こんにちは、だるまんです。
大学院でもっと学びを深めてみたい、学位を取得したい、専門の資格取得をしたい等など、大学院進学を決めたところで、誰もがぶつかる壁、それが「研究テーマ決め」です。
研究テーマを考えても浮かばない、何をヒントにしたらいいかわからない、決めてみたけどこれが大学院受験にふさわしいか不安等など、研究テーマを決めるにあたり試行錯誤される方は非常に多いです。
そこで、今回は、大学院受験に向けた研究テーマ決めの簡単なステップと決め基準のポイントについてお話しします。
質問内容
大学院進学をしたいと思い調べたところで、研究テーマが必要であることを知りました。研究テーマってどうやって決めたらいいんですか?
だるまんの回答
ゼロから始めない
研究テーマ決めが難しい理由は、ゼロから始めようとするからです。
母性看護師進学希望者を例にあげれば、
「研究テーマ、何にしよう?…双生児出産の母親の不安とか?それとも母親の親意識はどうだろう?うーん…」
これではどの研究テーマが自分にとっても大学院受験にもふさわしいものなのかを選別する決め手がなく、ドンドンるつぼにはまっていきそうです。
そうではなく、まずはご自分の分野で、気になるキーワードに関する研究論文を片っぱしからかき集めてみてください。
それにより、何が研究されて明らかになり、何が明らかになっていないのか、誰を対象にどういう研究方法で研究されているのか、分析していくと、誰も行っていない研究が浮き上がってくるはずです。
それこそ、答えなのです。
詳しくは、下記の記事にステップを解説していますので、よろしければご参考ください。
研究テーマを決めるポイント
上記でお伝えしたステップを踏みながら研究テーマを決める際に、忘れてはならない大事な事柄があります。
研究テーマは自分のアバターでもあり、合否を分ける大事な要素であると言うことです。
大学院進学で決めた研究テーマはその後の看護研究者として生きるうえで、長い付き合いになるテーマになる可能性は十分に秘めています。
さらに、その研究テーマが志望先の大学院教授に関心を持ってもらえるかどうか、というのも筆記試験並みに大事な判定要素とも言えます。
なぜなら、それが教授にとって学生を受け入れたいかどうかを判断する材料になり得るからです。
そういう意味で簡単に適当にすばしっこく決めてはいけない、深堀して熟慮して決める事柄だからこそ、より難しいのだとは思いますが、ここで精いっぱい取り組むことで、志望校への合格へ一歩進むことになりますので、ぜひ慎重に気を抜かずに取り組んで頂きたいです。
研究テーマを決める際の大事なポイントについては、こちらの記事にまとめています。
まとめ
以上、「研究テーマ、どうしても決まらない、どうしたらいい?」でした。
大学院受験を決めて、準備にとりかったところで、さっそくやってくる第一関門が「研究テーマ決め」です。
そもそも、看護研究を学びに大学院へ行くのに、入る前から研究テーマを決めるだなんて、いきなりハードル高すぎる!と言いたくなるところですが、このテーマ決めから既に大学院生活が始まっている、看護研究は始まっている、と言っても過言ではないと思います。
要は、そのような課題をどれくらいクリアしてくることが出来るか、それを教授ははかっていることを忘れずに、真摯に取り組めば、必ず良い結果があるはずです。