待ち遠しく待った休日のデート。ランチを終えたところで決まって次に行く宛もなく、どこいく?どこいく?と、軽口をたたきながら適当にカフェに入って座った…アイスコーヒーをガラガラと音を立てないようにとかき回しながら、何を話そうかなぁと話材探しに頭の中をグルグル。その沈黙、大丈夫ですか?
沈黙には意味がある
沈黙って変?
平日にはお互いの仕事や生活に忙殺され会うことはままならず、せめてもの連絡は朝と夜の連絡程度で、休日に会えることを楽しみにしていたところで、いざ休日が訪れ…
平日話せなかった分を埋められるほどの会話に期待をして心弾ませながら会うのですが、ランチが終わる頃には、話したかった事も聴きたかった事も、それなりに風呂敷を広げ終えてしまい、話すネタが無くなり、訪れる沈黙。
沈黙を埋めようと無い話材を絞りながら話してみるけど、長い話には発展せず…
だからといってお店を出るにはせかしているようで、特に次に行く宛もなく…
目のやり場がなく、ただただ無言のままやり過ごす、というカップルをよく見かけますが、出会いの形に限らず、誰もが経験していることだと聞きます。
その沈黙が苦痛にならない、お互いが沈黙するタイプで自然体であるということであればいいのですが、「もっと話してくれたら…」と心のどこかで感じていたり、沈黙を破ろうと気を遣うことが独りよがりのしゃべりになっているとしたら、交際そのものを考えてみる必要はあると思います。
沈黙から見える彼の性格
彼の性格
そもそも、沈黙になるということは、お相手の男性について以下のことが考えられます。
- 気が回らない人
- 気付かない人
- 気を遣わないのを問題化していない人
別に何も言わなくても通じ合うものがあると思えるのであれば、そこまでですが、人間関係において、沈黙を打開しようと気を遣えないのもいかがなものかと…大人なら気を遣うべき事柄のベーシックコースです
もしも、彼があなたではなく会社の先輩と一緒にいるとしたら、あなたに見せる沈黙同様の態度を先輩にもとるでしょうか?先輩ではなかったら、取引先なら?彼のお母さんなら?友達なら?…と彼の見えない顔を心の目で見つめてみましょう。
あなたに対する彼の気持ち
沈黙一つをとっても、いろいろな角度から考えてみるべきことがあります。
- もともと沈黙な方なのか
- 私といると沈黙なのか
- 互いに苦痛なことなのか
- お互いに自然体なことなのか…
相手の外面ばかりでなく、「どういう人間なのだろう」と心の眼で本質を見つめてみましょう。
ここで始めから自称無口や見た目の無口を信じることは禁物です。なぜなら、男性は基本的におしゃべりだからです。男性が無口という時代はとうに過ぎました。現代の男性は実に女性並みにおしゃべりです。なぜなら、母親たちが息子たちを娘のように育ててきたからです。女性とは違って話す内容が異なっているだけであり、男性だけ集まれば、底なしにしゃべり続けます。
言い過ぎかもしれませんが、現代において無口な男性という概念は、ないといっても過言ではないと思います。あるとしたらそれは無口ではなく口下手なだけでしょう。
なぜなら、無口か否かは、相手によって、場所によって、内容によって、いくらでも変容するものだからです。
そして何より勘違いしてはいけないことは、無口=意見がないということではありません。あなたに意見を伝えていないだけで持論はきちんと持っているものです。
それを真っ向から、「あの人は無口だから」と安心しないようにしましょう。自分好みの素敵な女性が見えれば、お願いされなくても自分から一生懸命おしゃべりになるのが男性の性ですからね、お忘れなく♪
沈黙の打開策
試しに沈黙を打開してみようと思われるようでしたら、会話のネタ切れに困った時に時事ネタを使ってみましょう。
様々な時事ニュースが毎日ジャンル別に出ているので、ネタに尽きることがなく、日々の出来事は誰にでもあり得る事柄なので、話しやすいと思います。
ただ共有するのではなく、その事例を通して「If説」で相手の教養度・考え方・価値観・道徳倫理観・共感度のレベルなどを読み解くことで、相手を知る時間にもなれ、今まで知らなかった面を知ることもあるので、ぜひおすすめします。
他にも、相手の興味のある話を持ち掛けてみる、聞き上手になる、同じ趣味を持つ、気にするな、テレビの話をする、等を沈黙打開策として提案する話も聞きますが、極論を申せば、あなたのことが好きならば気を遣ってくれるのが恋愛する異性としての心理です。
もっと極論を申せば、異性に限らず同性でも、教養や精神の次元が合わなければ会話をしたとしても楽しくない、会話そのものも長続きしないと思います。
まとめ
沈黙というのは、人間関係において決して望ましいことではないと思います。その沈黙が心地よいものではないとしたら、今一度考えてみるべきです。あまやどりは何度も言いますが、男性は好きな女性には「つくしたい」という性を基本的に持っています。逆算をすれば、「沈黙=あなたに気を遣えない」ということであり、「気を遣えない=尽くしていない」ということです。
長らく付き合う彼とのことだからこそ、あとで涙にくれることがないように、些細なことを些細なうちに解決していくことが長らく円満に続いていける秘訣ですよ♡