こんにちは、だるまんです。
一番始めに受験という言葉が耳にするのは、幼稚園からです。
幼稚園受験、小学校受験、中学校受験、高校受験、大学受験…で、大学院受験。
この中でいくつの受験を経て来られましたか。
小さい頃の受験とは、親の責任もありと言われますが、大学受験からは親の責任とは言えないのが今の教育の現状です。
その幾度もの受験の経験から、得られた経験をもとに、大学院受験へ向かいます。
だとしたら、合格できて当たり前であると思います。
でも、落ちる方がいるんです。
その違いについて、並べてみたいと思います。
これは、私見でもあり、一般論でもあります。
受験失敗する人の共通点

その1:時間の管理がルーズ
時間管理がルーズというのは、車の渋滞と同じ状態を意味します。
何をすればいいのかわからない、どこから手をつけたらいいのかわからない、既に手元にあるタスクが何なのかわからない、それらをこなせていないことに原因があります。
渋滞した車が交通整理できれば、スムーズに流れるように、やるべきことが頭の中で整理されていれば、スムーズに流れるがために身体は自然と動くはずです。
このように物事が整理されておらず、優先順位がついていないと、やるべきことがどんどん後ろへと押されて、なかなか手がつかない、受験勉強が思いのほか進まない、できないという状況に陥りがちです。
物事を整理してみてください。
- 学習状況の問題点
- 物事の優先順位
- タスク処理の期限
- タスク量
- 短期目標
これらをすべて洗い出して、時間単位でのプランニングが必要です。
プランニングしたら実行する、1か月ごとに自己振り返り会をして、進捗状況を自分で自分に報告、軌道修正してください。
この習慣をつけておくことで、より多忙になる大学院生活もこなせるはずです。
その2:まわりに振り回されるタイプ
受験というのは、1度自分が決めたことに軌道修正はあっても、あっちへこっちへと揺らいでいたら、受験勉強は進まないどころか、迷路に入ってしまいます。
予備校がいいらしいと聞けば、予備校探しに時間をかけて探し、独学もいいらしいと聞けば、独学方法探しに時間をかける…探すことばかりに時間がかかって、結局身にすべき勉強はどっちつかず…これでは本末転倒です。
周りの情報に柳のように揺れ動くのではなく、自分という人間のタイプを知って、どの情報が自分に正しいのかを判断し、一度決めたら変えない、あとはペースを守り続けて、ダッシュするのみです。
その決断を出す前までには、十二分、熟考して受験方法を決めることです。
自分の決断を信じてください。
その3:決め事を継続できない
生活の中で自分が決めた勉強時間や学習方法は、守ってください。
これは、あなたとあなた自身との約束だからです。
もし、それが守れていない、三日坊主だとしたら、それは、継続できないあなたの性に問題があるわけではないです。
問題の本質は、下記の2点にあります。
- 学習方法・時間確保の見直しが必要
- 受験勉強そのものが性に合っていない
あまりスパルタに勉強時間を切り詰めて組んだとしても、実践できないなら、そのプランは生活に合っていないので、見直しをしてください。
もしくは、受験勉強そのものが、楽しくない、退屈、やる気が起きない、としたら、受験自体が性にあっていないのかもしれないです。
大学院とは、受験勉強の延長戦、それ以上です。
あなたのために言います、受験そのものを見直してください。
その4:物事を複雑に考えすぎる
受験勉強というのは、実にシンプルなスポーツです。
単語・熟語・フレーズをインプットして、過去問を解きながらアウトプットして、そこでまたわからない単語・長文を調べてインプットして、また過去問でアウトプットする…
それを、勉強方法そのものに不安を感じて、この勉強方法ではよくないのではないか、もっと要領のいい勉強方法があるのではないか、と、物事を自ら複雑に考えていくタイプの方がいます。
受験勉強は、インプットとアウトプットの反復作業です、それだけのことです。
もっと、シンプルに捉えて、質ではない、量で勝負であることを念頭においてください。
その5:読書をする習慣がない
時代は目まぐるしく進化しており、新たな情報や考え方、価値観が日々生まれています。
ネットで得られる瞬間的で短絡的な情報ではなく、もっと本質的なことを教えてくれるのは、あくまで書籍です。
必要なものしか取り入れないうちに、ネットニュースしか見ないデジタルバカ、業界の知識・情報しか分からない専門バカになると言われます。
そうなったところで、困るのは、誰でもなく、自分です。
世の中は、専門性はもちろん評価しますが、それ以上に個人の人柄が評価される時代だからです。
大学院受験でも、意外と見られているのは、学業の成績以上に、コミュニケーション能力であり、人としての魅力です。
専門ばかりでなく、それ以外の知識や知恵を蓄えることがこれからの時代、大きな武器になります。
専門以外の書籍をたくさん読んで人間性を磨いてください。
その6:人生設計が曖昧
人生設計がしっかりしている人は、迷いがないので、時間のムダなく生きています。
大学院受験が目先の目標になりがちですが、その次、大学院卒業後にはどのようなキャリアを歩んでいくのかが、曖昧な人よりも明確に打ち出している人の方が、はるかにその成功への道のりは早道です。
大学院卒業後の進路、欲をいえば、もっとその先にある目標は、なるべく明確にしておくことです。
「人生なるようになる」といった言葉はありますが、遥かな努力があるからそう言えるのだということを私たちは忘れてはいけないと思います。
人生に影響を与える書籍

人生に影響を与える書籍6選
私の人生を変えた書籍の一部をご紹介します。
専門とは全く関連のない書籍を通して、広域な知識と知恵を得られることが大きな力となります。
生き方
ロング・ミリオンセラー、世界14カ国で翻訳されるほど、有名すぎる人生の指南書。人は如何に生きるべきか、渾身の人生哲学について、京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた稲盛和夫氏が時代を超えて教えてくれます。
ワーク・シフト
まさに、預言書です。人生100年時代にどうやって生きていったらいいのか、その知恵がここにありです。老若男女問わず、人生の岐路に立つ人すべてに、考えるヒントをくれる1冊です。読まなくては損します。ワーク・ライフとセットならなおGOODです。
黄金の羽根の拾い方
日本社会の制度の歪みにより、如何に税金と社会保険料が搾取されているのかがよくわかる一冊です。それをふまえ、今後の日本社会の未来、お金の稼ぎ方をも教えてくれます。
自分のアタマで考えよう
どうしたら「考える力」が身につくのかについて、社会問題や日常の疑問を考えながら、生き抜く術「思考のワザ」を学ぶことができます。ユーモアを交えながらの分かりやすい解説で、最後まで楽しく読める書籍でおすすめです。
諦める力
オリンピックに3度出場したトップアスリート為末大選手が、自信の競技生活を通して得られた学び「前向きに「諦める」」ことについてまとめた書籍です。これを読むと、諦めないことが必ずしもいいことではない、諦めるから明らめるという新たな境地を得られます。
影響力の武器
世界でロングセラーを続ける社会心理学の名著です。人はどのように説得され、なぜ望まれた行動をとってしまうのかについて、心理学的側面から分析して解説します。自分の行動心理がよくわかる、高評価の人気書籍です。
坂の上の雲
誰もが立身出世を目指した時代に、どうやって自分の人生の意義を見出したのかを教えてくれる一冊。ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれていて、おすすめです。
まとめ
以上、受験失敗する人には共通点があった、「私は失敗しない」ためのノウハウでした。
合格すると思ったのに合格できないひと、合格できないと思ったのに合格できたひと…
その差は、その人の日々の瞬間瞬間の過ごし方にある、ということです。
勝ち組と負け組があると言われる今の時世、勝ち組に仲間入りができるよう、あらゆる角度から勝ち組の習慣を身につけてみることです。