【お悩み相談#140】合格確実と思っていた定員割れの大学院受験で不合格。なぜ?【大学院受験】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

「え?!なんで…?」

教授との事前相談で意気投合感があり、試験当日で見るからに定員割れの大学院受験の結果で、まさかの不合格。

自分なりには確実合格と信じてやまなかっただけに、ショックも大きいものですが、理由が気になります。

そこで、合格確実だと思った大学院で不合格だった場合に考えられる理由についてお話しします。

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相談内容

相談者
相談者

受験前の事前相談で教授と話が盛り上がり、いい雰囲気で終えました。受験日当日も定員割れしていたので、これは受かるだろうなと高を括っていました。そしたら、予想外に不合格という結果が届き…動揺しています。自分では、不合格になった原因がわかりません。なぜ落ちたのでしょうか?

だるまんの回答

玉手箱

大学院受験というのは、大学受験とは異なり、筆記試験のスコアのみが評価対象ではないため、

受からないと思った方が合格したり、相談者さんのように確実合格!と思っていたのに不合格だったという方もおり、大学院受験とは、実際に蓋を開けてみないとわからない玉手箱のように、非常にグレーな部分があると言われています。

とはいっても、自分なりに、合格率が高いと確信していた大学院が不合格だったとしたら…

いくつか振り返ってみるべき理由がありますので、ご紹介します。

不合格になる理由

理由1:英語スコアが低かった

どの専攻分野においても必ず課される試験科目は「英語」ですが、このスコアが全体からすると低かった可能性が否めない場合があります。

専門科目の試験は、志望先研究室の教授が採点をしていることもあり、先生の目線でそこそこ回答することが出来ていれば、それとなく合格点としてみなしてくれると思われますが、共通試験となる英語は、そういう融通性は効かない、ということです。

よって、英語スコアの足切りに合った場合は、容赦なく、切り捨てごめんとなることがありえます。

理由2:教授との相性がイマイチ

大学院というのは、大学の集団教育とは異なり、教授から直接指導を受けることが多いため、教授との相性というのは、非常に大事な部分です。

それは教授にとっても同じであり、

学生との縁は短くても修士2年、長ければ博士まで5年、場合によっては仕事のパートナーになるほどの付き合いになることもあるため、その辺も見通して、自分と相性が合いそう、研究室の雰囲気のコードに合う学生に入学してもらうことを、基本としています。

そのため、意外と志望先研究室の教授との相性が合否を決める、といっても過言ではないです。

事前相談の場で教授との話が盛り上がった、いい雰囲気だったと思ったとしても、それはあくまで自分の感覚によるものであり、教授はどのように感じているかは、わかりえない部分です。

理由3:研究内容が魅力的ではない

大学院受験をする際に、進学後に取り組みたい研究テーマを決めるのが一般的です。

その内容を志望先研究室の教授に事前相談の場で、お話しするのですが、その内容が教授にとって魅力的ではない場合、不合格とする場合があります。

研究テーマというのは、卒論のみならず、その後、教授と連名で公に発表をするものにもなりますので、教授にとってもその内容が、少なからず、自分の業績にプラスになったり、自分の新たな関心を寄せる内容であるといった、魅力があるに越したことはないものです。

ありきたりな研究、自分には縁の遠い内容の研究である場合、そもそも論で不合格にするケースがあります。

理由4:大学の教授からの報告があった

アカデミックというのは、意外と、教授同士で連絡をしあっています。

特に、在学先大学のゼミの先生と進学先大学院の教授が連絡をしあって、学生の生活態度や勉学に対する姿勢などをヒアリングしていることも時々あるようです。

その内容によっては、試験のスコア云々以前に、受け入れをしないという姿勢を取る、それが不合格という結果として出している教授もいるかもしれません。

まとめ

以上、「合格確実だと思った大学院で不合格を得た場合に考えられる理由」でした。

自分なりに自信を持っていたからこそ、のぞんだ結果ではなかったことはショックです。

ですが、不合格だから、あなたを否定されたわけでも、人生を否定されたわけでもなく…物事は5年後、10年後にならなければ、その結果が人生にもたらす本当の意味とはわかりえないことです。

いったん、その結果を真摯に受け止め、この次にどのような人生選択をするのかを考えることです。

次回、不合格だった場合に考えられる次の選択肢についてご紹介します⇓

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