こんにちは、だるまんです。
本記事では筑波大学大学院公衆衛生学学位プログラムの分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【国立】筑波大学大学院公衆衛生学学位プログラム |
所在地 | 〒305-0005 茨城県つくば市天久保2丁目 |
アクセス | 「ひたち野うしく」「荒川沖」「土浦」下車、 「筑波大学中央」行きバスで約30分 (筑波大学病院入口で下車) |
問い合わせ先 | 筑波大学医学医療エリア支援室大学院教務 電話 029(853)3013・5668 E-mail: medgra-nyushi#@#un.tsukuba.ac.jp (メールを送信する前に「#」を削除してください。) 取扱日及び時間:月~金曜日の9時~12時15分、13時15分~17時 筑波大学大学院公衆衛生学学位プログラム公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程2年)のプラグラムは下記の図のとおりとなります。
取得できる資格は?
取得できる専門資格はなく、学位授与の実となります。
取得学位:専門職学位(公衆衛生学)
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 専門職学位課程 |
授与学位 | 修士(公衆衛生学) ※Master of Public Health (MPH) |
定員 | 8月実施:7名 1-2月実施:3名 |
入学月 | 4月 |
履修期間 | 2年 |
選抜方式 | 一般選抜(外国人留学生、社会人特別選抜若干名を含む) |
出願資格審査 | 8月実施:2021年6月29日(火) 1-2月実施:2021年11月29日(月) |
出願期間 | 8月実施:2021年7月1日(木)12時~7月16日(金) 1-2月実施:2021年12月1日(水)12時~12月17日(金) |
試験日 | 8月:実施8月18日(水) 1-2月:実施2月2日(水) |
合格発表 | 8月実施:2021年9月8日(水)10時 ~ 9月14日(火) 1-2月実施:2022年2月16日(水)10時 ~ 2月22日(火) |
入学手続期間 | 令和4年3月上旬 |
初年度納入金 | 入学料 282,000 円 授業料年額 535,800 円 |
昼夜開講制度 | あり |
長期履修学生制度 | あり |
募集要項 | 令和4年募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
残念ながら入試データが公表されておらず、算出できませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
英語 | 専門 | 面接 | |
修士課程 | スコア提出 | 〇 | 〇 |
試験時間 | – | 60分 | – |
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているので参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
日程 | 2021年(令和3年)6月12日(土) 2021年(令和3年)11月20日(土) |
形式 | Zoomを用いたオンライン会議形式 |
事前申込 | 要 |
くわしくはこちら
事前面接は必須?
事前面接は、必須です。
志望する指導教員と事前に連絡をとってください。研究分野に関してのお問い合わせ先(専攻)はこちら
募集要項
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、窓口受け取り・閲覧、郵送請求が可能です。
窓口 | フロンティア医科学専攻事務室 〒305-8575 茨城県つくば市天王台1-1-1 TEL.029(853)3118 |
郵送方法 | こちら |
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は、公式サイトからのダウンロードとなります。
よくある疑問
働きながら通える?
筑波大学大学院公衆衛生学専攻では、毎学期月曜日から金曜日の間、これまでの昼間の授業に加えて、2単位相当時間以上の夜間の授業を開講しています。
授業時間:第7時限 18:00~19:15 第8時限 19:20~20:35
それ以外に、長期履修制度を利用することも可能です。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程 | |
入学金 | 282,000 円 |
学費/年 | 535,800 円 |
合計 | 1,353,600円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
奨学金制度はある?
募集要項には、下記の奨学金が紹介されています。
詳しくはこちら
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
他にも経済支援に対する授業料免除や分割支払い制度などもありますので、必要な場合下記へご相談をされてみるとよいと思います。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、筑波大学大学院公衆衛生学学位プログラムの受験全般の解説でした。
筑波大学大学院は、働きながらの進学が可能です。受験校に検討されてみては如何でしょうか。