【お悩み相談#80】大学院試で結果出たら、教授に連絡すべきってホント?【大学院入試】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院入試で良かれ悪かれ結果が出たら、それで受験終了になっていませんか?

大学院は目に見えずしての厳しい縦社会で、受験時より既に教授との関係性が始まっていることを忘れてはならないです。

今回は、大学院試で結果出たら、教授に連絡すべきってホントかどうかについて、お話しします。

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質問内容

相談者
相談者

大学院入試の結果が出ました。1カ所は合格で、もう1カ所は不合格でした。志望先研究室の教授に連絡しておいたほうがいいと聞いたのですが、何のために連絡するんですか?

だるまんの回答

やっておかないと損する

大学院入試には、目に見えずしての慣習がありますが、その基本は「礼儀礼節を重んじる」ということです。

連絡を待つのではなく、自ら「ほう・れん・そう」を行うことが基本で、それは受験生の立場である時から既に始まっています。

その心得は別にどこかに明記されているわけでも、誰かが直々に教えてくれるわけでもないものですが、やっておいて損はない、どころか、やっておかないと損することのほうが大きいと筆者は個人的に感じています。

なぜなら、大学院とは学校と生徒ではなく、教授と生徒の1対1の関係性で成り立っている教育システムだからです。

大学院入試の結果を手にしたらそれで受験終了、という受験生も多くいますが、ここで終えてはいけない、ここで差がつくものです。

この記事をお読み頂いている皆様には、ぜひ、教授との良好な人間関係を築いていくための一歩となる「入試後の連絡」は積極的に取り組んで頂きたいと思います。

では、相談者さんも言っていた、「何を連絡するのか?」について話を進めてまいります。

何を連絡するの?

何を連絡するのかは、入試結果と進学状況によって異なりますので、下記に箇条書きします。

  • 合格⇒進学予定:結果報告および進学後の意気込み
  • 合格⇒辞退予定:結果報告および辞退理由
  • 不合格⇒再受験予定:結果報告および再受験希望の旨とご相談
  • 不合格⇒再受験しない予定:結果報告および再受験をしない旨

上記4つのケース別で詳しくお話しします。

合格⇒進学予定

合格をして進学をする場合は、

  • 合格結果
  • 進学後の意気込み
  • 今後お世話になることに対してのご挨拶

をまずはメールで連絡をすることです。

そして可能であれば、入学前に一度、短い時間でアポを取り、ご挨拶に伺っておくと尚よしです。

この時の目的は、ご挨拶と共に入学前までにどのような学習の準備や物品などの用意が必要なのかも聞いておくとためになると思います。

合格⇒入学辞退予定

合格をして入学辞退をする場合は、

  • 合格結果
  • 受験辞退の予定であること
  • 受験辞退をする理由
  • 受験の間にお世話になったことへの感謝

についてメールで連絡をすることです。

業界内は非常に狭い社会なので、他大学院へ進学するにしても礼儀はきちんとはらっておくにすぎないと言えます。

不合格⇒再受験予定

不合格で今年なり来年に再受験を希望している場合は、

  • 不合格の結果報告
  • 再受験を希望している旨
  • 再受験をするにあたりどのような対策が必要なのか相談

についてまずはメールでご相談をすべきです。

また、不合格の原因を分析してみた際にその要因が試験結果であった場合は、教授にアポを取り、対面で次回合格するためにどのように取り組んでいくべきなのか、ご相談をすることが必須となります。

不合格⇒再受験しない予定

不合格で、尚且つその大学院には再受験をしない場合は、

  • 不合格の結果報告
  • 受験の間にお世話になったことへのお礼のご挨拶

についてメール連絡をします。

他大学院進学または別の道へ歩まれる場合であったとしても、受験の間に事前相談をしたり連絡のやり取りをするといった、受験生に割いた時間は少なからずあったので、お礼の言葉は惜しまずにお伝えすべきだと言えます。

メールテンプレート

上記4ケースにおいて、メールテンプレートをご紹介しているので、よろしければ、ご活用ください。

まとめ

以上、「大学院試で結果出たら、教授に連絡すべきってホントかどうかについて」でした。

今回お話ししたことも含め、必ずやらなくてはならないと言う義務でも何でもないことですが、やっておかないと損することは、たくさんあります。

要は、アカデミックだから云々ではないですが、基本的に目上を重んじる、目上への礼儀礼節を守るということを心がければよい、ということです。

愛されるにも理由があるものです。

せっかく出会えた師弟のご縁を大事に、せっかくなら愛される生徒であれるように、自分自身からその努力はすべきだと思います。

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