こんにちは、だるまんです。
大学院受験には、大学のように偏差値が公表されていないので、大学院の難易度がわからないものですが、自分で確認できる方法があります。
そこで、大学院の難易度の出し方について解説します。
大学院の難易度の調べ方
大学院に偏差値はない
大学受験なら、学校の偏差値と自分の学力を合わせて志望先を検討するものですが、大学院にはその指標となる偏差値そのものがないです。
そのため、どのくらいのレベルの大学院を狙うべきなのかもわかりづらいものです。
そこで見て頂きたい指標がいくつかあります。
見るべき指標 5点
大学院入試の難易度を計るには、下記の5点を見れば把握することが可能です。
- 合格倍率
- 大学の偏差値
- 募集人数
- 博士課程まである大学院かどうか
- 看護業界での人気度
1.合格倍率を確認する
大学院入試の難易度を計る1つ目の方法は、合格倍率を確認することです。
大学院公式ホームページには、毎年の受験者数と合格者数が公表されていますので、その値を基に、合格倍率を出してみます。
合格倍率=受験者数÷合格者数
2.大学の偏差値
大学院入試の難易度を計る2つ目の方法は、大学の偏差値を参考にすることです。
大学院の難易度は大学の偏差値に比例しており、偏差値の高い大学は、歴史がある、知名度が高い、集まる学生が優秀、内部進学者もいるので、必然的に難易度は上がると言えます。
3.募集人数
大学院入試の難易度を計る3つ目の方法は、募集人数を見てみることです。
大学院によっては、過去の入試結果を公表していない大学院もありますので、その場合は、募集人数を見てみるとおおまかな予測がつくと言えます。
10人以下であれば難易度は高くない、10人以上であれば人気のある大学院として難易度は上がると思っていいと思います。
4. 博士課程まである大学院
大学院入試の難易度を計る4つ目の方法は、博士課程まであるかどうかを確認することです。
大学院が新設で間もない学校は博士課程までない場合があり、入学者の大半は博士課程までの進学を希望している場合が多いので、必然的に博士課程まである大学院のほうが人気は高い傾向にあります。
5.看護業界での人気度
大学院入試の難易度を計る5つ目の方法は、大学受験目線で言える人気度です。
大学受験で人気の大学院は、大学院受験でも人気が高いと言え、志願者数も多い傾向にあります。
また、私立よりも国公立のほうが学費の面からも人気の傾向があると言えます。
難易度高い大学院ランキング
大学受験の国立大学偏差値トップ10の大学院合格倍率を算出してみました。
ここから見てわかることは、最高峰である東大であっても、おおよそ2人に1人が合格できる倍率であるということです。
まとめ
今回は、大学院の難易度のはかり方5点について解説をしました。
上記の方法で、大まかに難易度を把握することができると思いますが、難易度は参考までのデータとして把握して頂き、それだけで志望校を決めないことです。
上記のランキングで算出した合格倍率をみればわかると思いますが、志望校へ進学できる確率ははるかに高いので、希望する大学院への受験は、あきらめずに挑戦することです。