【国立・金沢大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【医薬保健学総合研究科】

大学院情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学類看護学専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容

大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学類看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【国立】金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学類看護学専攻
所在地〒920-0942
石川県金沢市小立野5-11-80
アクセス石引広見バス停下車,徒歩(約5分)
問い合わせ先金沢大学医薬保健系事務部保健学支援課保健学務係
TEL076-265-2514~2517
FAX076-234-4351
E-mail t-igaku2@adm.kanazawa-u.ac.jp
金沢大学公式サイト
保健学類公式ホームページ

どのようなコースがあるの?

まず、修士課程2年、博士課程3年となっています。

取得できる資格は?

取得できる資格は、看護科学領域助産学分野にて、助産師国家試験受験資格を取得することが可能です。

専攻分野とは?

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース修士課程博士課程
授与学位修士(看護科学領域分野)
修士(CNS 急性・重症患者看護・精神看護)
修士(看護科学領域助産学分野)
博士(看護科学領域分野)
定員70名(他分野を含む)
※うち、助産学:6名
25名(4月入学)
若干名(10月入学)
※他分野を含める
入学月4月4月、10月
※入試時に希望を提出
履修期間2年3年
選抜方式一般選抜
特別選抜(社会人)
特別選抜(外国人留学生)
一般選抜
特別選抜(社会人)
特別選抜(外国人留学生)
出願期間令和3年7月26日(月)~30日(金)令和3年7月26日(月)~30日(金)
試験日令和3年8月20日(金)令和3年8月20日(金)
合格発表令和3年9月3日(金)令和3年9月3日(金)
初年度納入金81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
長期履修学生制度ありあり
最新の募集要項令和4年第二次募集令和4年第二次募集
過去の募集要項令和3年第二次募集令和3年募集要項

※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

募集要項に公表されている入試データを参考にしています。

※「倍率 = 志願者数 ÷ 合格者数」

修士課程博士課程
募集人数70名
※他分野を含む
25名
※他分野を含む
受験者数非公表非公表
合格者数67名
(内、看護学16名
25名
(内、看護学6名
倍率不明不明

受験者数が公表されていないので、試験倍率を算出することはできませんでした。

試験科目は?

試験科目は下記の通りです。

課程専門面接
修士課程(一般、社会人、外国人)
修士課程(助産学)
博士課程
試験時間60分不明

金沢大学大学院では、英語筆記試験の代わりに外部の英語スコア提出に変更されています。

令和3年10月期入学 並びに令和4年4月期入学の選抜試験から

英語の筆記試験を行わず,英語外部試験(TOEIC,TOEFL)のスコアを
利用します。対象は、TOEIC(L&R)とTOEFL-iBT。(詳細)

過去問入手については下記にて解説しています。

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

毎年6月頃に開催されており、詳細は公式サイトにて公表されます。

時期令和 3 年 6 月 26 日(土)10:00~12:00
事前申し込み
説明会1.看護科学領域の概要説明,出願に際しての注意事項
2.研究室に分かれ研究内容等の紹介
※研究室別 URL は当日お知らせします.興味のある分野への複数参加もできます.
3.個別相談(希望者)
Web(zoom)開催

事前面接は必須?

事前面接は必須であるとはどこにも書かれていないですが、出願書類の「志願者調書」には「指導希望教授名」を記入する欄があるので、なるべく自ら教授へコンタクトを取って、進学相談をしておくに限ります。

各教員の連絡先は公式サイトに掲載されているので、ご参考ください。

事前面接の取り組み方はこちらの記事にまとめています↓

募集要項の取寄せ方法は?

金沢大学ではWEB上での願書提出となるので、募集要項等はネット上での閲覧・ダウンロードのみで紙媒体での配布は行っていないとのことです。

詳しくはこちらでご確認頂けます。

過去問取寄せ方法は?

試験科目に筆記試験がないため、過去問もないです。

助産学専攻受験者に関しては、専門試験があるため、過去2年分の試験問題を郵送にて入手することが可能です。

郵送を希望する場合は,郵便番号・住所・氏名を明記し210円分の郵便切手
を貼付した返信用封筒(角型2号(約33cm×約24cm))を同封のうえ,封筒
の表に「金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学専攻(博士前期課程助産学
分野)過去問題請求」と朱書きし,下記へ請求してください。

公式サイト
請求先

〒920-0942 石川県金沢市小立野 5 丁目 11 番 80 号
金沢大学医薬保健系事務部保健学支援課保健学務係

入手方法についてはこちらに掲載されています。

よくある疑問

働きながら通える?

金沢大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。

  • 大学院設置基準第14条を活用する
  • 長期履修制度を利用する

大学院設置基準第14条を活用する

社会人で働きながら通学する場合には,夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる制度「大学院設置基準第14条」というものがあり、神戸大学ではこの制度を設置しています。

具体的には、6限目18 :10~19:40、7限目19:50~21:20の講義・研究指導が行われ、就業と学業を並行することができる学習環境が整っています。

この制度を利用するには、別途申請が必要なので、事前に進学前に教授に事前相談をすることが必要となります。

また、勤務先からの受験承諾書の提出が必要になるので、職場からの許可が必要となります。

※ただし、看護科学領域(助産学分野)についてはこの制度を利用することは不可となっています。

詳しくは、募集要項P8に記載されています。

長期履修制度を利用するとは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

このように修業年限を延長することで、時間的余裕ができること、さらに学費を延長年限に合わせて分割されるというメリットがあります。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、一般枠での受験となり、願書提出時に長期履修制度希望である旨を伝えることとなります。

そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金282,000円282,000円
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

  1. 金沢大学独自の奨学金制度
  2. 大学での選考を受けて推薦される奨学金

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

試験科目は面接のみで、受験勉強の負担はかなり少ないです。

外部英語スコア提出の必要はありますが、何度も試験を受けることが出来るので、自分が納得できるスコアを出せるまで取り組むことで合格率は上げることが出来ます。

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

受験に関する不明な点については、積極的に問い合わせをしましょう。

問合せ先

金沢大学医薬保健系事務部保健学支援課保健学務係
TEL076-265-2514~2517
FAX076-234-4351
E-mail t-igaku2@adm.kanazawa-u.ac.jp
金沢大学公式サイト
保健学類公式ホームページ

まとめ

以上、金沢大学大学院医薬保健学総合研究科保健学類看護学専攻の解説でした。

外部英語スコア提出という点が受験生にとってネックになりそうですが、これは金沢大学に限った話ではないです。

他国立大学院や難関私立大学院でも、英語筆記試験から外部英語スコア提出へ移行しはじめているので、納得できる点数を獲得することで、他大学院への受験準備にもなれます。

さらには、ここで基礎英語の実力を身につけておくことが大学院進学準備にもなれますので、ここで鬼頑張ってみることです。

また、金沢大学出身の方で医療保健業界で活躍されている方をよくお見掛けするほど、優秀な方を輩出している学校であるとも言えます。

類は友を呼ぶ、類になってみませんか。

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