【看護大学院受験】だるまん流の願書提出用の研究計画書の書き方完全攻略!【研究計画書 書き方 看護】

大学院受験の研究計画書 だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

大学院受験願書と共に提出しなければならない書類のひとつに「研究計画書」があります。

研究計画書と言われても、何をどのように書けばいいのか、どのくらいのレベルが求められているのかが、よくわからないものです。

そこで、だるまん流の願書提出用の研究計画書の書き方完全攻略を解説します。

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研究計画書の捉え方

まず、これからお話しする研究計画書の書き方は、だるまん流の書き方であることをご理解頂いた方のみにお読みください。

だるまん流の考え方

願書書類の研究計画書には、基本的にこれといって定められた基準は、ないです。

基準がないからこそ、看護研究歴があり、言われずとも研究計画書をスラスラ書けるのであれば、それに越したことはないですが、だからといって、高いレベルを求められてないのも、特徴です。

なぜなら、大学院受験生の時点で、研究のことはほぼ真っ新であることを、教授も把握されているからです。

大学院とは、まさに、その研究知識を学ぶために進学するのであって、最初から研究計画書を書けるなら、そもそも論で、進学する必要はないものです。

だからといって、稚拙すぎるのも困ります。

要は、現時点で受験者の、研究計画書作成レベルと文章能力を計るためのツールに過ぎないということなので、作成した書類に正解も不正解もなく、自分の看護研究歴に合ったレベルのものを用意できれば、望ましいと考えています。

ということで、研究計画書を難しく捉える必要はなく、自分が説明できる範囲で、ベストをつくす、これに限ると思います。

この次元での研究計画書の作成方法を解説しますので、必要な方は読み進めてください。

よく見かける研究計画書説

大学院受験における研究計画書の書き方情報を収集してみると、かなりカッチリした研究計画書を指導していることが多いです。

例えば、河合塾KALSを参考にすると、こんな感じです。

出典:河合KALS

確かに、研究計画書なら、これぐらいのレベルをイメージする、このレベルに持っていきたいと思うものですが、看護大学院受験を経験してきた中では、①この文量は求められていないのではないか、②このレベルも求められていないのではないか、と感じています。

というのも、某国立大学院の願書書類を実際に見てみると、このように書かれています。

A4一枚に「入学後に研究を希望する課題について、概要を1,000字程度にまとめて記入してください。」と書かれているのみ、または、小さな枠に「志望する研究内容」としか書かれていない…。

ということは、かなり許容範囲が広いことが伺えます。

そこで、筆者が受験時に書いたレベルの研究計画書を再現してみたいと思います。

研究計画書サンプル

今回は、在宅看護分野で研究計画書を再現してみました、参考までにご覧ください。

受験生
受験生

介護保険を利用している高齢者は、決定権があるように見えるけど、ケアマネをはじめ、周りに決められている感じがする…。サービス決定の意思決定とは、どのように進められていているのだろう…。訪問看護師として、本人の意思を尊重できるためにできる役割は何なのか研究してみたい。

研究計画書で書くべき内容

このサンプルを見て、お気づきだと思いますが、まさに、これは、看護研究論文の「背景」の部分です。

要は、願書提出用の研究計画書とは、この「背景」だけで十分だということです。

研究方法や研究対象者など、具体的な研究方法論の内容は書かなくていいのか、と気になる方もいるかもしれませんが、それは大学院進学後に教授と話し合って決めることであり、受験時点で決められることでも求められていることでもないので、不要です。

話を戻して、「背景」の部分をより砕いて説明するとしたら、こうなります。~◎〇●◆◇を用いて解説します。

「現在、~~~のような現状があって、その背景には〇〇な理由がこれとあれがあって、そのために●●な問題があるのではないかと考えていて、その問題点の◎◎◎な点は明らかにされているけど、◇◇◇の部分はまだ明らかにされていないので、◆◆◆を明らかにしたい。」

粗雑な表現ではありますが、まさにコレです。

上記の文章構成をもとに、パズルのように必要材料を集めてあてはめていく、それだけのこと、難しくないです。

まとめ

簡単ではありますが、願書提出用の研究計画書には、どのくらいのレベルが求められていて、どのような内容をかけばいいのかを、おおまかにキャッチすることができたかと思います。

誤解を恐れずですが、今回、ご紹介した研究計画書レベルで作成して、筆者自身が国立大学院を含め、すべての大学院に合格経験を持っているからこそ、”難しく捉える必要はない”ということを伝えたいです。

次回は、具体的に、この「研究背景」部分を作成していくための5ステップについて解説をします。

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