こんにちは、だるまんです。
大学院受験に合格した皆さま、合格、おめでとうございます。
忙しい中の受験を経て、せめて入学式までは休みモードで、旅行やデート、お買い物等、ゆったり、のんびりと悠々自適な時間を過ごされることと思います。
ところで、肝心な、「コト」は、終わらせていますか?
え?肝心なコトって?課題なんてないし…
当然です、だって大学院生ですから。
言われてなくてもやっておかなければならないコトを自ら気づいてこなしていく、これが院生の流儀です。
入学前までに終わらせておくべき「コト」が何なのかに気づいていない方のため、救済処置としてお話しします。
院生は忙しい
大学院生になると、非常に、時間的に、忙しくなります。
研究室で深夜遅くまでパソコンに向かって作業をしたり、夜なべをする、それでも足りずに、土日を返上して研究室にこもるなんて姿を、頻繁に見かけます。
ところで、そもそも、何にそんなに忙しいのか。
忙しい理由
具体的には、「授業に参加するための予習や準備」と「自分の看護研究活動」の二つです。
この二つの共通点は、資料を作成することです。
論文を量で読み、文献を引用しながら自分の意見をまとめたり、補足資料を作成したり、エビデンスを高めるための資料を調べたり……
そのため、とにもかくにも、時間を要する作業の数々です。
ゴールデンウイークからは本格的に始まる
さらに、入学したての4月は新入生待遇を受けますが、ゴールデンウイークを過ぎたころからは、在校生と立場は同じになります。
授業は本格的に始まり、当然、ゼミでプレゼンの当番が回ってきます。
すると、誰もが時間との戦いが始まるのです。
4月までに終わらせておくべき宿題
だからこそ、今、時間があるうちに、自分のために入学前からできることがあるのです。
いえ、やっておくべきことがあります。
それは、
「自分の看護研究活動」
です。
ゴールデンウイーク明けには、ゼミでの発表、指導教員との研究指導が始まりますので、その準備を今からしておくことで、時間的・精神的に余裕を持って、快いスタートを切ることができます。
何をどこまでやっておくべき?
一つ目
まず、看護研究の知識がないという方は、書籍を数冊手に入れて、読んでおくことです。
看護研究の基礎、統計学、質的研究、量的研究は、ゼミでもよく出てくる話なので、書籍で知識を蓄積しておくことが、事前学習に直結するはずです。
二つ目
次に、文献リストを作成しておくことです。
研究テーマにしようと考えている周辺文献を多く読みこなし、文献リストを作成します。
その文献リストをまとめてみて、何が研究されていないのか、どのような研究がされているのかを、自分なりに整理しておくことです。
そして、自分の研究テーマに近い研究、つまり先行研究になれそうな論文の候補も見つけておくことです。
準備ある者に開かれる
もうすでに準備のできている方は、入学式までルンルン、ランランで…
そうではない方は、ルンルン、ランラン♪、といっていられるのも、今日までです。
今日からは、頭にはちまちを巻きなおして、院生モードでスタートを切ってください。
チャンスとは、準備のある者に開かれるものです。
もう、院生生活は始まっています。