こんにちは、だるまんです。
大学院受験といえば、受験資格に学士を保有していることが基本ではありますが、学士を持たない専門卒・短大卒の方でも大学院進学が出来る制度「出願資格審査」を利用して、大学院進学ができます。
ところが、この出願資格審査に通過できず、あいにく受験ができないケースがあります。
今回は、出願資格審査に通過できなかったのはなぜなのか、そして審査通過するための戦略についてお話しします。
質問内容

短大卒で、社会人経験5年の者です。旧帝大大学院を受験したいと思い、出願資格審査に申請しました。ところが、不合格となり、受験資格を得られなかったので、大学院受験をすることができませんでした。自分なりには社会人経験もあるし、通過できると思っていたのでショックです。なぜ落ちたのか、とても疑問です。結局、形ばかりの制度なのでしょうか?
だるまんの回答
出願資格審査とは?

まず、簡単に「出願資格審査」について触れておきます。
大学院受験では、学士を保有しない方で受験を希望される方のために、受験資格を審査する「出願資格審査」というものがあります。
この審査は無料で、書類審査が基本となり、筆記試験がないことが多く、誰でも審査を受けることができる仕組みとなっていますが、評価内容については公表されていないため、審査通過の基準がわからない点についてはグレーな部分が多いと言われています。
それでも、実際にこの審査を通過して、受験資格を得て、大学院受験に合格している方も多いので、大学院進学に関心を持たれている方なら、ぜひこの制度を利用することを検討されてみるとよいと思います。
出願資格審査不合格の要因

さて、ご相談者さんは、この制度を利用して審査を受けられた結果、残念ながら良い結果が得られなったとのこと…
審査基準が公表されていないので、不合格の原因はわかりかねますが、
基本的に、
旧帝大のような難関大学院である場合は、審査通過の基準が厳しい
と言われています。
このように、どの大学院でも申請すれば、誰でも必ず通過できるという一筋縄ではいかない、ものです。
一般的に言われている評価基準としては、
- 社会経験年数
- 社会経験の内容
- 論文数
- 学会発表経験
- 保有資格
等であり、その大学院のレベルにふさわしい経歴があるかどうか、ここで、はかられていると言われています。
ただし、その基準と言うのは、大学院によって各々に異なるため、一概に、審査に通過できなかった理由を提示することが難しい状況ですが、こういった基準があるということは理解して頂けたかと思います。
さて、ここで、だるまんからの合格戦略の提案をしたいと思います。
戦に勝つには戦略が必要であるように、「出願資格審査」を利用されるのであれば、それに通過するための戦略が必要です。
審査通過のための戦略

合格できるための要因は、自ら作り出す必要があります。
それは、
- 審査通過しやすい大学院を探すこと
- 審査に出す前に必ず教授と面談を行うこと
です。
審査通過しやすい大学院を探す
意外と、審査通過しやすい大学院というのがあります。
無計画にお試し感覚で申請をするのではなく、審査通過しやすい大学院を自ら探し出すことです。
私見にはなりますが、「社会人の大学院進学」に積極的な公立大学大学院と私立系大学院は、審査通過がしやすい傾向が高いと感じています。
一方で国立大学院、特に旧帝大大学院の場合は、審査がかなり厳しいので、ダメもとで申請するか、それにふさわしいキャリアを積むか、かえって学士を取得してから挑戦する、の3択だと思います。
審査に出す前に必ず教授と面談を行うこと
多くの大学院では、「出願資格審査」を受ける前に、志望先研究室の教授との事前相談を義務とされています。
その機会に、教授に受験する旨を伝える程度では足りず、
大学院進学に対する情熱を伝え、自分の意思が教授の心にどのように響くのか、にかかっています。
もし、一度目の申請で通過できなかったとしても、諦めずに、教授に再度相談に行くことです。
きっと、教授から進学に不足している部分、努力が必要な部分を示唆して、応援してくださるはずです。
まとめ
以上、「大学院から旧帝大へ進学した場合に就職へどのような影響があるのかについて」でした。
試験に合格する秘訣とは、行き当たりばったりに試験を受けるのではなく、自分のレベルを知り、受かる試験を選び、受かりに行くための環境づくりをすることにあります。
今回お伝えした審査通過しやすい条件をふまえて、ご自分なりに、自分を合格へと導く努力を始めてみてはいかがでしょうか。
求める者に扉が開かれているのが大学院です。