こんにちは、だるまんです。
本記事では鳥取看護大学大学院看護学研究科看護学専攻の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。
大学院の基本情報
専攻名 | 【私立】鳥取看護大学大学院看護学研究科看護学専攻 |
所在地 | 〒682-8555 鳥取県倉吉市福庭854 |
アクセス | JR倉吉駅からスクールバス約5分 |
問い合わせ先 | 入試広報課 メール:seikyu1@tcn.ac.jp TEL:0858-26-9171 FAX:0858-26-9123 大学公式サイト |
どのようなコースがあるの?
博士前期課程(修士課程2年)があります。
取得できる資格は?
現在のところ、取得できる専門資格課程はないです。
専攻領域とは?
領域は下記のとおりに別れています。
- 地域イノベーション看護
- 看護教育学
- 地域包括ケア
- メンタルヘルスケア
- 地域志向臨床看護
- 母性小児看護
- 療養支援看護
- 感染管理看護
- 看護生体
詳しくはこちら
試験概要
まずは募集要項の内容を抽出してみました。
募集要項
コース | 修士課程 |
授与学位 | 修士(看護学) |
定員 | 5名 |
入学月 | 4月 |
履修期間 | 2年 |
選抜方式 | 一般入学試験 社会人入学試験(実務経験3年以上) |
出願資格審査 | 第1回:令和3年8月2日(月)~8月16日(月) 第2回:令和4年1月7日(金)~1月14日(金) |
出願期間 | 第1回:令和3年9月3日(金)~9月10日(金) 第2回:令和4年2月3日(木)~2月14日(月) |
試験日 | 第1回:令和3年9月18日(土) 第2回:令和4年2月19日(土) |
合格発表 | 第1回:令和3年9月26日(日) 第2回:令和4年2月27日(日) |
入学手続き | 第1回:令和3年9月27日(月)~10月8日(金) 第2回:令和4年2月28日(月)~3月11日(金) |
初年度納入金 | 入学金:200,000円(※鳥取看護大学大学院ファミリー支援/鳥取看護大学卒業生支援あり) 授業料:600,000円 教育・設備充実費:100,000円 |
昼夜開講制度 | あり |
長期履修学生制度 | あり |
募集要項 | 令和4年度募集要項 |
※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。
試験倍率は?
入試データが公表されていないため、残念ながら算出することができませんでした。
試験科目は?
試験科目は下記のとおりとなります。
看護総合問題 | 面接 | |
修士課程(一般選抜) | 〇 一部英文を含む | 〇 |
修士課程(社会人選抜) | 〇 | 〇 |
試験時間 | 60分 | – |
※筆記試験(英語)は、英和辞書1冊の持ち込みを認めます。ただし、電子辞書および専門用語の英和辞書は持ち込めません。
試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているので参考ください。
受験にお役立ち情報
大学院説明会はいつ?
大学院説明会は、開催されておらず、希望があれば個別対応となります。
入試に際して疑問点等があれば、躊躇することなく、志望先教授もしくは入試広報課へ問い合わせてみることです。
事前面接は必須?
公式サイトによると、事前面接は必須です。
各教員の連絡先は、募集要項に掲載されています。
事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓
過去問取寄せ方法は?
過去問は、窓口閲覧が可能です。
- 平日9時~17時
- メモ可能
- 事前連絡をすることが望ましい
募集要項の取寄せ方法は?
募集要項は、入試広報課へ連絡することで、郵送請求が可能です。
よくある疑問
働きながら通える?
鳥取看護大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。
- 昼夜開講制度を利用する
- 長期履修制度を利用する
上記の制度を利用する場合は、事前相談の際に、志望先の教授に事前に相談することが必要です。
昼夜開講制度とは?
土日や平日夜間に授業や指導を行う制度のことを、昼夜開講制といいます。
鳥取看護大学大学院では、この昼夜開講制度を導入しており、教授との相談のもと、履修や指導時間を調整しながら学業を進めることが可能となります。
具体的には、履修する学生の勤務状況等を考慮し、平日の夜間及び土曜日開講、集中講義などを組み入れ学修しやすいよう配慮した時間割を設定します。
この制度を利用するには、事前に志望先の教授への相談が必要となりますので、事前面接の際には必ず相談をされてみることです。
長期履修制度とは?
長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。
例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。
長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。
そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。
長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓
学費はどれくらい?
学費は、下記の通りとなります。
修士課程(2年) | |
入学金 | 200,000円 |
学費/年 | 600,000円 |
教育・設備充実費/年 | 100,000円 |
合計 | 1,600,000円 |
これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。
詳しくはこちら
奨学金制度はある?
下記の奨学金が紹介されています。
- 日本学生支援機構奨学金
- 鳥取県看護職員修学資金
詳しくはこちら
奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。
給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。
他にも経済支援に対する授業料免除や分割支払い制度などもありますので、必要な場合下記センターへご相談をされてみるとよいと思います。
子育て中でも大丈夫?
子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。
入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。
2・3流大卒でも合格できる?
卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。
学士がなくても進学できる?
基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。
- 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
- 学位授与機構で学位を取得する
- 学士を取得してから大学院受験をする
出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に「出願資格認定審査」を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。
詳しくはこちらの記事にまとめています↓
学位授与機構で学位を取得する
必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。
こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓
学士を取得してから大学院受験をする
大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。
看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。
問い合わせ先
不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。
まとめ
以上、鳥取看護大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。
鳥取看護大学大学院では、平日夜間・土曜日開講を行っており、働きながらの進学を大いにサポートしている大学院です。
受験校に検討されてみては如何でしょうか。