婚活では、実に普段出会えないような方にお会いできます。職業はもちろんのこと、これまでの経験をお聞きすると様々な境遇を耳にすることでしょう。その中には、離婚歴のお話もあるかもしれません。最近は離婚率が高く、再婚のために婚活される方も多くいらっしゃいますが、さて、あなたとフィーリングの合う方がバツイチだったら、どうされますか？
離婚理由を確認しておこう
バツイチという社会の目
男女・年齢問わず、初婚の方の場合は初婚の方を希望される方が基本的に多いですが、一昔前とは異なり、結婚歴のある方、子持ちの方でも構わない、かえって初婚よりも良いという見方をされる方も多い傾向があります。
それは、やはり一度の失敗経験は必ず次の反面教師になるだろうと思われているからではないでしょうか。 芸能界を見ていても思いますが、最近は離婚する人がかなり増え、昔ほど珍しいことでも、恥ずかしいことでも、なんでもありません。かえって、バツイチがバネになり、より輝いている方も多いと感じます。
婚活のお相手から離婚経験があると聞くと、ネガティブに聞こえるかもしれませんが、ポジティブに捉えてみては如何でしょうか。痛みを経験したことのある人は人に優しくできるもの、です。
離婚=身辺整理が出来ている証
離婚は誰しもが隣り合わせのことで珍しくない時代です…
お互いに対面を考え無理を強いて、家庭内別居をしている方々や不倫に惑わされるより、お互いの人生にくびきを負うことなく、身辺を整理されて快くしていることのほうがはるかに誠実であることだと思います。
確認すべきこと
とはいえ、確認しておくべきことがあります。
まず、離婚理由についてです。
お互いの価値観の違いでのことならば良いのですが、それ以外の場合は少し慎重になるべきだと思います。
例えば、DV、異性問題、借金、ギャンブル、偏った趣味、親との関係性(マザコン)等々、生活を共にしていく上でトラブルになるようなことが理由だとしたら、進まずに足踏みに入りましょう。過ちは、繰り返すもの、なかなか人は直せないものです。 三つ子の魂は百までです。
尋ねたところで素直に答えてくれることもあれば、価値観の違いである、と真実をカモフラージュされることもあるかもしれません。彼の話をうのみにせず、知り合いや彼の親等、しっかり事前確認をしておきましょう。
つぎに、慰謝料の支払いの有無についてです。離婚事情にもよると思いますが、収入の中から捻出することは予想できます。その辺りをどのように考えているのかをきちんと共有してもらいましょう。
連れ子がいたらどうする？
相手に連れ子がいる場合、ふたりだけの話し合いだけでは済む話ではないと思います。彼とその子供と家族になるためのプロセスを踏んでいかねばなりません。何より、あなたが女性である場合、母親としての親役割がついてきます。その子があなたを受け入れてくれるのかどうかも気になるところです。
子供との相性が良ければよいのですが、あくまであなたは彼にとって二番目の妻です。
子供の本当の親になることは出来ません。
本当の親になろうとしてもいけません。
子供にとって、父も母もひとりです。
あくまで、養育者であるというスタンスを維持していくことです。
養育者であっても母親以上の愛情を注ぐことはいくらでも出来ます。
あなたの関わり方次第です。
一人で決断できることではないと思いますが、その時は、親や信頼できる大人に相談をしてみることです。
家族の在り方に決まりはありません。血のつながりがなくても本当の家族以上に暖かい家族は築けます。
