こんにちは、だるまんです。
前回の記事では、大学院進学をしたくないのに、進学しろと言われた時の対処法について解説しました。
今回は、その真逆、「大学院進学をしたいのに、行くなと言われた時の対処法」について解説します。
大学院進学、行くなと言われたら
反対される真の理由
大学院進学をしたいと思い、親や親以外の家族にその思いを話してみたところ、意外なことに、反対された、難色を示されたということも、よく聞く話のひとつです。
その反対される理由の多くは、下記のような理由が挙げられます。
- 現職場を辞めるのがもったいない
- 固定収入がなくなる
- 学費の工面ができるか
- 子育てとの両立ができるか
- 家事との両立ができるか
これらの理由の根底にあるものとは共通していて、「今の生活のリズムを守れるか」ということです。
社会人から学生に戻るということは、学業が最優先となるために、私生活ではそれなりに犠牲するものがでてきます。
例えば、週末のお出かけ、家族のお世話時間、食事の支度、趣味の時間、睡眠時間等などを短縮したりなくすことで、学業への時間を生み出すようになります。
つまり、家族の理解と支えがなくては、今ある生活リズムを維持していくことは、難しい面が大いにあるということです。
そのことに家族の理解がある場合、何よりもの強い味方となり、家族全員が「学位取得」という目標に一丸となって同じ方向に向かっているので、学業もプライベートも充実、円満に進んでいくものであると感じています。
では、その肝心な、親や親以外の家族から、寛大な理解と協力を得るためには、どうしたらいいのか。
対処法
①この人ならできる
まずは、相手に言わせない自分であることです。
大学院進学を希望していると家族に伝えた時、日頃のあなたの生活態度や物事への取り組み方で、「この人ならできる」と思わせられるかどうか、です。
もし、心当たりがあるようであれば、今から、生活習慣を改め、家族から信頼される、期待される度合いを高める努力は、最低限しておくべきだと思います。
②当選できる選挙演説
つぎに、相手がYESと言わざる得ない、言わせない、熱意ある、心琴に触れるプレゼンをすることです。
きっと、大学院進学を希望する理由や学費の工面方法、在学中の過ごし方など具体的に説明はされていると思いますが、何より一番説得力のある内容は、コレです。
- 大学院修士課程卒業後は、公務員試験を受けて公務員になる
- 大学院修士課程でCNSやNPなどの資格を取得して、就職する
- 大学院修士・博士課程進学後、大学教員になる
要は、卒業後にどのような未来図があるのかを具現化することです。
他に例えば、国会議員の選挙を思い出してみてください。
選挙演説では、実現可否は別問題として、「私が選挙で当選した暁には~」と必ずと言っていいほど、有権者に自らの未来予想図を言葉で強く押してきます。
これにならい、あなたも選挙の立候補者になったつもりで、相手に自分の未来予想図を具体的にアピールすることです。
それでも反対されたら?
反対されたとしても、自分の意志を折らず、納得してもらえるまで、説得し続けることです。
1回がダメなら3回、5回、10回でも、説明してみることです。
きっと、親や親以外の家族の方は、その説得力に折れるはずです、折れます。
その前に、自ら、決して、折れないことです。
なにせ、正しいことですから…
注意すべきこと
相手を説得するためのプレゼンをしようとするがあまり、言ってはいけない禁句ワードがあります。
「私、学業も子育ても家事も全部こなせるので、行かせてください」です。
これでは、まるで、自信満々でボクサーリングに上がって、数秒も立たずにKOで敗退するボクサーと同じです。
ただしくは「私は、どれも両立できません、だから助けてください。」と始めから頭を下げて入ることです。
自分を無理させないこと、自分ができる能力内で物事を解決できるのも限度がありますので、誰かの手を借りることを恥だと思わないことです。
まとめ
このことに限らず、家族と意見が対立すると、自我を押し通したり、相手の意見を受け入れられず、ぎくしゃくすることが多々あると思います。
そのような時に、立ち止まって、どうしたら円満に、物ごとを円滑に解決することができるのかと、考え方の視点を変えてみると、物ごとの流れは変わります。
物ごとを順調に解決するためには、自分の意志をたたむこと、ごまをすってみたり、機嫌を取るようなことが物事の解決ではなく、どうしたら相手がYESと言うのかを錬ってみるということです。
相手の心を動かせる、その言葉が何なのか、よくよく考えてみることです。
その為には、まず、相手以前に自分を知ること。
自分を知れば、相手がなぜ反対しているのかがわかってきます。
それを改善することです。
さぁ、泣いてる場合じゃない、実践あるのみです。