こんにちは、だるまんです。
大半の看護大学院受験の筆記試験には、英語筆記試験が含まれており、英語が苦手とする方にはネックに感じられています。
そこで、英語ができなくても大学院進学ができる方法について解説をします。
英語ができなくても大学院進学できる方法
方法1 英語が不要な大学院を探す
くまなく調べてみると、筆記試験に英語を課さない大学院があります。
一概には言えないことではありますが、国立大学以外で、「〇〇看護大学」の名称を持つ大学院に英語を課さない傾向があります。
参考までに把握しているところで載せておきますが、ここに載せた大学院以外にも、英語試験を課さない大学院があると思いますので、志望校選びの条件1つとして調べてみては如何でしょうか。
※今後、英語試験が課される可能性もありますので、ご確認ください。
方法2 社会人入学枠を利用する
社会人入学枠を利用することが2つ目の選択肢です。
大学院入試の枠には、一般枠とは別に社会人枠を設けている学校が多数あります。
この社会人枠は、働きながら通学することができる枠で、筆記試験は「小論文」と「面接」のみであることが多いです。
この枠を利用する場合、職場に在席、就業と学業を兼業することが前提となるので、職場からの許可を得ることが必要となります。
働きながらの学業も検討余地にできるようであれば、この方法もありだと言えます。
ちなみに、社会人入学枠を持つ大学院は公立・私立に多い傾向にあります。
方法3 推薦・内部進学を利用する
推薦・内部進学枠で試験を受けるのが3つ目の選択肢です。
大学院入試枠に、推薦枠や内部進学者枠を設けている大学院があります。
この場合も、社会人入試枠同様に、試験は面接のみ、もしくは、小論文と面接のみであることが多いです。
推薦枠の場合は、職場や卒業校の先生からの推薦状が必要な場合がありますので、それが可能かどうかを確認する必要があります。
内部進学枠であれば、迎合される部分は大きく、入学金が免除されるケースがある、恩師との関係性が既に成り立っているなど、外部受験生にはないメリットは多いといえます。
方法4 英語が難しくない大学院を探す
英語試験があったとしても、難易度が高くない大学院を探すことも選択の一つです。
英語試験があるとはいえ、その難易度が学校によってまちまちで、大学院受験の英語力が難しいか難しくないかを計る方法は、二つあると言えます。
- 過去問で確認をする
- 辞書持込可能な大学院かどうか確認をする
まずは、志望校の過去問を取寄せて、実際に英語試験のレベルを確認してみることです。
有名校であったとしても、高校生レベルの基礎英語力があれば十分対応できる英語試験レベルであることもありますので、名前だけで判断しないことです。
また、試験日当日、試験会場に辞書持込可能としている大学院があるのですが、この場合は、比較的英語試験や易しい傾向があります。
具体的には、英語が易しい、英語の全体文量が少ない、設問が少なく、試験問題がパターン化されているので、高校英語の学習に取り組むことで、受験は十分可能だと思います。
英語試験のない大学院進学への注意点
英語試験を課さない大学院の特徴は、臨床に強い大学院だと感じています。
そのため、臨床に戻って、臨床でリーダーとして活躍されることを期待されている部分が大きいと思うので、大学院進学時に英語ができないことが苦ではない、敢えて、課さないのだという私見です。
もし、臨床に戻るのであれば、英語の試験がない、英語をそれほど求められない大学院進学でよいと思いますが、将来、看護大学の教員を目指されるようであれば、入学後からでも遅くないので、英語はあきらめずに始めることです。
なぜなら、看護大学教員になる、つまり看護研究者になるには英語は欠かせない業務ツールだからです。
英語は、世界一やさしい言語と言われており、学習ツールもたくさんありますので、自ら制限をせず、時間をかけて習得していくことです。
まとめ
以上、英語ができなくても大学院進学できる4つの方法について解説をしました。
臨床経験が豊富で、たくさんの知識や見解、持論があるにも関わらず、英語ひとつでそのキャリアアップが保留になってしまうことはもったいないことです。
英語が苦手なら英語ではなく、持っている自分の良さを、キャリアを評価してくれる大学院を探せばいいということです。
探せば、方法は必ず見つかります。
千里の道も一歩から。
あきらめないことが合格への1歩です。