こんにちは、だるまんです。
看護系大学院では、毎年5~6月頃から大学院説明会が順次に始まります。
参加を予定している方もいれば、日程の都合や説明会の内容等によっては参加すべきか、迷われる方もいると思います。
そこで、今回は、大学院説明会に参加するべきかどうかについてお話しします。
質問内容
大学院説明会に参加しようか迷っています。どうせ、淡々とした概要説明なら、参加しなくてもいいかなと思っているのですが…参加しないと何か支障がありますか?
だるまんの回答
説明会はアピールチャンス
入試説明会と言えば、資料が配られ、入試課担当者から受験概要等の説明を聞き、全体の質疑応答をする…
そんな杓子定規なイベントであれば、わざわざ足労かけて参加する意義も感じないものですが、
大学院受験における説明会は、その大学院に合格したいという熱意があればあるほど、必ず参加すべきイベントです!
なぜなら、「①説明会でしか得られない情報を得る」ことと、「②教授にアピールする機会を得る」という2つの大きな目的があるからです。
それぞれについてお話しします。
①説明会でしか得られない情報を得る
大学院受験を検討される際に、大学の公式サイトや研究室の公式サイト、教員の著書、論文等、さまざまな資料から情報を収集されると思います。
とはいえ、やはり限界はあるもので、実際に教授にお会いしてみなければ、どのような雰囲気の方なのか、自分との相性は良さそうかどうか、五感で得られる情報は得られないものです。
そういう点で、説明会という場は負担なく、学校・教授・研究室の雰囲気までを見て感じることができる貴重な機会なのです。
また、研究室紹介の時間には、各研究室の大学院生と会話できることもあり、そこで面接試験に問われたことを教えてもらうこともできます。
ただでさえ、大学院受験の情報が少ないところで、説明会にて得られる情報というのは、インターネットで得られるものよりはるかに濃厚です。
この機会を逃す理由はない、ということです。
自分をアピールする機会を得る
そして、もうひとつ肝心なこと、説明会とは、教授に自分という受験生をアピールできる機会であるということです。
大勢の受験生が参加するとはいえ、各研究室毎に別れての説明会となると、多くても1研究室に参加する受験生はせいぜい10人以下、場合によっては自分1人ということも無きにしも非ずです。
どちらにしても、少人数であるため、教授は一人一人を記憶しており、顔を覚えてもらえる、短い会話を交わす機会もあれば、受験をアピールする機会にもなれます。
この説明会後に、改めて教授との「事前相談(面接)」を行うことで、進学への熱意がより伝わることにも繋がります。
まとめ
以上、「大学院説明会に参加すべき?」でした。
近年は、新型コロナ感染症の影響によりオンライン説明会が増えていますので、志望校はもちろんのこと、関心のある大学院へお気軽に参加をされてみると良いと思います。
今回お話ししたことを念頭に置いて頂き、説明会にて積極的に取り組まれることで、合格へつながる有意義な一日になれるはずです。
大学院説明会参加時点で既に受験は始まっています。
追伸:当サイトでも説明会日程は把握でき次第に更新してお伝えしていますので、ぜひ情報源にしてください。