【看護大学院受験】看護大学教授を目指す方へ!有能な教授の共通点〇〇&〇〇〇〇を備えよう!【教授 なるには】

だるまんの勝ち組コーチング

こんにちは、だるまんです。

大学院進学目的として、教授になることを目指される方は多いと思います。

着実に研究者の道を辿れば、遅かれ早かれ、教授になることは可能であると思いますが、教授になったら、そこが終着地ではない、そのステージでどのような踊りができるのかが、本当の勝負どころ、スタート地点であると思います。

そこで、有能な教授になるため、有能な教授の共通点〇〇&〇〇〇〇について解説します。

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有能な教授の共通点〇〇&〇〇〇〇

在学中にさまざまな教授を見てきた者としての個人的な意見ですが、結論から言うと、有能な教授の共通点には、「人柄(の良さ)」&「管理能力」を備えている方が多いと感じています。

なぜなら、教授という職業は、人をリードして、率いる存在だからです。

教授になって、自分の研究室を持ち、看護教員という部下を持ち、門下生というチルドレンを抱え、研究室ファミリーの家長として、その舵取りが始まるということです。

では、上手く舵取りをしていくためには、どのような能力が必要なのか。

一つ目の能力

一つ目の能力は、人材育成力です。

人材育成力ということが包括的な意味で捉えるならば、個別的な言い方で、子育て力といえます。

研究室は、主に、大学院修士課程学生、博士課程学生、助教や講師などの教員、研究生、外国人留学生等で構成されています。

会社のように、遂行業務が異なるわけではなく、全員が看護研究を学び、看護研究者を目指すという同じ目標を持つ者、要は、職人世界で言うならば弟子、ファミリーでいうならばチルドレンにあたります。

この弟子たるチルドレンの子育てが上手であった場合、将来、教授の元で右腕、左腕として残ることもあれば、巣立ち、のれん分けした一同業者として脈絡を広げていくことにもつながります。

ただ、そうでもなかった場合、子育ての甲斐なく、その時だけのご縁で終わることも少なくない、ということもよくあることです。

子供の子育てと同じくして、手塩にかけて良く育つ子がいる反面、手塩にかけたわりには良く育たない子もいる、子育て放棄をしたとしても良く育つ子もいれば、それ以下になることもある。

どの環境においても、人間育てとは、難しいことだと思います。

ですが、「親は子を選べず、子も親を選べない」親子関係とは異なり、大学院では「教授は学生を選べ、学生は教授を選べる」関係にあります。

要は、子育てに成功したかったら、子が育つような親、教授になること、これに限ります。

なぜなら、子供はあなたの背中を見て育つからです。

二つ目の能力

二つ目の能力は、経営力です。

研究室とは、見方を変えれば、20名以下で成り立つ小規模企業といえます。

会社が成長していくためには、ヒト・モノ・カネ・情報の4原則に、最近は、実績と組織力が加わったそうですが、教授にも同じくして、経営の視点は欠かせないものであると思います。

小さな組織を運営していたとしても、言葉通り小さな個人商店になるのか、小さくても大企業に負けない強い企業になれるかは、リーダーの裁量、力量次第であるともいえます。

ここでいうリーダーの裁量、力量といえば、看護キャリアがある、研究遂行能力が高い、英語力が光る、学歴スペックがある等など、さまざまな基準が該当すると思いますが、筆者は、実はどれでもない、結局のところ、最終的に残れるのは、その人の「社会的人柄」にあると思っています。

旧松下電器ことパナソニックの創始者である松下幸之助氏の名言を紹介します。

「これからの経営者にとって大事なことは、なんといっても人柄やな。結局はこれに尽きるといっても、かまわんほどや。経営者にかぎったことやない。あらゆる指導者にはこのことが強く望まれるな。(以下省略)」

まとめ

上記で、大学教授に必要な素質素養は、1つ目に子育て力、2つ目に経営力であると伝えましたが、どちらにおいても、その根底には、教授の「社会的人柄の良さ」と「管理能力」が存在します。

いくら力量、裁量があり、いいパフォーマンスをしたとしても、そこに人がついてこなかったら無意味であり、いくら社会的人柄がよかったとしても管理能力がなかったら、人はついてこないものです。

教授も同じだと思います。

教授という立場になれば、自分の下に人ができ、自然と組織が成りたっていくべきですが、そこに人柄の良さと管理能力がそなえてあれば、自分から求めずとも、その匂いを嗅いで、人は自然と寄って集まってくるものです。

だからこそ、教授になる夢を持っている方には、看護学の勉強のみならず、研究室の親として、経営者としての力量を備えるための勉強も、今から共にしてほしいと願います。

アカデミックに入ると、なかなか自分の専門外のことには目が向かなくなり、世間知らずに陥り、偏りがちになるとはよく聞く話で、それを知り、回避していくための自助努力は必要不可欠です。

研究室を一つの組織として、企業として運営できる時に裁量発揮することができるよう、人材育成、企業経営に関するビジネス書を読み、視野を広げていくことです。

教授になるということは、研究者や教育者だけでなく、研究室の経営者であり、研究室の親という役目がついてきます。

役目が増えるということは、その分のタスクも責任も増えることではあるから、誰にでもできることではなく、だから教授はすごいのです

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