【受験前に知っ得】看護系大学院社会人受験生エピソード

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看護系大学院に進学する受験生の9割は社会人です。

現役看護師をはじめ、行政保健師、助産師、大学院助手、OL、ママさんなど仕事や家庭をもって進学を目指す方が多い業界です。

先輩たちはどのようにやりくりして受験したのかをご紹介したいと思います。

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仕事を続けるケース

【No.1】Oさん、病棟看護師、独身

Oさん
Oさん

病棟看護師5年、独身です。卒業後は現場に戻りたいと思います。

Oさんは、大学病院の病棟看護師5年目で大学院受験を決めました。
大学院修士課程卒業後には現場に戻りたいという希望があったため、職場の休職制度を利用して受験をしました。

卒業後は予定通り、勤務先に復職され、大学院という泊がついたことで新人看護師の管理責任者となりました。

大学病院の場合は、進学後の復職は大いに斡旋してくれるところも多いです。勤務先の制度を調べてみては如何でしょうか。

【No.2】Yさん、看護師、既婚

Yさん
Yさん

総合病院看護師20年の管理職、既婚です。将来は大学教員になりたいです。

Yさんは総合病院看護師20年キャリアの管理職でした。

管理職であったこともあり、すぐに退職することが出来なかったため、仕事と受験勉強を両立して受験をされましたが、残念ながら第一志望校が不合格でした。

その後、退職され、1年間専業主婦兼受験浪人をしたことで、第一志望校に合格され、修士→博士と進学され、現在は大学教員になりました。

Yさんの場合は、第一志望校という強い拘りがあり、時間をかけて貫ぬかれました。

【No.3】Sさん、男性看護師、既婚

Sさん
Sさん

精神科病棟看護師、既婚です。将来は、大学教員を目指しています。

Sさんは精神科病棟の男性看護師、既婚者で子供が2人います。

一家の大黒柱ということもあり、長期間収入なしでの生活は難しかったため、仕事と両立しながらの受験となりました。

そこで、勤務先の病院に事情を話し、シフトを減らしてもらったり、夜勤には入らないといった調整をしてもらったようです。

また、働いている妻の経済的協力も大きかったようです。

その後、修士→博士課程と進み、大学教員になりました。

仕事を完全に辞めるのではなく、負担を減らすというのもひとつの方法です。

仕事をやめるケース

【No.4】Kさん、行政保健師、独身

Kさん
Kさん

行政保健師9年目、独身です。将来は大学教員を目指しています。

Kさんは地方自治体の行政保健師9年目にして大学院受験を決めました。

大学院修士課程卒業後は博士課程に進み、大学教員になることを目指していたため、職場に戻る気はまったくなかったそうです。

そのため、3月をもって退職をして、1年間の受験浪人生となりました。

受験生期間中の生活費はそれまでの貯蓄を切り崩しつつ、週末に看護系バイトを単発で入りながら生活していたと聞きます。

その後、無事合格され、修士課程、博士課程と進み、現在は大学院の教員となりました。

完全に退職をして、受験浪人生をするのも方法です。

【No.5】Sさん、OL、独身

Sさん
Sさん

看護系企業のOL、独身です。将来は研究機関や他企業に転職するか海外留学を悩んでいます。

Sさんは、実家に住まう看護系企業のOLでした。

受験勉強を始めた当初は、仕事と両立して取り組んでいましたが、なかなか受験勉強がはかどらないことを感じ、試験日から約8ヶ月前に退社をして、受験浪人生になりました。

その後、修士課程卒業後、1年間海外留学へ行き、帰国後は他企業へ転職をされました。

経済的に、実家住まいであったことが助かったと聞いています。

【No.6】Tさん、看護師、既婚

Tさん
Tさん

病棟看護師5年、妊婦です。卒業後は専業主婦として子育てをしてから、また時を計らって博士課程に進学しようと思っています。

Tさんは病棟看護師5年、既婚者でもあり、受験を決めた時、妊婦さんでした。

安定期に入っていたこともあり、受験結果後の出産となりましたが、受験期間中は身体的にも精神的にも大変だったようです。

晴れて、出産と同時に院生ママデビューとなりました。

その後、修士課程まで卒業してから、子育てに専念されました。まだ博士課程には復帰されていないようですが、手が掛からなくなった頃にはまた戻るそうです。

やはり、試験を受けるのは自分ひとりですが、家族のサポートあっての受験だと思います。

【No.7】Hさん、行政保健師、独身

Hさん
Hさん

臨床経験はありません。大卒でストレート入学希望です。卒業後は、海外の大学院へ留学します。

Hさんは臨床経験のない、大卒ストレート入学者です。

経験がないことが弱点でもありましたが、その分、何でも吸収する若さが強みでした。

論文コースであったため、経験無しで合格することが出来、卒業後は海外の大学院へと留学しました。帰国後に臨床経験を2年程度経て、大学教員の講師として就職しました。

経験を積んで、いずれ博士課程へ進学するそうです。

必ず臨床を経て大学院に進学しなくても、ルートはさまざまであることがわかります。

【No.8】Aさん、看護師、独身

Aさん
Aさん

病棟看護師3年、独身です。卒業後は、医療関連の団体など社会活動をしたいと思っています。

Aさんは、病棟看護師3年を経て大学院受験をしました。

もともと社会活動に関心が高かったこともあり、研究テーマも社会活動関連にしたため、研究活動の中で出会ったさまざまなネットワークをもとに、卒業後は関連団体で活動をしています。

研究活動が知らず知らず、次なるステップに繋がっていくこともあります。

まとめ

私が知る看護系大学院生の多くは、どこかのタイミングで退職され、受験に専念する方が多い印象です。

その理由としては、社会人になってから勉強する習慣をつけるのは、なかなか大変だということが大きいと思います。

それに加えて「英語」という受験科目の成績アップには勉強時間が必要であるということだと思います。

上記にご紹介したエピソードはほんの一部ですが、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

だるまん
だるまん

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。次は「看護系大学教員職のメリット&デメリット」です♪

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