こんにちは、だるまんです。
妊娠・出産・育児期間というライフイベントにあたったら、それこそ大学院進学のチャンス到来です。
仕事と家庭と研究を両立するなんて…と思われるかもしれませんが、それは、なんとかできます。
というと、無責任な言葉に聞こえるかもしれませんが、みなさん、なんとかしています。
どうやって仕事と家庭と研究を両立していくのか、その生活について解説します。
育児休業をきっかけに大学院へ進学しよう説
大学院の育児環境の特徴
大学院での、妊娠・出産・子育ては、自分自身にとっても、子供にとっても、とてもいい環境にあります。
在学期間中に、妊娠、出産を経て育児へとシフトしていくプロセスを目の当たりにして、感じたことです。
まずは、大学院の育児環境の特徴を挙げてみたいと思います。
- 時間の融通がききやすい
- 女性が多いので、育児への理解・協力が得やすい
- 休学制度を利用できる
- 大学院に近い保育園利用で同じ時間帯に登下校が可能
このようなメリットがあり、基本的に、育児と学業の両立というのは、可能です。
具体的な両立方法
学費の工面
最も気になることは、学費の工面だと思います。
大学院の学費は、修士・博士課程合わせて、国立の場合は約340万円、私立の場合は約800万円かかります。
その学費の工面方法は、自分の貯金を使う、家族の支援に頼るというケースが多いです。
他には、日本学生支援機構が行っている学生奨学金をもらう方法です。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、現在、在職中の方であれば、専門実践教育訓練給付金を利用することも検討予知です。
仕事をしながら大学院へ行く方法
学費工面のため、離職せずに大学院へ行くという方法もあります。
長期履修制度や昼夜開講制を導入している大学院が増えてきており、夜間授業の開催、土日登校、履修年数を延ばすことで学費の納付も年数分に分割されます。
職場と研究室の二者の理解があって成り立つことですので、両者へのご相談が必要不可欠ですが、卒業後の進路で臨床に戻るということであれば、相談余地は十分にあると思います。
仕事と家庭と研究を両立する方法
仕事と家庭と研究を両立させることというのは、想像するだけでも、大変です。
実際にその環境に置かれている方々によると、「大変だけど、なんとかしようとしてる」と聞きます。
家庭や育児のことで自分ができないことを自ら何とかしようと家族にお願いしてみたり、研究室の学生に協力をお願いしたりしながら、学業を進めているとのことでした。
つまり、共通した背景には、「家族の理解と周囲の協力」があってのことのようです。
実際に、両立されている方のインタビュー記事を見つけたので、載せておきます。
http://www.clg.niigata-u.ac.jp/akwps01/wp-content/uploads/2017/04/03kango_aiki.pdf
研究室によって育児環境は異なる
ここで、一つ強調しておきたいことがあります。
教授によっても人それぞれの価値観を持っているので、上記に挙げた環境がすべての研究室にあるとは断言できない、という点です。
院生ママになるための具体的な準備方法・注意点はこちらの記事をご参考ください。
院生ママになろう
院生ママになろうと思ったら、家族を始め、あなたを取り巻く人々の理解と協力があって成り立つことであります。
その辺りをよく精査して、協力してもらえるように働きかけることまでも、あなたの努力にかかっていると思います。
一度きりの人生です。
自分が、やってみたかったことができた人生だったと言える人こそ、本当の幸せな人だと思います。
自ら、幸せになろう。