こんにちは、だるまんです。
大学院受験合格後、翌年4月の入学日まで、何もしないでいる、ルルララなあなた。何もしない間に、既に他の院生達と差がつきはじめているかもしれないとしたら…
周りに後れを取らず、入学後の大学院生活を有意義に過ごせる準備に取り掛かるために、入学前までに取り組んでおくべき6点についてお話しします。
質問内容
大学院進学が決まり、来年4月に入学予定です。お恥ずかしながら、大学院では、どのような授業や課題があるのかも、どのような学校生活になるかもよくわからず…入学前までに何か取り組んでおくべきことってありますか?
だるまんの回答
やらないと差が付く
大学院受験の日程とは、年間を通して、8月頃、11月頃、翌2月頃と多くて3回あるので、どの時点で受験したかによって、入学日までの長さは人それぞれです。
進学先の大学院からも、入学手続き書類以外は特に何も送られてこない、教授からも個人的に連絡もないので、することといえば、心の準備程度で、翌4月までは何もしない、という方の方が大半です。
それでも差し支えませんが、この入学前までの、時間のあるうちにやっておくべきことを取り組んでおくことで、より充実した大学院生活を送ることができるはずです。
今回お伝えする6点について、共感される部分があれば、参考にして頂ければと思います。
事前に取り組むべきコト4点
1.教授への連絡
これは、必須項目です。
大学院合格後は、必ず、進学先研究室の教授へ、報告のメール連絡をします。
これがアカデミックでは欠かせない礼儀礼節であり、この時点で、既に教授との人間関係が始まっていますので、それに沿って、然るべき道理はきちんとこなしておくことです。
具体的な連絡方法についてはこちらの記事にまとめています⇓
2.参考文献の収集・整理
大学院進学後、ゴールデンウイーク明けからは本格的に研究活動が始まります。
研究分野にもよりますが、先行研究を見つけたり、関連の研究論文を収集して文献整理をするというのは、言われなくても経ておくべき事柄です。
どのような研究がなされているのか、まずは自分自身がその分野の研究を把握しておかなければ、ゼミや研究指導中に突っ込まれても答える術や知識がなければ、もう、あかっぱちです。
3.参考書籍の読破
文献のみならず、参考書籍というのも集めて読んでおくことです。
本を読むのも意外と時間を要することなので、進学前にある時間を活用して1冊でも多く読んでおくことです。
4.教授・研究室生の論文を読む
意外と、進学先の教授の論文を読んでくる学生は、多いです。
これから指導を受ける、恩師にもなる先生の論文というのは、1つでも多く読んでみるほど価値のあることはないです。
教授は、どのようなテーマに関心を持っていて、どのようなタッチで研究論文を書いており、どのような団体とのかかわりを持って研究をしているのか等など、教授のことを理解する努力を学生としてもすべきだと思います。
5.研究助成金を探しておく
大学院で研究を行う上で少なからず費用がかかります。
専攻分野や研究室によっては、その費用を研究室が持つ研究費から捻出することもありますが、できることなら、自ら研究助成金を取ってくるぐらいの成果があるほうが最も望ましいと言えます。
研究助成金というのは、さまざまな団体が支援を行っています。
ネット検索もしくは学校の学生課窓口で情報を得ることができますので、応募できそうなものがあるかどうか、ありそうなら早めに下準備をしてみて、教授に打診をしてみることです。
あなたの積極的な姿勢に好感度が高くなるはずです。
6.奨学金団体を探して出願準備をする
大学院の学費を支援してくれる奨学金団体が、自治体や民間にたくさんあります。
進学後に探すというには、なかなか時間が足らず、申請書類作成までに至れないものです。
時間がある時期に、まんべんなく探して、応募対象となれる奨学金団体を探し、ぜひエントリーしてみることです。
まとめ
以上、「入学前までに取り組んでおくべき6点」でした。
大学院受験が終わったら終わりではなく、既に、新たなスタートをきっています。
進学前までのこの貴重な時間をどのように過ごすかで、進学後の生活の質は大幅に変わりますので、これから一日一日を、必要な努力を積み重ねていくことです。