【お悩み相談#133】受験前に退職。面接で退職理由聞かれる?【大学院受験】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

社会人で大学院受験をされる方の中には、受験前に退職をしてフルタイム受験生になる方々がいます。

大学院受験を理由に退職する方が多いのかと思いきや、それは表向きな理由に過ぎず、本来は職場の人間関係や労働環境上のことが理由で辞職をする方もかなりいるようです。

ところが、事前相談や面接の場で、教授や面接官に退職理由を尋ねられた際にどう話すべきなのか、どこまで話すべきなのか、正直な理由を言うべきなのか、少々悩まれるという話を聞きます。

そこで、大学院受験の際に、事前相談や面接試験にて、退職理由を何と答えるべきなのかについてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

半年前に職場を退職しました。退職した理由は受験のためではなく、職場での人間関係が原因です。大学院受験を検討していたこともあって、退職したおかげで、受験に専念出来てはいますが、志望先の教授に退職理由を聞かれたら、どこまで話すべきか悩んでいます。どこまで、どのようにお話すべきでしょうか。

だるまんの回答

無職は不利ではない

社会人の大学院受験において、受験に専念するために半年以上前から退職をする方は結構います。

超難関大学院志望であればあるほど、よくある話であり、無職状態であることが受験合否にマイナス要因には決してならない、心配ご無用です。

ところが、今回の相談者さんのように、「受験以外の理由で退職をした場合」はどうなのでしょうか。

無職の理由を聞かれるか?

どのような形であれ、無職状態での受験に不利はないものですが、気になることは、そもそも、教授に退職理由を問われるかどうか、です。

その疑問への回答は、必ずと言っていいほど、聞かれます

受験生の現状を把握することは、どの受験生にも共通する質問なので、

例えば、

  • 今はどこかお勤め先がありますか?
  • 職場はいつ辞めたのですか?
  • では、今はご実家?

なんて、次々と、お気軽に問われます。

あくまで個人情報でもあるので、教授もそれほど土足上がりに何でもかんでも、根掘り葉掘りと、詳細には聞いてこないものですが、誰もが聞きそうな事柄は何でも問われるものだと心構えておいた方がよいです。

退職理由は何と答えたらいい?

さらに気になることは、教授に退職理由を聞かれたら、何と答えるのがのぞましいのか、ということです。

これに関しては、賛否両論あると思いますが、大人の常識圏内で考えれば、

詳細を話す必要はなく、一言、「受験に専念するために退職をしました」とお話すればよいと思います。

退職理由はさまざまにあったとしても、本音と建て前という言葉があるとおり、正直に何でもかんでも教授に言う必要はなく、進学後でもその回答が自分に差し支えないことであることが基本です。

かえって、人間関係のトラブルがあって…なんてことは、聞き手がそれをどのように捉えるかは知りえないことなので、自分のためにも、事実を赤裸々にお話しする必要はない、です。

その他聞かれること

教授によっては、この無職のことを切り口に、その他に質問を重ねてくることがあります。

例えば、

  • 実家暮らしなのですか?
  • アルバイトなどされてるのですか?
  • いつ退職されたのですか?
  • その職場は長かったのですか?
  • 仕事続けても良かったんじゃないですか

等など、さまざまですが、共通して言えることは悪意も深い意味もなく、単に気になるところを聞いているにすぎないということです。

そのため、

聞かれたことには、誠意もってお答えするが、必要以上のことは答える必要はない

ということを念頭に、お答えするに限ります。

教授との面談というのは、その内容が肝心なのではなく、それ以上に、質問をした時に受験生がどのように返してくるのか、学生の教養や品業、人格を図るためのことに過ぎないと言えます。

そのため、

  • きちんと人の話を聞いているか
  • 質問に対する答えが出来ているか
  • 考えて話しているか
  • 自分の話ばかりしていないか
  • です、ますの語尾をきちんと使えているか
  • 礼儀礼節が守れているか

ということを見られているということを肝に念じ、立ち居振る舞いに今一度気配りをすることです。

まとめ

以上、「大学院受験の際に、事前相談や面接試験にて、退職理由を何と答えるべきなのか」でした。

今回のお話のポイントを整理すると、

  • 無職は大学院受験に不利ではない
  • 理由は問われるが、受験に専念するためでよし
  • それ以外に問われたとしても必要以上のことは言わなくてよし
  • 面談では礼儀礼節を守り、誠意をもって答えること

となります。

不安は一つでも多く取り除き、安定した気持ちで受験に挑むことです。

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