こんにちは、だるまんです。
TOEFL-iBTを短期間でスコアアップする方法の第2弾です。
第1弾に引き続き、紹介テキストを活用した具体的な学習方法について解説をします。
具体的な学習方法
手順1:スコアの目標を決める
大学院受験では、審査基準が公開されていないため、高得点を取れるに越したことはない、英検準1級レベル60点は目指したいところです。
まずは、今の推定スコアを想定して、どれくらいのスコアアップが必要なのかを把握することが第一となります。
スコア換算については、こちらの記事にまとめています。
手順2:必須テキストを購入
前回の記事で、下記にあるテキストをご紹介しました。
高得点取得者が必須で使用しているテキスト4冊です。
テキストをあれこれ使う必要はなく、この4冊で基本的に十分対策できるとの話を多く見かけました。
- TOEFLテスト英単語3800
- ETS公認ガイド TOEFL iBT
- Official TOEFL iBT Tests(公式問題集Vol.1)
- Official TOEFL iBT Tests (公式問題集Vol.2)
手順3:試験を詳しく知る
では、上記のテキストを活用して、「リーディング」「リスニング」「ライティング」「スピーキング」の4つのセクション別に、具体的に学習する方法を解説します。
リーディング対策
リーディングでは、約700単語の文章を3つ読み、それぞれ10問の問題を解きます。
TOEFLテスト英単語3800、ETS公認ガイド TOEFL iBT、Official TOEFL iBT Tests(公式問題集Vol.1) Official TOEFL iBT Tests (公式問題集Vol.2)の4冊で、試験対策をします。
リーディング力を上げる方法は、第一に単語を覚えること、第二に多読することです。
TOEFLテスト英単語3800では、試験頻出レベル別に単語が並んでいるので、90点を目指す方はレベル3まで、100点を目指す方はレベル4までをこなすことを目指すといいそうです。
単語を覚えたら、過去問テキストで、本試験同様に時間を測って問題を解き、再度精読して解く、という学習を繰りかえして、試験のパターンを習得します。
リスニング対策
リスニングは、会話と講義シーンで、会話では5問(各3分)、講義では6問(各5分)が出題されます。
テキストは、ETS公認ガイド TOEFL iBT、Official TOEFL iBT Tests(公式問題集Vol.1) Official TOEFL iBT Tests (公式問題集Vol.2)の3冊を基本にします。
学習方法は、シンプルに、問題を解いて、答え合わせをする、という学習の繰り返しです。
基本的にリスニングとは、聞き取れるかどうか、音を正しく拾えるかどうか、メモをどれほどとれるかに差がつきます。
手ごたえを感じられないなら、まずは英語音声学を学習されることをおすすめします。
英語の発音には、連音されて音が変化したり、消えたり、アクセントの場所によってニュアンスが異なるなど、音声学の法則があります。
まずは、正しい音声学を知ること、そして、体得するためにシャドーウィングをすること、あわせて、リスニング内容をメモして要約する習慣をつけること、これが試験対策だけでなく、英会話力アップにも直結します。
こちらの記事に、英語音声学を習得するためのノウハウをまとめています。
スピーキング対策
スピーキングは、4パートあり、問題が表示されてから15秒後、45秒でスピーキングにて回答します。
45秒で回答するには、自分の意見とその理由を端的に羅列して、口頭英作する力が必要です。
最短でその能力を付ける早道は、まずは、フレーズを徹底して覚え、言葉のレパートリーを増やすことです。
フレーズ覚えは、中学生英語レベルで十分で、「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」がおすすめです。
そのフレーズを覚えたら、自分の言葉で例文を作って、口に出してみることを反復することです。
スピーキングの具体的な学習方法については、こちらの記事が詳しかったので、ご紹介させて頂きます▼
ライティング対策
ライティングは、「Task1 Integrated Writing」「Task 2 Independent Writing」があり、前者は300~350文字を目安に要約、後者は400~450文字を目安に自分の意見を書きます。
ライティングには質問のパターンが決まっており、そのパターンに合わせて、文章のテンプレートを事前にを覚えておくと、それだけて100文字はクリアできるそうです。
こちらにテンプレートが掲載されていましたので、ご紹介します。
ライティングの具体的な学習方法については、こちらの記事が詳しかったので、ご紹介させて頂きます▼
学習スケジュール
手順を踏まえて、最短3か月でできる学習計画を組んでみました。
1カ月目:
①情報収集
②書籍購入
③ETS公認ガイド TOEFL iBTで過去問を1度解いてみる
④自分の苦手分野を抽出する
⑤勉強方法を決める
⑥TOEFLテスト英単語3800を全部覚える
2か月目・3か月目:
①ETS公認ガイド TOEFL iBT、Official TOEFL iBT Tests(公式問題集Vol.1) Official TOEFL iBT Tests (公式問題集Vol.2)の反復学習
②スピーキングのためのフレーズ覚え
③音声学の本を読んで法則を知る
まずは、これで鬼勉強の怒涛の3か月でどれくらいスコアが伸びるのか、試してみる価値はあります。
まとめ
簡単ではありますが、TOEFL-iBT受験経験者の方々の話を簡潔にまとめてのお話しでした。
受験者で高得点取得のための詳細なノウハウをシェアしてくださる方がかなり多く、有益な情報をたくさん見かけましたので、ぜひ、探してみてください。
ニュース聞き流し、パターン英語暗記、英作文、英文法、英語原書読み、単語暗記、アメリカドラマ反復視聴、オンライン英会話等など、世の中には、英語が上達するための情報が実にあふれています。
その情報を、どれもこれもと、たくさん集めていること自体が、まるで英語学習が上達しているかのようですが、情報の蓄積だけで実践に繋がらないことが、英語が上達しない理由の大きな原因です。
外国語学習とは、ピアノの練習と同じく、毎日学習をしなければならないものです。
長年英語学習してきたとは思っているものの、実は、長い学習はしていないのです。
外国語とは英語に限らず、苦しくなるほど自分に障害物(目標)と負担(無理)をかけなかったら、目的地には届かないものです。
要は、実践あるのみ。
最短3か月で結果がでるというTOEFL、まずは、3か月、鬼勉強してみませんか。
参考サイト
今回の記事では、下記のサイト記事を参考にさせて頂きました。