【大学院受験】合格の勝敗を決める事前面接(研究室訪問)で教授に嫌われないための注意事項7点【事前面接(研究室訪問)】

事前面接(研究室訪問)

こんにちは、だるまんです。

大学院受験では、願書出願前に志望先の教授と進学相談を行う「事前面接(研究室訪問)」という、大きな関門があります。

大きな関門という理由は、「事前面接(研究室訪問)」が大学院合格の9割を占める、と筆者は考えているからです。

そのため、これまでに、知らないと損する基本マナー事前面接で合格する秘訣など、事前面接(研究室訪問)へ徹底した対策方法をお話ししてきました。

今回は、その大事な事前面接への追加対策として、「事前面接(研究室訪問)で、教授に嫌われないための注意事項7点」を取り上げ、解説します。

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教授に嫌われないための注意事項7点

1.自分の話は9割

事前面接(研究室訪問)は、約30分程度で、実にあっという間の時間です。

その短時間内に、自己紹介、研究テーマ、将来の進路、質問など、あれもこれも漏れなく話そうと思うと、気焦りと共に早口となり、自然と話す量が増え、割合的に教授より自分の方が多く話したことに、虚しさや後味の悪さを感じることは、誰もが経験しそうな、経験している、ありがちなことです。

所要時間が短いからこそ、焦らず、有意義に時間を活用するために、事前に伝えたいポイントをまとめておく、説明する練習を重ねておく、手元資料(履歴書・研究計画書など)を作成して時間節約をするなどの事前準備は欠かせないものです。

2.うん、うん

事前面接で、受験生が聞き手になった瞬間、急に「うん、うん」とうなづく姿をよく見かけます。

この「うん、うん」という相槌とは、初対面で距離感のある間柄で使うにふさわしい言葉ではない、いきなり勝手に距離感を縮めるかのような口調・態度は、無礼になります。

教授の話を聞く時には、「はい」での相槌がマストです。

3.えーっと、あのー

「えーっと」や「あのー」のようなフィラーは、誰もが頻繁に使用するつなぎ言葉ですが、聞き手側にとっては、そのつなぎ言葉の方が気になって、大事な本論は右から左へ、あげくの果てには、カウントし始めたくなるものです。

対策として、準備をして口慣れをしておく、数多くのまとめておいた考えを思い起こしながらゆっくり話すことで、つなぎ言葉を減らすことは可能です

「えっとー」や「あのー」で自分の伝えたいことをかき消さないよう、要注意です。

4.どこを見て話してる?

目は口ほどに物を言う」という諺があるとおり、教授と目線を合わせるアイコンタクトとは、欠かせない非言語コミュニケーションです。

だからといって、凝視すると不快に感じさせることもあるので、時々目線を外しつつも、初めての挨拶時、最初の出だしでは、必ず、教授と目線を合わせ、目力で、進学に対する強い熱意をぶつけることです。

5.手ぶらで来たの?

就職面接での経験をふまえて、事前面接でも、冒頭から質問を受けると思いきや、教授は何も持たず、この業界で培ってきたオーラを背中に、私の前に座って、私が何を話し始めるのかじっと見ている…事前面接って、こんな感じです。

つまり、事前面接とは、オーディエンスの代表格である教授1人に向かって、自己PRをするためのプレゼンタイムでもあるのです。

その与えらた短い自己PR時間を円滑に進めるために有効なアイテムは、ズバリ、研究計画書と履歴書などの持参可能な資料です。

特段、教授から事前にそのような書類持参の指示があるわけではないですが、主体性をもって備えてきたその心構えは、勉学心への熱意を伝えることにもつながります。

もちろん、資料なしで面接を受けても全く問題はないことで、これは筆者が実際に取り組んでみて、教授の反応が良かったと感じたことなので、受験生の方にシェアしている情報です。

6.質問がない

事前面接では、多忙な教授が時間を割いて、受験生の話を真摯に聞いてくれ、私見を述べてくれる貴重な時間です。

その教授との時間でやりとりした会話がきちんと頭と心の耳でインプットできれば、自然と疑問は湧いて来るものだと思います。

その疑問を放任せず、質問をすることです。その質問をすることが教授の話をきちんと消化したということを伝えることになる、教授に、時間を割いてくれたことに関する感謝の気持ちを返す瞬間でもあります。

念には念を入れて、事前に質問を用意しておくのも必策です。

7.ジェスチャーが多い

事前面接では、研究テーマのことを話す割合が多く、口に慣れた話材ではないので精一杯説明をしようと無意識のうちに、手があっちこっちへ口代わりに話し始める、つまり、ジェスチャーが増えてきます。

それが良い悪いということではなく、動きが多い場合、面接という状況では、受験生の話の内容よりも手振り身振りに自然と目が行き、気になるものです

焦らず、ゆっくり、自分が発する言葉を頭で考えながら話すことで、手振りは自然となくなるもの、普段からその習慣を身につけておくべきことです。

まとめ

今回ご紹介した「教授に嫌われないための注意事項7点」とは、事前面接に限らず、どのようなシチュエーションにおいても共通する、コミュニケーション能力を指します。

このコミュニケーション能力が高ければ高い人こそ、人間関係が円滑で、学業や仕事は円満に進むものです。

これは、教授との事前面接でも同じくいえることであります。

だからこそ、1日も早く身につけるに越したことはないのです。

外見は、メイクや装飾品、洋服で一時的に繕うことができたとしても、自分の話し方、声の高さ、間の置き方、言葉選び、ペース、聞き方など、コミュニケーション能力とは一時的に繕うことが難しいものです。

だとしても、その自分のクセを知り、意識するかしないかの差は、大きくでます。

今回話した7点とは、意識するだけで、今から改善できることですので、事前面接に取り組む際には、取り入れて、コミュニケーション能力アップに努めてみてはいかがでしょうか。

習慣は生活につながり、運命を変えます

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