【お悩み相談#61】大学院説明会に参加してないけど受験不可能?【大学院受験】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

毎年5月頃から各大学院にて入試説明会が始まります。

私立であれば、年に複数回開催していることが多いですが、国立大学の場合は年に1回のみの開催であることが大半なので、気づいた頃には既に説明会は終わっていた、日程的に参加できない、ということがあります。

このように、大学院説明会に参加していない場合、大学院受験で不利なのかどうか、受験してよいのかどうか、についてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

受験を検討した時期が遅かったので、説明会は既に終わっています。説明会参加せずの受験って、合否に差し支えますか?

だるまんの回答

説明会不参加は不利

大学院受験を検討する時期によっては説明会が既に終了していた、日程的に仕事の調整がきかず参加できなかった、という場合があります。

参加できなかったとしたら、仕方のないことなので、気にせず受験しても差し支えはないですが、参加者とは異なり、情報量は確実に減るというデメリットがあるのは確かです。

要は、参加しなかったことが合否に影響するのではなく、参加しなかったことで得られなかった情報があるので不利である、ということです。

説明会でしか得られない情報

では、大学院説明会でしか得られない情報とは何なのでしょうか。

例えば、在校生からの過去の試験内容や大学院の雰囲気、出願書類、卒業者の進路等などいくつかあげられますが、中でもそれらを差し置いて最も大事な情報といえば、教授の社会的人柄です。

大学院受験では、大学の公式サイトを見れば、それなりに研究室の情報を得られるものですが、その志望先研究室の教授の社会的人柄というのは、直接お会いしてみなければわかりえないものです。

そこに一歩踏み込んで言うならば、自分との相性が合うかどうか、です。

大学院では教授にマンツーマン指導で論文を作成していくので、教授との相性は非常に大事ですが、

受験前に教授にお会いできる機会と言えば、基本的に、「大学院説明会」と「出願前の事前相談」のたかが2回なので、

そのうちの1回がないということは、正確な判断をするにあたり、情報量が少なくなってしまいます。

そのため、こういったデメリットが目に見えず発生しているという現状を踏まえて、志望校選び、研究室選びを行う必要があります。

事前相談に力を入れるべし

相談者さんが気にされていた「説明会に参加しないことが合否に関係するか」ということを教授目線でお話しするならば、

大学院説明会は国立であったとしても大変こじんまりとしているので、教授は、参加者を記憶していることが多いです。

そのため、不参加者よりは参加者の受験姿勢に、より好感度を持たれると思いますが、だからといって、不参加者が不合格になったという話は、聞いたことはないので、気を留めることはないです。

かえって、出願前の事前相談を行わなかったことで、不合格になった説は聞きますので、説明会へ参加されなかった受験生は、事前相談に力を入れて取り組むことです。

また、学務課へ連絡をすると説明会当日に配布された資料等を提供してくれることが多いので、問い合わせをしてみることです。

まとめ

以上、「大学院説明会に参加していない場合、大学院受験で不利なのかどうか、受験してよいのかどうか」でした。

大学院説明会に参加しなくても受験は可能で、それが合否に影響するわけではないです。

かえって、説明会に参加できずに教授との対面でお話が出来なかっただけに、事前相談の場でしっかり自己PRしてくること、これに限ります。

ただし、単に大学院合格することが目的になってはならず、この教授の門下生として大学院で学ぶことが実に自分にとって正確な判断であるかどうかを、熟考する材料としての事前相談であることを忘れないことです。

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