【看護大学院受験】学歴大改造!高専門・短大卒から大学院進学する方法【短大卒 大学院 看護】

【看護大学院受験】学歴大改造!高専・専門・短大卒から大学院進学する方法【短大卒 大学院 看護】 社会人受験

こんにちは、だるまんです。

「大学院受験を」と考えた時、まず、頭に浮かぶのは、学士ホルダーであることが必須だと思われがちですが、高等専門学校・専門学校・短期大学卒業者で大学院へ進学できる方法があります。

今回は、大卒ではなくても、高専・専門・短大卒で大学院へ進学する方法について解説します。

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高専・専門・短大卒から大学院進学する方法

大卒でなくても大学院へ行ける理由

看護に限らず、大学院進学を検討する方の中には、高専・専門・短大卒者の方もおり、学士ホルダーなしで進学できる方法を模索している方が多くなりました。

特に、看護大学院では、研究者コースのみならず、専門看護師(CNS)、特定看護師(NP)、看護管理者、助産師、保健師などの資格取得課程が設けられ、その傾向は徐々に上り気味にあります。

ここで第一に気になる「学士ホルダーなしで大学院受験資格を得られるのか」ですが、結論から言うと、得られます。

一般的に、大学院受験資格として、4年制大学卒業者で学士ホルダーであることですが、それとは別に、学士ホルダーではない方、高専・専門・短大卒者のための受験ロードが設けられています。

その受験ロードこと、「入学資格認定審査」について、解説をします。

入学資格認定審査ってなに?

「入学資格認定審査」とは、高専・専門・短大卒者が大学卒業者同等の学力があると認められるかどうかを審査する制度のことで、大半の国公立大学院ではこの制度が設けられています。(私立は学校によります)

この審査に申請できる条件について、某大学院を参考にしてみます。

  1. 大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者
  2. もしくは、医療専門職(看護師、保健師、助産師等)の資格を有し、2年以上の臨床経験を有することがのぞましい

(※この条件については、大学によって異なりますので、志望大学院へご確認ください)

審査は、基本的に書類審査で行われ、下記の書類提出が必要となります。

  • 出願資格審査申請書
  • 志望理由
  • 最終学歴に関する証明書(卒業証明書・成績証明書)
  • 最終学歴の学校に関する資料
  • 資格・免許の写し
  • 学会発表時の抄録

これらの書類は、一般受験者が願書に提出する書類とほとんど変わりがないです。

加えて、審査は無料で受けられる、別途筆記試験があるわけではないという垣根の低さから、高専・専門・短大卒者なら誰でも受けることができる審査だということがわかります。

実際に、この制度を利用して、学士無しで大学院進学した著名人の方々もおり、当時かなり話題となりました。

入学資格認定審査の気難しい点

この学力認定審査制度があることで、高専・専門・短大卒者の多くの方に大学院の門戸は開かれたように見えますが、その審査基準は明確に公表はされていないという意味では、グレーな部分があるというのが現状です。

インターネット検索をしてみても、実際にはかなり厳しい審査であるという声を多数みかけました。

著名人の方が通過できた審査であるということ、必要書類に学会発表時の抄録が含まれていることからも、社会人としてのキャリアや実績があることを求められているのではないか、と察します。

入学資格認定審査を受けてみる価値はある!

とはいっても、大学院によって、その審査基準は異なるはずです。

高専・専門・短大卒業者であれば、誰でも申請することができますので、まずは前向きに申請を検討してみてもいいのではないかと思います。

入学資格認定審査の探し方・注意事項

入学資格認定審査の詳しい内容については、大学院の募集要項に「入学資格認定審査」の要件が記載されているので、学校の公式サイトで詳細を把握することは可能です。

注意すべきことは、一般の受験出願日よりも、「入学資格認定審査」の出願期日は早いということ、事前に教授に相談をする必要がある点です。

やはり、大学院という場は、教授との相談ありきで進学が決まる部分は大きいので、事前相談はしっかり準備をして、自分の意思をぶつけてみてください。

まとめ

人生百年時代です。

学びに敷居はなく、年齢も関係なくなりました。

学歴とは、百年時代に生きるに、ふさわしい無形資産になります。

高専・専門・短大卒であることが自分のハンディだと思っている部分が少しでもおありのようでしたら、ここで、学歴大改造です!!

時代と共に、多様な働き方、一定期間に終わらせない教育も含め、柔軟性のある生き方へ変えていく必要があります。

思い立ったが吉日。

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