大学院生になると、どれくらいアルバイトに時間を割くことができるのか気になりますよね。また、どのようなバイトをしているのか、例を含めてご紹介します。
大学院生でのアルバイト
アルバイトは出来る?
結論から言うと、アルバイトは出来ます。出来ますが、その頻度や時間が問題です。詳細にお話します。
自分次第
アルバイトは出来ますが、「どれくらいの頻度や時間できるか?」と聞かれたら、それは、自分次第です。
大学院では、必須科目の授業はありますが、大学ほど授業による時間的拘束ははるかに少ないです。そのため、時間的には、自分で自由に使える時間のほうが圧倒的に多いのです。
ただし、それほどアルバイトが出来ない、大学院生が忙しい理由があります。
毎週、所属する専攻にて開催される「ゼミ」というものです。
ゼミでは、自分の研究計画書を発表して助言を貰ったり、ゼミで輪読している海外の教材を要約して説明する発表があったりと、発表者当番というものがあります。
その発表時は、濃密な時間となるため、質疑応答に答えられるほどの知識と情報を蓄えるといった事前学習や資料作成などにかなり時間がかかります。
そのため、その大学院生活に支障をきたさない程度の頻度や時間に適したバイト選びが必要です。
頻度
あくまでだるまんやだるまんの知る方々を参考にした場合、平均的には、平日なら半日週1~2回程度、もしくは週末丸1日というケースが多かったです。
大学生のように、週3~4日で、夕方からがっつりアルバイト!というのは難しいと思います。なぜなら、大学院生は長時間の学習時間が必要だからです。
バイトの種類
看護系バイトで探すと、さまざまバイトが出てきます。例えばですが、だるまんが見聞きしてきた方たちのアルバイトを参考に挙げてみます。
- 医療コールセンター
- 老健の夜勤
- 週末の病棟勤務
- 健康教室の補助
- クリニックの診療補助
他にもたくさんあると思いますが、ポイントは短時間で取組めることです。夜勤は別ですが、平日ならほぼ3時間~半日、週末なら1日で出来るバイトであるということです。
それ以外のアルバイト
チューター制度
大学院の規模や取り組みによって一概にはいえないのですが、大学院生のチューターというアルバイトがあります。
大学生の講義に助手として参加し、授業のサポートをすることで時給が発生します。
1回の授業で1時間半~3時間程度でちょっとしたバイトよりは良い時給だったと記憶しています。
授業の頻度によっても、大学によっても制度の有無、時間給の金額が異なってくると思いますので、実際に大学院説明会で先輩学生に質問してみることをおすすめします。
奨学金制度の利用
学士ローンを組むと低利子で奨学金を受けることが出来ます。返済義務のある奨学金はハードルが高くないので、利用するのもひとつです。詳しくはこちら▼
家族からの経済的支援
親や夫から経済的支援を受ける方もいらっしゃいます。将来に投資してもらうということもあれば、出世払いということで借りるという形を取るケースもありました。
勉強できることは家族のサポートあって出来ることでもありますから、ぜひ応援してもらえることがあれば応援していただき、必ずその誠意には時間が掛かっても金銭面ばかりでなく夢を叶えるといった期待応える形で返せたらいいですね。
まとめ
以上、看護系大学院生のバイトあるあるでした。お金の工面もそれなりに苦労はあり、だるまんの知人らからも「若いころの貯蓄が底を突きそうだ」との話を度々耳に挟みました。
今は立派に大学教員になられ、全額取り戻すのには時間は掛かるにしても、それと引き換えに違う境地を手に入れました。
みなさんもぜひ諦めずにあらゆる方法を模索して夢をかなえられることを願っております。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。次の記事は、「学業と子育ての両立」です♪