【お悩み相談#95】大学院に入ってから、研究生活に向いていないことに気づいてツライ、どうやって乗り越える?【大学院】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

進学前とは異なり、大学院進学後に研究に取り組んでみて、自分には向いていないことを感じる学生がいます。

とはいえ、受験を経て進学した大学院だからこそ、向いていないからといって途中でそう簡単にやめるわけにもいかないものです。

今回は、大学院進学後に研究に向いていないと感じた際に、どうやって乗り越えるかについてお話しします。

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相談者
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皆が進学するので大学院進学をするのが当然とばかりに進学はしたものの、研究生活が性に合わず、毎日苦痛です。この生活、どうやって乗り越えればいいですか?

だるまんの回答

悩む院生

大学院に進学後、大学院の生活に合わずに悩む学生はいます。

例えば、

  • 授業の内容についていけない
  • 思ったほど勉強が楽しくない
  • 研究すること自体が苦痛である
  • 課題が追い付かない
  • 休日返上しながら過ごす毎日がつらい
  • 教員との関係性が良好ではない
  • ゼミ生と人間関係のトラブルになっている

等など、大学院というのは進学できたらそれでハッピーエンドではなく、入学前には想定にもしなかった壁にあたることが大いにあるのです。

このような壁にあたったら、どのように対処していけばよいのでしょうか。

絶えてはいけない

どのように対処すべきなのかといえば、とりあえず「絶える」という選択をする学生が多いと思います。

自分の無力さを痛感して、それをどうにか努力でまかなおうと、とにかく目前にあることに取り組んで乗り越えようとするものですが、悩めば悩むほど、問題はより深まり絡まっていくことになります。

もちろん、自ら自主的に取り組んでいくのが院生の姿勢であるため、自らの問題は自ら解決するスタンスが基本であります。

となると、意外と一人で悩んでいる院生がいるのです。

だからといって、状況がよくなるわけでもなく、ストレスが溜まりつつも自分を抑えつけながら過ごさざるえなくなります。

そこで提案するのが、「素直に教授に相談をすること」、語弊を恐れずの言い方をすれば、教授にとって気丈夫に見せる長女よりは、気がかりな末っ子になる、ということです。

意外と、これが早い問題解決の方法だと言えます。

気がかりな末っ子になろう

大学院における教授というのは、研究室のボスであり、研究の師匠でもありますが、担任の先生でもあります。

そのため、教授からすると、研究指導はもちろんですが、研究者の卵として、同じ道を歩む人生の先輩として、自分の傘下にいる学生がどのように学校生活を送っているのかは、常に気にかかることであることは、確かです。

とはいえ、あなたを含め、院生を10名以上抱えているような研究室もあり、先生がいちいち全員に気をかけられるかというと、そうでもないものです。

特に、できの良い学生については、信頼をおいて、更に自主性に任せて放置しています。

だからこそ、自らできの良い学生になるのではなく、教授が気にかかる末っ子学生になることで、高い期待値を置かれることもなく、だからといって放任されるわけでもないのです。

自らハードルを上げないこと、教授の期待値をあげさせないことです。

大学院生活がつらいというのは、授業にせよ、学校生活にせよ、人間関係にせよ、やはりその業界が自分に合わない部分があるのだと思います。

だからといって、それを無理に合わせようと努力するのは、自分を追い込むことになります。

そうではなく、大学院が合わないという事実をまずは、自分が認めてあげ、教授に隠すことなく、助けを要請することです。

助けを要請するというのは、今の現状を素直に包み隠さず伝えることです。

とはいえ、教授に助けを要請するには、なかなか話しづらいと感じるかもしれませんが、教授とは、自ら歩みよれば、必ず手を差し伸べてくださる信頼できる、信頼していかねばならない存在です。

教授がタスクを減らすなり、問題解決の糸口を一緒に見つけてくれるはずですが、仮にそうではなかったとしても、一旦、どういう状況にあるのかということは把握してもらえるので、教授もどうしたらいいか考えるはずです。

要は、後で手を付けられない状況になってから助けを要請するのではなく、前もって、自ら保険を掛けて要請をしておくこと、これもリスク管理の一つです。

そうやって、自らリスク管理できる学生こそ、最終的には順調に大学院生活を終えています。

まずは、教授に気づいてもらうまで待つのではなく、自ら問題解決をするために、動いてください、教授に今の状況、感じていることを話してみてください。

そこから、度々、心の内を教授に話していくうちに、今まで遠く感じていた教授との距離感も縮み、信頼関係を築いていくことができます、これが教授に信頼される学生の共通点でもあります。

自らカマトトぶって、自分の力を過信して、一人ですべてを解決しようとしないこと、です。

まとめ

以上、「大学院進学後に研究に向いていないと感じた際に、どうやって乗り越えるか」についてでした。

大学院生には社会人学生も多いので、年齢的にも教授にいちいち些細なことを相談するには申し訳なく、自分の問題は自分でどうにか解決しようとする傾向があります。

そういう部分もひっくるめての指導教員なので、教授に相談や心の内をお話ししてみては如何でしょうか。

人は、話さなければわからないことだらけです。

自ら素直に心を開いて歩めば、必ず受け入れてもらえます。

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