【お悩み相談#26】最大学費の112万円が戻るってホント?!【看護系大学院 看護】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院で学ぶとなると、国立大学院でさえも年間の学費だけで約120万円はかかるもので、費用の捻出には頭を悩ませるものです。

中には、お金が貯まってから大学院に行こう…と時期を遅らせる方もいると思いますが、国の支援で最大112万円が戻るとしたら、それも返済する必要がないとしたら、迷わず利用したいと思いませんか。

今回は、知る人ぞ知る、最大112万円が戻るコツについてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

大学院進学をすると、112万円が戻ると言う話を聞いたのですが、それって、どういう条件であれば適用されるのですか?学費が高いので少しでも負担を減らせたらと思っています。

だるまんの回答

悩む学費工面

大学院進学には、それなりに学費がかかるもので、

全額実費なのか、家族からの支援があるのか、どうやって工面しているのか、気になるものです。

実際に進学者に聞いてみると、

現役時代に貯蓄したお金をほとんど全額学費にはたいたという方、

親に借りて出世払いをすることにした方、

妻(夫)に理解を得て、学費支援をしてもらっている方、

貸与型奨学金や教育ローンを借りた方等など、潤った環境で進学している方よりは、何かしらの方法で工面をして進学を叶えている方のほうが大部分です。

112万円が戻る方法とは?

ところが、ある方法を使うと最大学費の112万円が戻ってくる、という学費工面の方法があるのです。

それこそ、「専門実践教育訓練給付金」です。

これは、奨学金のように毎月奨学金が給付されるのではなく、一旦支払った学費に対して、進学後6か月後ごとに申請をすることで給付される奨学金となっています。

給付額の明細は、教育訓練給付金学費の40%、年間上限額32万円なので、修士課程2年間であれば、

32万円×2年間=64万円

となります。

ここに、課程修了後に被保険者として雇用された場合(要は資格を活かした就職をした場合)、追加支給として、

学費の30%、最大48万円

が支給されます。

つまり、支給額をまとめると、

最大32万円×2年間+48万円=112万円

ということです。

適用条件は?

ここで気になることは、支給条件です。

条件は2点あります。

  • 条件①:専門実践教育訓練給付金制度を適用している大学院であること
  • 条件②:在職者の場合、進学前に被保険者期間が2年以上あること
  • 条件③:離職者の場合、離職後から進学までの期間が1年以内で、被保険者期間が2年以上であること

進学前までにはたいた経験のある方なら、ぜひ対象であるかどうかを、お住いの管轄ハローワークにて確認して頂くことが可能なので、ご相談をしてみてください。

制度適用の看護系大学院はどこ?

さらに気になることは、この制度を適用している大学院はどこなのか、ということです。

現在のところ、看護学系大学院の中で適用しているのは下記大学院です。

大学院名適用課程
【国立】弘前大学大学院修士課程 放射線看護師コース
【私立】東京医療保健大学大学院修士課程
【私立】愛知医科大学大学院修士課程CNSコース
修士課程NPコース
【私立】豊橋創造大学大学院修士課程
【私立】四日市看護医療大学大学院 修士課程CNSコース

上記の大学院の該当適用課程へ進学される方は、制度の適用が可能です。

国立の学費は年間約120万、私立の学費は国立の約2~2.5倍なので、支給対象になるのであれば、選択しない理由はない、です。

受験校を検討される際には、ぜひご検討をされてみては如何でしょうか。

まとめ

以上、「最大学費の112万円が戻るってホント?!」でした。

大学院進学への自己投資は決して気軽に決断できる学費ではないですが、この投資は、学歴という自分だけの不動産になります。

学費工面の方法にはさまざまな方法がありますので、ご自分に合った活用法を見つかるまであきらめずに情報を集めてみることです。

今回ご紹介した「専門実践教育訓練給付金」については、厚労省のサイトに掲載されていますのでご覧ください。

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