こんにちは、だるまんです。
大学院受験は、早いところで、7月頃から筆記試験が始まります。
受験を決めた時期にもよりますが、状況によっては、忙しくて時間が取れず、気は焦るものの、なかなか思うように受験勉強が進んでいない方へ、追い込み1カ月でやっておくべきこと〇〇を書き出します。
これで一気に追い込みです!
残り1カ月にやるべきこと
過去問の傾向を掴む
受験校の過去問、これが最も良質な教材です。
時間がないなら、過去問から出題形式の傾向を掴むこと、これに限りますが、学校によって、学内閲覧のみ、非公開になっていることもあります。
そういう時は、受験校のレベルに近い他校の過去問を利用することです。
専門試験勉強を後回しにする
専門試験の問題数は、どこの大学院でも1問程度で、その出題内容も、看護国家資格試験レベルから臨床経験をしていれば少なからず知っている内容の記述試験、もしくは事例から考えられる看護を書き出すような記述試験が多いです。
更には、専門試験の採点者は、指導教授であると考えられるので、ある程度の情状酌量は無きにしも非ずなのではないか、という勝手な私見です。
ということは、普段の実力で行け、これでよしです。
小論文は他者の文章を読んでおく
自分で書いて文字化する練習をするのが一番ですが、それほど時間がないなら、先に、質より量、関連参考書にある例文を数多く読んで読むことです。
さまざまなテーマの書き方やキーワードなど、情報の引き出しをたくさん作って、箇条書きでもいいので、自分だったらどう書くのかを書き出してみることで、最短で、最強な、対策に直結します。
おすすめできる参考書をいくつかのせておきます。
面接対策は事前面接のものでOK
面接対策は、事前面接で聞かれたことの再現で、尚且つその5割程度しか聞かれない、杓子定規なものです。
事前面接で答えた通りのことを復習して、練習しておくのみでOKです。
詳しくはこちらに当日のポイントをのせています。
英語の和訳を鬼特訓する
大学院筆記試験の重みは、専門試験より英語にあると思っています。
なぜなら、英語試験は受験生統一試験なので、足切りがあるはずだからです。
ということは、英語はある程度点数をとるべきです。
とはいえ、1カ月で英語力を一気に上げるテクニックはあるはずがないので、その中でも力を入れるべきことを頑張るに限ります。
それは、和訳です。
意外と、どの大学院でも「和訳をしなさい」という問題は頻出しています。
長文を読みながら、日本語に訳す練習を鬼特訓しておくことです。
いちいち和訳を書き出していたら時間がないので、通勤電車の行きかえり、お昼休み、お風呂の時間の細かい時間を集めて、英語長文を読んで、そのまま頭の中で和訳して、わからない単語が出てきたら、その都度時間を掛けずに調べてメモる程度で、数をこなしていくことです。
せめて、1カ月、読んで、訳して、読んで、訳しての、猛読をして、筆記試験の脳に慣れさせることです。
英語長文練習に活用できる教材として、大学院過去問で引用された文献リストを載せておきます。
また、昨年度からコロナに関する英語論文が出題されていますので、キーワードは覚えておくとよいかもしれないです。
まとめ
試験1か月前となると、この貴重な時間をどのような学習に当てたらいいのか、迷いがちです。
方向性を示してくれる先生でもいてくれればと思うものですが、大学院受験は所詮、一人で戦うものです。
自分の弱みを強化することも必要ですが、そんな時間の余裕がないなら、質より量で実践力を積む、これに限ります。
努力なしで得られた成果は、長続きしないものです。
あなたの今の努力は、必ず報われ、人生に堅いものになれますように。