こんにちは、だるまんです。
フルタイム学生で大学院進学をする社会人の場合、貯金を切り崩しながら学生生活をやりくりしてい食事になりますが、そこで少しでも固定経費を抑えたいものです。
固定経費の中でも最も負担が大きいのが賃料です。
そこで、大学院生も大学寮に入ることが出来るのかどうか、についてお話しします。
質問内容
第1志望校の大学院は、社会人進学が認められておらず、フルタイム学生になる計画をしています。ひとりもので、固定収入はなくなり、貯金を切り崩しての進学を予定していますが、賃料を抑えられればと思い、学生寮へ関心を持っています。大学院生でも学生寮って入れるものですか?
だるまんの回答
大学寮
大学によって、寮の有無や寮の数、入寮可能定員などが異なるので、志望先大学院ごとに調べて頂ければと思いますが、ここでは国立大学を基本としてお話ししてみたいと思います。
結論から申しますと、大学院生でも大学寮に入寮することは十分可能ですが、院生あるある情報があるので、シェアしたいと思います。
院生が寮生になる際のあるある情報
国立大学には、学校が運営する学生寄宿舎がいくつかあります。
基本的に、一般の賃貸物件とは異なり、礼金・敷金といった大きな契約金が不要、
賃料については、新築の寄宿舎は賃貸アパートとさほど変わらない場合もありますが、基本的には安く、古い寄宿舎であれば、家賃は月額400円という破格な寄宿舎もあり、とても魅力的です。
大学院生は1日の大半を大学院の研究室や図書館で過ごすので、寝るためだけの場所だと思えば、建物は古くたとしても、コスパの良さに寄宿舎を選択しない手はない、と思います。
ところが、大学生に比べて大学院生とは学生数が少ないこともあり、大学が保持している寮のうち、大学院生が入寮できる寮は限定されていたり、定員数がそれほど多くないようです。
そのため、募集人数によっては、抽選になることもしばしば…。
抽選に外れた場合は、いたしかたなく、賃貸アパート契約をされて新学期をスタートしますが、中には、1年後に再度入寮申し込みをして、抽選に受かって引っ越すという方もいました。
なので、仮に抽選に外れたとしても、在学中であれば再挑戦する機会はありますので、あきらめないことですが、
この記事を読まれた方に、ぜひおすすめしたい入寮方法があります。
それは、宿舎でチューター活動を行う入寮枠でエントリーするということです。
宿舎のチューターとは?
通常の入寮枠であると抽選となり、定員オーバーで入寮が難しいということが無きにしも非ずですが、外国人学生が入寮している寮では、外国人学生のチューターとして大学院生の寮生を募集しています。
主な仕事は、外国人学生の生活アドバイザー的な立場で、
- 留学生の生活相談に乗る
- 入寮生の交流会を主催する
- 管理人と連絡を取る
- 月1回のミーティングに参加する
といったお仕事をこなすことが入寮条件となります。
その代わりに確実に入寮ができます。
実際にチューター活動をしていた入寮生から、外国人入寮生のために交流会を主催したり、寮母さんとの寮環境のチェックや調整、報告書の提出がある、と聞いたことがあります。
そのため、早めに帰宅をしたり、そのための時間を少し割いたりということは必要ですが、そのおかげで入寮生達と顔見知りとなり、外国人学生と知り合いになるなど、異分野のネットワークが広がったと言っていました。
また、チューターではなかったら住めないような都会の宿舎に住めたのも、よい思い出になった、とのことです。
大学ごと、寮ごとに、その役割は異なると思いますが、学生のうちだからできる経験として経てみるのもよい経験だと思います。
入寮申し込みの前に、施設見学をすることも可能なので、気になる方は、各進学先大学院の学生課へ問い合わせをしてみてください。
どうやって宿舎チューターになるの?
肝心なこと、どうやって宿舎チューターになるのか、ですが、大学の寮ごとに募集がかかります。
公式ホームページでも募集を掛けているのをよく見かけるので、こまめに情報をチェックしてみてください。
大事な役割なだけに、申込と共に書類審査および面接を課されることが多いですが、意外とこの情報を知らない院生も多いので、倍率はそれほど高いとは言えないと思います。
外国人学生との関わりが主となるので、英会話が上手ではなかったとしても、今は翻訳アプリもある時代なので気にせず、国際交流に関心のある方なら、ぜひ挑戦をしてみては如何でしょうか。
まとめ
以上、「大学院生も大学寮に入ることが出来るのかどうか」でした。
今回この話材を選択したのは、このような選択肢があると言うことをお話ししたかったからです。
大学院の寮ごとにチューターの仕事はかなり変わるようなので、メリットとデメリットを踏まえて、選択肢のひとつとして検討して頂ければと思います。
学生だからできる経験です、学生である立場を120%活かして有意義な学生生活を築いていくことです。