こんにちは、だるまんです。
40代と言えば、男女問わず、仕事も軌道に乗り、家庭では自分の事よりも家族のために使う時間が多くなり、公私ともにべらぼうに忙しいものですが…
人生100年時代に「生涯現役」思考の方も多く、学びたしの必要性を感じている40代は大勢います。
その学びたしの方法として、大学院進学を検討したところで、時間的・経済的・精神的負担はもちろんのこと、多忙な中でのこの自己投資に果たして意味はあるのだろうか、不安要素は無限です。
そこで、40代からの大学院進学に果たして意味があるのか、一緒に考えてみたいと思います。
質問内容
40代後半の独身看護師です。管理職に就くことになり、大学院進学に関心を持っていますが、色々な意味で年齢的に遅すぎるのではないかと不安を感じています。40代からの大学院進学、意味はあるでしょうか?
だるまんの回答
思い描いたとおり
の人生になった、今から5年、10年後にそう言えているだろうか。
そして、これまでもそうだっただろうか。
40代といえば、自分の人生を一度立ち止まってみる時期だと思います。
結婚をしているなら子育てに手が離れる頃でもあり、
子育てが離れたと思いきや親の介護が始まることもあり、
結婚していないとしても社会的位置づけを得る頃でもあり…
ふと自分の人生を振り返ってみた時に、もし思い描くほどの日々ではなかったと感じられるとしたら…
過去の自分をみれば未来の自分を読むことができるように、
今から5年先、10年先のために自己投資として大学院進学を決断できるとしたら、それこそ自明の理だと思う一人です。
社会の厳しさも、生きる苦しさも、楽しさもわかる年代だからこそ、大学院進学で得られるものは非常に偉大であるからです。
看護業界の高学歴化
そればかりでなく、少子高齢化社会により、医療・看護・福祉・保健分野において専門性が求められている今、高い専門スキルや知識をもった高度実践看護師の養成は急務となり、看護業界は急激に高学歴化しています。
平成14年度に96校であった大学看護学部は平成30年度には263校となり、全体の約30%を占めて、大卒看護師は珍しくなくなりました。
さらに、看護系大学院は平成14年度に96校から平成30年度には272校となり、毎年約2500人が大学院へ進学しています。
このように、学士ホルダーは当たり前、修士学位ホルダーはあと10年、15年もすれば、珍しいことではなくなると思います。
そのような後輩、部下と共に勤務をすることになるとしたら…
それはそれでと思えるでしょうか。
経済面や目先の多忙さなど、行かない理由はいくらでもつけることはできますが、反面行かない理由もないとも言えます。
社会でキャリアを積まれていくにつれ、高度なスキルを身につけなければ、生き残れないということは、日々の生活の中で感じられていると思います。
だとしたら、何を差し置いても、気づいた時こそ旬、勉学に自己投資をするべきだと言えます。
まとめ
以上、「40代で大学院進学ってアリ?」でした。
文中にもご紹介した通り、看護系大学院は近年、量と質ともに拡充し続けており、幅広い学習の機会が得られるようなプログラムを設置されています。
人生におかれて、やってみたかったことを取り残すことなく、大学院進学をと思われるのであれば、ぜひ一歩踏み出してみては如何でしょうか。
きっと、2年後には成長したご自分に出会えるはずです。