【お悩み相談#39】大学院説明会での研究室見学先選択は超重要!気になる研究室が二つある場合は、どうする?【大学院説明会】

大学院説明会

こんにちは、だるまんです。

毎年、5月頃から大学院受験の入試説明会が始まっており、これから参加予定の受験生が大勢いると思います。

説明会当日のプログラムは学校ごとに異なるものですが、大学院によっては全体説明の後に、希望の研究室ごとにわかれて、研究室見学件座談会の時間を設けられていることがあります。

その研究室見学先とは、気軽に決めてはならぬ、場合によっては後で後悔することになりえるという話を、これから大学院説明会へ参加される受験生に向けて、お話をします。

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質問内容

相談者
相談者

近々、A大学大学院説明会に参加します。当日プログラムには、全体説明の後に、希望の研究室見学がありますが、気になっている研究室が2カ所あります。どちらに参加してみるべきですか?

だるまんの回答

希望研究室という名の受験宣誓

大学院の入試説明会には、中高大学受験の説明会とは異なる点が1つあります。

それが、「全体説明の後に研究室見学がある」という点です。

大学院によっては行わずに全体の質疑応答で終了する場合もありますが、大半の大学院では、「研究室見学」、「研究室別説明会」、「研究室別座談会」等が行われています。

時間にして30分~1時間程度で、選択した研究室ごとに受験生はわかれて、研究室の教授や在校生とともに自由質疑応答や座談会などが行われます。

全体説明とは異なり、研究室内で、お茶やお菓子等が配られ(今はコロナ禍なのでそのようなことは控えていると思いますが)、ワイワイと賑やか、和やかな時間で、ネットでは得られなかった受験情報や研究室の雰囲気を知ることができるので、とても貴重な機会になります。

しかし、この研究室見学先の選択という時点で、既に受験は始まっているということを、受験生は意識しておく必要があります。

なぜなら、研究室見学先の選択は、受験宣誓の第1歩目だからです。

あいまいに決めてはマズイ理由

この研究室見学先を既に決めている方なら迷うことはないと思いますが、

説明会を聞いてみたところで、本命はあっちだけど、気になるこっちにしてみようかな?

まだ決まってないから、とりあえず受験生が多い研究室に行ってみようかな?、

ということで、その場であいまいに決めてしまっては、少々マズイのです。

というのも、教授は、研究室見学に来た学生のことをしっかり記憶しているからです。

見学に来たからにはそれなりに受験の意志があり、近々、事前相談にも来る受験生だと認識されることが多いです。

そのため、万が一、研究室見学後に気が変わって、他研究室へ受験をすることがあるとしたら、それなりの理由がない限り、基本的に難しい、平たく言えば、気まずくなります。

だからこそ、選択を間違えないように、ここは、慎重に決める必要があります。

研究室見学先決めるポイント

では、どうやって決めるのか。

まずは受験を決めている第一志望研究先に参加をすることです。

もし、参加してみて、自分が思っていたものと相違があると感じたら、それはそれで、その時にわかってよかったとして、第2志望先を第1志望先にかえることです。

同じ大学院で志望先研究室を変えるとしたら、さきほど述べたように気まずさはあるので、必ず、受験前に行う事前相談の場で、その旨も合わせて志望先教授に理由を話してみてください。

なぜなら、教授は研究室見学に来なかった学生が当研究室に受験をすることに違和感を感じるからです。

ここで、なぜ、研究室見学に参加しなかったのか、教授に聞かれなくても自ら明らかにすることです。

まとめ

以上、「大学院説明会での研究室見学先選択は超重要!気になる研究室が二つある場合は、どうする?」でした。

大学院説明会は受験生が気軽に参加できる場ではありますが、同時に、受験宣誓の一歩でもあるので、説明会参加をされる際には、どの研究室に受験するのか、事前によく情報収集をして確信を持って参加することです。

ここは慎重に。

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