【お悩み相談#128】受験しないかもしれないけど、大学院の教授へ進学相談していいの?【大学院受験 メールテンプレ付】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院受験を検討されている方の中には、大学院の教授に一度個別で進学相談をしてみたいと思うことがありますが、権威ある教授にそのような個人的な依頼を申し出てもいいものかどうか、迷うものです。

そこで、今回は、受験を決めていないくても志望先大学院の教授に進学相談をしてもよいものかどうか、についてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

大学院受験そのものを悩んでいます。進学したい気持ちと、学習をこなしていけるかどうか、高い学費をかけてまで進学する価値が自分にあるのかどうか等、まだ考えが整理できていません。実際に、関心のある大学院の教授に相談をしてみようかとも思ったのですが…なんだか気が引けます。受験するかどうか決まっていない私のような者が相談するのは、失礼ですよね?

だるまんの回答

進学相談を受けるべし

大学院受験では、出願前に、志望先研究室の教授へ「事前相談」を行うことが決まりとなっています。

もちろん、出願前であっても進学相談をすることは十分可能なことでありますので、大学院受験を悩んでいる、進学後の話をより明確にしたいと思われるようであれば、気軽に、関心のある大学院の教授へ連絡を取って、進学相談を依頼してみることです。

そのうえで、注意すべき点についてお話しします。

相談をお願いする場合の注意事項

1.連絡はメールで

教授へ連絡をする手段は、メールが最も望ましいです。

教授のメールアドレスは、

  • 大学院公式ホームページ
  • 公式ホームページに掲載されている募集要項の最終頁

のどちらかに掲載されていることが多く、そのアドレスに連絡しても基本的に大丈夫です。

もし、どちらにも掲載されていない場合は、学務課へ連絡をして教授に連絡をしたい旨を伝えると、メールアドレスを教えてもらえることもありえば、学務課経由で連絡をしてくれることもあります。

メール連絡をして返信が来るタイミングは教授によって様々ですが、1週間は待ってみて、それでも来なければリマインドメールを送る、もしくはアドレスが間違っていないか学務課に確認をしてみることです。

2.メール内容は簡潔に

教授にとって、メールとは、連絡手段に過ぎませんので、長々と自分の経歴やお悩み相談内容を記載する必要はなく、簡単な自己紹介と連絡をした目的、アポを取ることのみにとどめます。

3.相談内容は端的に

相談は、対面で行われることが多いですが、近年はコロナの影響により、オンラインでの面接を行う大学院が増えています。

時間は30分程度~長くて1時間程度ですが、なるべく、端的に、お聞きしたいことを箇条書きにしてからお話しすることです。

また、その際の相談者としての姿勢は見られていますので、メモを取りながら聞くことを忘れないことです。

4.決して第1志望だと言わない

あくまで進学相談ですから、教授との進学相談後に考えや進路が変わることも大いにあり得ます。

その場の雰囲気で、決してこの大学院を第1志望にするとか、必ず受験しますといった宣言をする等、即断での発言は自分のためにも避けることです。

進学相談連絡のメールテンプレ

教授に進学相談を依頼する場合に使えるテンプレを用意しました。必要な方はどうぞご利用ください。

〇〇大学大学院
〇〇研究科〇〇専攻
教授 〇〇 様

お世話になります。

初めてご連絡をさせて頂きます、現在、〇〇病院で看護師をしております〇〇と申します。

大学院受験に関心があり、進学相談をさせて頂きたく、ご連絡をいたします。

日々の臨床経験から看護研究をより深めたいと感じていること、関連して専門看護看護師資格取得に関心があり、大学院進学を検討しております。

まだ受験を検討中の段階ですが、進学後の学校生活や卒業後の進路等について、受験を決める前に一度ご相談をさせて頂くことを希望しております。

お忙しいところ恐れ入りますが、お時間を割いて頂くことは可能でしょうか。

(現在、平日は勤務しておりますため、可能でありましたら、平日夕方若しくは土曜日等にお時間を頂けましたら幸いです。)

よろしくお願いいたします。

〇〇

まとめ

以上、「受験を決めていないくても志望先大学院の教授に進学相談をしてもよいものかどうか」でした。

大学受験とは異なり、大学院受験に関する情報は圧倒的に少なく、探してもそれらしき情報を得られないこともあります。

そういう時は、ああかな、こうかなと自分一人で考えているよりは、早めに教授にお会いして、教授から直に話を聞く事のほうが、自分の進路を決めるうえでも、最もリアルで生きた情報が得られるはずです。

相談できる相手がいないと、そもそも教授に連絡をしていいものだろうかというところからして悩むものですが、快く時間を割いてくださる教授が大半ですから、恐れずに、積極的に、進んでみることです。

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