1,889,400円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
奨学金制度はある?
下記の奨学金・経済支援制度が紹介されています。
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
詳しくはこちらのページで確認できます。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点がありましたら、積極的に問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、鳥取大学大学院医学系研究科保健学専攻の受験全般の解説でした。
鳥取大学では、働きながらの進学が可能な長期履修制度や昼夜開講制度を導入しており、修士・博士課程までと長期にわたる進学を可能とする体制が整っている大学院です。
奨学金制度も豊富なので、情報を早めにたくさん集めることで、長期計画での進学が十分可能だと思います。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。