【国立・信州大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【医学系研究科保健学専攻看護学分野】

大学院情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では信州大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学分野の分野・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容
大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること
信州大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学分野の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

専攻名【国立】信州大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学分野
所在地〒390-8621
長野県松本市旭3-1-1 
アクセスJR松本駅「お城口(東口)」バス停から
「北市内線西まわり」または「北市内線信大病院行」に乗車し約20分、
バス停「信大病院玄関前」で下車
問い合わせ先信州大学大学院 総合医理工学研究科入試事務室
(信州大学医学部大学院係)
TEL:0263-37-3376 (平日:9:00~17:00)
FAX:0263-37-3080
mdaigak(at)shinshu-u.ac.jp
お問い合わせフォーム
大学公式サイト
大学院医学系研究科公式サイト

どのようなコースがあるの?

信州大学大学院には、博士前期課程(修士課程2年)と博士前期課程(博士課程3年)があります。

取得できる資格は?

信州大学では、下記の資格を取得することができます。

資格名課程コース名
周麻酔期看護師修士高度実践看護師(周麻酔期看護師)コース
コース受験の要件

看護師免許を有し,手術室(準ずる領域の場合は,志望する研究分野の担当教員又は大学院係に相談)で3年以上の看護経験を有することが望ましい。

専攻領域とは?

領域は下記のとおりに別れています。

  • 基礎看護学領域
    • 基礎看護学
  • 成人・老年看護学領域
    • 成人看護学
    • 老年看護学
    • 高度実践看護師(周麻酔期看護師)コース
  • 母子看護学領域
    • 小児保健・看護学
    • リプロダクティブ・ヘルス看護学
  • 地域・国際・精神看護学領域
    • 地域・国際看護学
    • 精神看護学

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

募集要項

コース博士前期課程(修士課程)博士後期課程(博士課程)
授与学位修士(看護学)博士(看護学)
定員14名6名
入学月4月4月
履修期間2年2年
選抜方式一般選抜
社会人特別選抜
(3年以上の実務経験を有する方)
一般選抜
社会人特別選抜
(3年以上の実務経験を有する方)
出願資格審査令和3年6月14日(月)~ 6月18日(金)令和3年6月14日(月)~ 6月18日(金)
出願期間令和 3年7月20日(火)~ 7月30日(金)第1次:令和 3年7月20日(火)~30日(金)
第2次:令和 3年11月8日(月)~19日(金)
試験日令和 3年8月28日(土)令和 3年12月18日(土)
合格発表令和3年9月14日(火)令和3年9月14日(火)
初年度納入金81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
昼夜開講制度ありあり
長期履修学生制度ありあり
募集要項令和3年募集要項令和3年募集要項

※上記の内容は、過去の募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

残念ながら、入試データが公表されておらず、算出することが出来ませんでした。

試験科目は?

試験科目は下記のとおりとなります。

英語面接
修士課程(一般選抜)
博士課程(一般選抜)
試験時間90分

辞書(医学用語辞典を含む。)の持ち込みを可、電子辞書及び辞書機能をもつ電子機器類は不可です。

試験対策に関する記事はこちらにまとめています。筆者がおすすめする教材もご紹介しているのでご参考ください。

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

毎年6月に開催されています。

日程令和 3年 6月 5日(土)
内容説明・個別面談・質疑応答
開催方法遠隔会議システムZoomを使用
事前申込

詳しくはこちらに掲載されています。

事前面接は必須?

募集要項にある通り、事前面接は必須です。

教員の連絡先は、募集要項もしくは領域紹介ページに連絡先が掲載されています。

事前面接の取り組み方はこちらにまとめています↓

過去問取寄せ方法は?

過去問は非公開となっていますので、志望先領域の部分を看護国家試験問題で解きなおしてみる、他大学院の過去問を参考に閲覧してみることも可能です。

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項及は公式ホームページからダウンロードすることができ、願書書類もダウンロード用様式が掲載されています。

よくある疑問

働きながら通える?

信州大学大学院で、働きながら進学するには下記の制度を利用する方法があります。

  • 長期履修制度を利用する

近年、働きながら進学を希望される方のために「社会人特別選抜」で試験科目を減らしたり、平日夜間・土曜開講などが行われる「昼夜開講制度」を導入している大学院は多いですが、信州大学では導入されていない状況です。

そのため、働きながらの進学をされるとしたら、その旨を志望先の教授に相談のうえ、下記の長期履修制度を利用するという方法が選択肢となります。

長期履修制度とは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、入学志願票の所定欄に希望を記載し、合格者には申請手続方法について通知されます。

そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金282,000円282,000円
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

奨学金制度はある?

下記の奨学金が紹介されています。

詳しくはこちら

奨学金には、学校卒業後に返還が必要な「貸与型」と返還が不要な「給付型」があります。

給付型は基本的に競争率が高いので、早めの準備でエントリーすることをおすすめします。

他にも経済支援に対する授業料免除や分割支払い制度などもありますので、必要な場合下記センターへご相談をされてみるとよいと思います。

奨学金相談窓口

〒390-8621
長野県松本市旭3-1-1
信州大学 学生総合支援センター経済支援グループ
TEL 0263-37-2199

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

卒業学歴関係なく、希望されるようであれば合格は十分可能、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

不明な点は躊躇することなく問い合わせをしてみることです。

問合せ先

信州大学大学院 総合医理工学研究科入試事務室
(信州大学医学部大学院係)
〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1
TEL:0263-37-3376 (平日:9:00~17:00)
FAX:0263-37-3080
mdaigak(at)shinshu-u.ac.jp

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大学公式サイト
大学院医学系研究科公式サイト

まとめ

以上、信州大学大学院医学系研究科保健学専攻看護学分野の受験全般の解説でした。

信州大学は働きながらの進学に手あついサポートがあるかというと、他校に比べて若干手薄な印象はありますが、長期履修制度を上手く活用することで、修士・博士と一貫して通学できる大学院ではあります。

過去問の公開がないので受験対策に不安要素はあると思いますが、返せば、後悔しない分だけに試験対策ができないのですから、採点基準には多少計らいがあるのではないかという推測です。

受験校に検討されてみては如何でしょうか。

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