【国立・三重大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【医学系研究科看護学専攻】

大学院受験情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では三重大学大学院医学系研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容
大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること
三重大学大学院医学系研究科看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【国立】三重大学大学院医学系研究科看護学専攻
所在地〒514-8507
三重県津市江戸橋2-174
アクセス近鉄名古屋線 江戸橋駅下車 
附属病院まで徒歩10分 
総合研究棟 I まで徒歩20分
問い合わせ先三重大学 大学院医学系研究科 
TEL:059-232-1111(代)
公式サイト

どのようなコースがあるの?

三重大学大学院には、修士課程2年、博士課程3年課程があります。

取得できる資格は?

下記の資格取得コースがあります。

資格名課程分野
看護教育学看護師(CNE)修士【基盤看護学】看護教育分野
老年看護専門看護師(CNS)修士【実践看護学】老年看護学分野
がん看護専門看護師(CNS)修士【実践看護学】がん看護学分野
CNEとは?

病院での看護教育に対して責任を担う看護生涯教育のスペシャリストのことで、「クリニカル・ナースエデュケーター」の略でCNEといいます。

大学院のCNEコースを履修することで、教育者の教育能力アップを図ることが出来ます。

試験資格ではないので、CNEコース履修者という扱いになります。

専攻分野とは?

専攻分野は修士課程と博士課程で分野が異なります。

修士課程
博士課程

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース修士論文コース
専門看護師(CNS)コース
看護教育学上級実践者(CNE)コース
博士課程
授与学位修士博士
定員第1次:11名
第2次:若干名
第1次:3名
第2次:若干名
入学月4月4月
履修期間2年3年
選抜方式一般選抜
社会人特別選抜(5年以上の看護業務の実務経験者)
一般選抜
社会人特別選抜(5年以上の看護業務の実務経験者)
出願資格審査第1次:2021年6月10日 (木)~ 17日(木)第1次:2021年6月10日 (木)~ 17日(木)
第2次:2021年6月10日 (木)~ 17日(木)
出願期間第1次:2021年7月21日()~28日(水)第1次:2021年7月21日(水)~28日(水)
試験日第1次:2021年8月18日(水)第1次:2021年8月18日(水)
合格発表第1次:2021年9月10日(金)第1次:2021年9月10日(金)
初年度納入金81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
長期履修学生制度ありあり
最新募集要項令和3年度募集要項令和3年度募集要項

※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

残念ながら、大学院の入試データは公表されておらず、試験倍率を算出することはできませんでした。

試験科目は?

試験科目は下記のとおりとなります。

英語専門面接
修士課程(一般選抜)英語Ⅰ・英語Ⅱ
修士課程(社会人特別選抜)英語Ⅰ・小論文
博士課程
※15分のプレゼンテーション
試験時間90分60分

英語では、辞書の持ち込み1冊を持込可能で、電子辞書は不可です。

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

毎年6月に開催しています。

日程令和3年6月18日(金) 18:00~(約1時間程度)
令和3年11月26日(金) 18:00~(約1時間程度)
会場オンライン開催(Zoom)
プログラム・入学試験説明
・教育内容説明
・質疑応答
申し込み要→こちら

チラシ案内はこちら

修士課程に進学を希望し、オープンクラスで授業を受けたい方は体験授業を受けることが可能です。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

事前面接は必須?

募集要項にある通り、事前面接は必須です。

引用:募集要項

教員の連絡先は、募集要項もしくは公式サイトの研究室紹介サイトに掲載されています。

過去問取寄せ方法は?

過去問は窓口閲覧のみとなります。

  • 平日8:30~17:00
  • メモ可能、コピー・複写は不可
  • 事前連絡が望ましい
閲覧窓口

三重大学医学・病院管理部学務課
〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地
TEL:059-231-5424 FAX:059-231-5090

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項は、学務課大学院担当の窓口で受け取る(募集期間中)、もしくは郵送請求をすることが可能です。

請求先

三重大学医学・病院管理部学務課
〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地
TEL:059-231-5424 FAX:059-231-5090

詳しくはこちらのページにて、郵送請求方法を確認することができます。

よくある疑問

働きながら通える?

三重大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。

  • 昼夜開講制度を利用する
  • 長期履修制度を利用する

昼夜開講制度とは?

働きながら履修できるように、必要に応じて土曜日、日曜日及び祝日等に集中講義や研究指導を行う制度です。

利用を希望する場合は、担当の指導教授からの許可が必要となるため、事前面接時には相談をしてみることです。

長期履修制度とは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、出願時に長期履修制度申請書の提出が必要となります。

そのため、長期履修制度は入学後、希望して申し込めることではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金282,000円282,000円
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

  1. 日本学生支援機構奨学金
  2. 地方公共団体及び民間育英団体等の奨学金
  3. 「国の教育ローン」(日本政策金融公庫)
  4. 三重大学の授業料免除制度

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

奨学金問合せ先

学務部学生支援チーム 1番窓口(奨学金担当) 総合研究棟II 1階
059-231-9061 内線9061
menjyosyogaku★ab.mie-u.ac.jp
(メール送信の際は、「★」を「@」に変更してください。)

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

問合せ先

三重大学医学・病院管理部学務課
〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地
TEL:059-231-5424 FAX:059-231-5090

まとめ

以上、三重大学大学院医学系研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。

三重大学大学院では、修士課程で全国でも少ないCNEコースがあること、博士課程では3名の指導担当者がつき、講義はオムニバス形式、ディスカッションを中心とした教育を行うことで俯瞰的な視野を育成する教育方針をもっている点が特徴と言えます。

長期履修制度や昼夜開講制を設けており、修士課程から博士課程までの長期間、働きながら進学することが可能な大学院でもあります。

受験校に検討されてみては如何でしょうか。

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