こんにちは、だるまんです。
大学院受験では、出願前に志望先研究室の教授と事前相談(別名、事前相談、研究室訪問とも言います。)を行うことを必須とする大学院が大半です。
この事前相談で教授との会話を通して、大学院の合否を薄々感じることができると言われています。
今回は、事前相談でわかる教授からの合否サインについて、お話しします。
質問内容

事前相談で教授から「合格します」とか、「不合格です」とか、言われますか?
だるまんの回答
教授からの合否ニュアンスとは

大学院受験の第一関門と言えば、「事前相談」です。
それとは知らず、サラリと受けている受験生も大勢いるものですが、事前相談とは受験の合否を左右するほど大事な時間です。
事前相談で交わした教授との会話を振り返ってみることで、このまま受験に突き進んでよいのか、少し立ち止まって再検討すべきなのか、受験時期を改めるべきなのか…等など、次に進むべき道が見えてきますので、教授からのサインをよくキャッチしてきてほしいと思います。
では、そのサインについて、より詳しくお話しします。
教授からのポジティブサイン

事前相談というのは、進学相談以上面接試験以下のような、微妙な立ち位置にある面談です。
そのため、教授は基本的に相談を受ける側として受験生の話に耳を傾け、聞いてくれますが、その内容次第で、合否はおおまかに出てくるとも言えます。
その合否は直接的に「受かりますよ。」とか、「不合格です。」だなんて言われることはそもそもないですが、会話の節々にそれらしきヒントとなる言葉や話の内容があったり、教授の表情や口調からもそれらを肌で感じることができます。
例えば、
- 「あなたの研究テーマに協力できる部分はあると思いますよ」
- 「進学後、お仕事はどうされますか?」
- 「うちの研究室にもあなたの研究分野に詳しい方がいますよ」
- 「ご自宅から大学まではどのくらいで来れるんですか?」
等など、受験生が話した内容に関心を持って質問がある、進学後は~といった未来に向けたお話があるとしたら、それはポジティブサインだと受け取ることが出来ます。
教授からのネガティブサイン

一方で、
- 「その研究って意味ありますか?」
- 「う~ん、それで?」
- 「その研究テーマなら他の研究室の方がいいのでは?」
- 「その研究はできなくはないけど…どうかな?」
といった未来形の話にもならず、受験生が話した内容にコメントがあるとしたら、それは多少合格へのハードルがあるということを示唆しています。
このことをしっかり受け止めて、次にどうすべきなのか、戦略を練る必要があるので、自分がいいように理解したり、現実から逃げないことです。
言われたことを然りと振り返ってみましょう。
まとめ
以上、「事前相談での教授の対応でわかる合否ニュアンスの違いについて」でした。
今回ご紹介した教授からのサインはほんの一部ではありますが、大まかにニュアンスの違いは把握して頂けたかと思います。
大学院受験というのは、筆記試験のスコアのみで決まるわけではなく、教授が事前相談で受けた受験生の印象がかなり影響するものです。
事前相談を終えたらそれで終わりではなく、このまま受けていいのか受けない方がいいのか、熟考してみて、必要であれば、臨機応変に方向転換をする、それも賢い判断だと言えます。
自分が進学したい研究室であることも大事なことですが、自分が迎合される場所であるのかどうか、相手であるのか、それも大事な進学理由になることを忘れないことです。