こんにちは、だるまんです。
大学院合格の通知をもらったら、入学前までの期間、どのように過ごされるご予定ですか?
「特に準備ものは聞いてないし、アルバイトをして貯蓄しておこうかな」
「長期旅行に出かけようかな」
「実家に戻って、のんびりしようかな」
…等など、それぞれの過ごし方があると思います。
それもありですが、ここで少し、辛口、失礼いたします。
その考え方、かなり甘いです。
大学院だとはいえ、新入社員なみに、入学前にしておくべき事前学習があります。
それは、研究関連の基礎知識です。
その理由と準備方法について解説していきます。
入学前にしておくべき事前学習
透明人間になる可能性
大学院の在学生とは、年齢、学歴、職場、経験値等など、実にバックグラウンドは十人十色です。
つまり、研究キャリアもさまざまで、研究知識の度合いについては、初心者レベルから上級者までが集まっています。
研究知識のレベルがバラバラである学生らが、週1回のゼミでという名目で一堂に会して、研究について共に論じていくのですが…
ここでの問題は、「誰のレベルに合わせて話すのか」、ということです。
結論から言うと、ずばり、「教授のレベル」です。
となると、一定レベル以上の基礎知識がなければ、ゼミで交わされる話の内容も意味も理解できない、理解できないから質問も感想も言えない、聞かれても答えられなくなり…
ないないない続きの果てには、まるで、透明人間のように存在感ゼロになってしまいます。
自信がつけば、学校生活が楽しくなる
気づいたころには時すでに遅しです。
合格通知をもらったら、まずは、受験勉強と同じペースで看護研究に関する事前学習を始めてください。
集中型なら、3か月くらいの自己学習で、このスキルは一生モノになります。
自信がつけば、決まって、学校生活が楽しくなります。
看護研究関連おすすめ本【厳選】
事前学習で身につけておきたい具体的な基礎知識とは、下記の科目です。
- 看護研究
- 質的研究
- 量的研究
- 統計学
大学院入学後、この辺の基礎知識は、知っていること前提でゼミが始まります。
これを機に、知っていることはより深め、うろ覚えならやりなおし、知らないことは学んでください。
そうは言うものの、看護研究に関する専門書籍代は高いです。
買うたびに痛々しい思いはありますが、それは、希少価値で生産性ありだと投資名目をたてて、ポチってきました。
一度購入したら、半永久版ですので、自己研磨・成長には欠かせない投資だと思って、これからご紹介する書籍を、手にとってみてください。
その①看護研究の基礎知識
看護研究の本は、長文で難しい文章が並ぶ専門教科書が多いですが、イラストと会話調での解説で、基礎から優しく学ぶことができます。
看護研究の基礎知識を学ぶことが出来ます。論文を作成して学会投稿するまでの一連の流れを詳細に解説しているので、大学院での研究作業の予習になります。
その②質的研究の基礎知識
質的研究の基礎本って、難しくてわかりづらいという読者の気持ちを察して書かれた学習本です。質的研究の基礎知識から実践編まで学べます。
口コミでも高評価の看護学質的研究方法の入門書です。質的研究の基礎知識をもっとしっかり学びたい人向けです。少々お高めですが、在学中1冊は持っておきたい参考書だと思います。
その③量的研究の基礎知識
量的研究では統計解析が必要となりますので、それなりの専門知識が必要です。関数や統計などに苦手の方や初心者の方に向いている好評本です。
その④統計学の基礎知識
医療統計なので、看護に特化してはいないですが、長文だけ書かれているようなテキストで理解できないなら、このイラスト解説のほうがうんと理解できると思います。
研究分析には欠かせない統計学は、つまずきやすいです。大学院の研究では統計ソフトを使うので、基礎知識は必須です。統計解析、解析手順、論文への書き方が学べます。
人生は、準備された人間に開かれる
大学院とは、受け身的に学ぶだけでなく、これまでの臨床や職務経験でインプットしてきた知識をすべてアウトプットできる楽しみのある聖地です。
今までインプットしてきたものを存分に吐き出せるように、その下敷きとなる研究関連知識を身につければ、言うまでもなく、大学院生活は充実します。
人生は、準備された人間に開くということ…
今回ご紹介したおすすめの本を載せておきます。
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だるまんがおすすめする受験教材、書籍をこちらの本棚に並べています▼