こんにちは、だるまんです。
看護大学院の国・公・私立合格経験者です。
専門看護師になると、資格手当以外に儲ける方法がないと思われがちです。
実際はどうでしょうか。
今日は、専門看護師になる人が賢くもうける方法について、私見で解説します。
CNSが賢く儲ける方法
賢く儲ける方法は4つあります。
- 学費を不労働で稼ぐ
- 就労しながら進学する(長期履修制度の利用)
- 資格手当の厚い勤務先に転職する
- CNSとして得られる他の収益で稼ぐ
それぞれについて解説します。
方法1:学費を無労働で稼ぐ方法
CNS取得要件となっている、看護系大学院修士課程卒にかかる学費は、2年間で、国立は136万円、公立は147万円、私立は280万円です。
この学費を不労で稼ぐ方法は、下記のとおりです。
- 給付型奨学金(給付型)を利用する
- 教育訓練給付金制度を利用する
まず、給付型奨学金(給付型)とは、大学生・大学院生に向けて公的機関・民間で支援している給付型の奨学金制度です。
給付制度なら返済の必要はないので、倍率はそれなりにありますが、CNSに特化した奨学金を始め、様々な特徴ある奨学金制度があるので、自分に合うものを探して活用することが可能です。
教育訓練給付金制度は、学費の50%を支給してくれる国の制度です。
制度を取り入れている学校のみ、適応が可能です。
また、申請時に離職から1年未満であること、在職期間が3年以上であることが条件となります。
方法2:就労しながら進学する
看護協会のCNS活動調査アンケート結果によると、常勤職のまま大学院進学した方は24.9%、勤務先で非常勤職員として就労する方が4.1%、休職扱いにしてもらう方が21.7%で、全体の50%が勤務先に在籍した状態で進学をしています。
勤務先に在籍した状態で進学するメリットを挙げます。
- 基本給が全額支給される
- 基本給の一部が支給される
- 健康保険などの福利厚生が受けられる
- 休職制度を利用できる
- 奨学金・学費の補助がある
- 短時間勤務制度がある
- 卒業後、すぐに職場復帰できる
就業と学業を並行する場合に気になることは、時間的に体力的に裁けるかどうかです。
そこで活用できるのが、「長期履修制度」です。
この制度は、キャリアアップのために国が設けた制度で、大半の大学院で導入されています。
長期履修制度を利用することで、下記の2点が可能になります。
- 就学年数を2年から3年にふやすことで、時間的負担を減らす
- 就学年数に合わせて学費の支払いを2年から3年に分割して、支払いの負担を減らす
学校ごとに基準が異なるので、各志望校の募集要項をご確認ください。
方法3:資格手当の厚い勤務先に転職
第2弾でお伝えしているとおり、資格手当の相場は5,000~1万円未満で、高いところで15,000円です。
だとしたら、その相場以下の病院へ勤務することをお情けで決めてはいけないことです。
その勤務先の手当てが厚くないなら、それ以外で稼げる方法を探す、もしくは期間を決めて、手当の厚い勤務先に転職することも検討するべきです。
能力主義の時代だからこそ、お金と時間をかけてスキルアップしたなら、そのステージに見合ったキャリアアップを自ら仕かけていくほうが、コスパに合っていると思います。
方法4:CNSとして得られる他の収益を考える
今や万能時代、誰もが複数の肩書を持つ時代となりました。
看護師であっても、看護師という本業に限らず、それを資本に活躍できる手段は広域です。
博士課程に進学して教授の道を目指すことは知られた道です。
そうではない、時代に見合って新たな活躍をする手段がたくさんあります。
例えば、書籍の執筆、講演・セミナー開催、サロン運営、塾経営、アドバイザー、訪問看護ステーションなどの起業、SNS発信、ネットワーク作り等など、無限大です。
資格があっても稼げない人と稼げる人の違い
以上、第一弾「専門看護師になる方法」、第二弾「専門看護師の資格手当」に引き続き、CNSが稼ぐ方法について、私見を解説しました。
私見ではありますが、CNSとして稼げるあらゆる方法を書き出してみましたが、別に特別な方法でも、新規的な方法でも、驚愕するような情報でもないです。
でも、この話を読み知ったところで、実際に行動に移せる人というのは、1割もいないと思っています。
それは、いくらいい情報であったとしても、それに気づけるか気づけないかは、その人次第だからです。
実際に話を聞いて、行動できる人というのは、常に情報のアンテナを張っていて、時代の変遷、時代のニーズが読める人です。
そういう人こそ、確実に、稼げています。
他の物事に例えれば、大学院卒業者で低所得者もいれば、高卒者で高所得者がいるように、学歴が必ずしも稼げる手段にはならないのと同じです。
専門看護師という、高い投資をして稼げる武器を持つとしたら、その武器を大いに使いこなせる、新たな使い方を見出すくらいの気持ちと努力、時代の読みは必要です。
そのためには、日頃から、受け身的なデジタルバカにならない、専門しか知らない専門バカにならないために、日頃から考え模索し続けることです。
思考停止は禁止、人生を、進路を、稼ぎ方を、考えて、調べて、練ってください。
きっとその先には、私にしかない景色が見えるはずです。
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