こんにちは、だるまんです。
大学院によって、大学院受験日程を、一次日程のみならず、三次日程まで行われていることがあります。
そのため、一次日程で不合格だった場合、二次もしくは三次日程で再受験をすることが可能なのですが、中には、一次の不合格でモチベーションが下がり、受験勉強に気持ちが向かない窮地な受験生もいます。
今回は、一次日程で不合格だった場合のモチベーションの持ち直し、および次の試験で合格を確実にする方法についてお話しします。
質問内容
大学院受験勉強を頑張ったのですが、予想外に落ちてしまいました。二次日程もあるので、諦めずに受けようと思っているのですが、一次の不合格がショックでモチベーションが上がりません。一次がダメなら二次も不合格率高いですよね?
だるまんの回答
モチベーション持ち直し
長らく大学院受験に取り組んできたにも関わらず、その努力が報われない結果に、自分自身にがっかりするものです。
志望校によっては、受験日程が1年に1回のみとする場合もあるので、人によっては、大学院受験浪人という道を選択する方もいます。
また、2次や3次日程がある場合は、年内にリベンジできるチャンスはありますが、しばらく受験から解放されない拘束感と出口が見つからない閉塞感で、なかなかモチベーションが戻りづらい状況になると思います。
受験へと力んでいた肩の力を少し抜いて、受験前に買い物や美容室へ行くなどでの気分転換をして、改めて気持ちを入れ替えていくことも必要ですが、
ここで、モチベーションもアップしつつ、次の試験で合格を確実にできる方法があるので、お話しします。
再受験で合格を確実にできる方法
結論から言うと、
1次日程で不合格になった志望先大学院の教授へ再度相談に行くこと
です。
1次日程の出願前にも、志望先研究室の教授へ事前相談をしていると思いますが、再度、教授へ連絡をして、必ず教授に再事前相談を申し込んでください、結果が変わります。
その目的は、
- 教授に進学への熱意を伝えるため
- 一次日程が落ちた理由を知るため
- 進学に対する教授の考えを知るため
の3点です。
それぞれについてお話しします。
1.教授に進学への熱意を伝えるため
大学院受験というのは、一般的には筆記や面接試験で評価されますが、それ以上に、志望先教授がその受験生を受け入れたいかと思えるかどうかに合否はかかっています。
そのため、まずは、その合否を決めたであろう教授ご本人に、進学への熱意を再度、訴えにいくべきです。
力不足で一次日程の試験には不合格でしたが、、ここが第一志望で、この研究室以外、進学は検討しておらず2次日程も再受験を希望しておりますが、いかがでしょうか?
というように、①進学への熱意を伝える、②再受験してもいいか伺う、という2点を受験前に経ておくことで確実な合格を得られる確率が高くなります。
教授にとっても成績やスペックのある学生というよりも、自分を師として仰ぎたいとする熱意ある学生に入学してほしいと思っていますので、ぜひ、教授の琴線に響く話をしてくることです。
2.一次日程が落ちた理由を知るため
同じミスを繰り返さないためにも、1次日程で不合格になった理由は知っておくべきです。
自らその要因がわかっているようで、わかっていないこともあるので、「試験の点数が至らなかったのでしょうか?」と、教授にさりげなく問うてみることです。
すると、差し支えないところで、
試験難しかった?英語は苦手なのかな??
というように、その要因的なヒントを教えてくれることもあります。
時には、
ちょっと社会人としてキャリア積んでから来るのはどうかな?
のように、遠回りに、キャリア不足であることを指摘されることもあります。
どういう要因であるにしても、入学審査をするのは教授に変わりはないので、その教授が懸念している部分を知り、何をどのようにクリアすべきなのかを考えれば、合格は確実になります。
3.進学に対する教授の考えを知るため
①でお話ししたように、①進学への熱意を伝える、②再受験してもいいか伺うことが再事前相談の目的なのですが、この伺いに対する教授の反応をみれば、2次日程の合否がわかります。
例えば、教授があまりいい反応をしない、話が弾まないようであれば、次に受験してもいい結果は得られない確率が高いです。
対して、教授自ら、1年間研究生をしながら受験をするのはどうか、英語勉強をもっと頑張ってみてはどうか、という何かしらの提案や指南を頂けることもあれば、そういうことが無かったとしても再受験を了承してくれる前向きな姿勢が見える時は、合格率はかなり高まる証拠です。
ぜひ、気持ちを新たにして、受験に勇んでみるべきと言えます。
万が一のこと
万が一のことですが、再度、事前相談を申し込んだ際に、教授から遠回りにお断りをされることもあります。
例えば、
あなたの希望する研究にこの研究室は合っていないと思う
とか、
再受験は検討しなおして頂ければと思う
というように、理由を明確にして断られることもあれば、理由なしで断られることもあります。
中には、メール連絡をしても返信が来ない、無言タイプの教授もおり、ここまでされると、自分の希望を押し通すわけにはいかず、その事実を受け止めて、さっさと進路の方向性を変えていくべきです。
大学院受験も恋愛と似ている部分はあって、自分が進学したくても、相手がそれを望んでいないこともあり、自分はそれほど進学意思がなくても、相手から声を掛けられることもあります。
相思相愛にならなかったから人生終わりでもなく、相思相愛になったから必ずしも良いわけでもないのが人生です。
まとめ
以上、「一次日程で不合格出会った場合のモチベーションの持ち直しおよび次の試験で合格を確実にする方法」でした。
今回、お伝えした通り、再受験をされる方は必ず志望先研究室の教授を尋ねることを重ねておすすめします。
120%合格すると断言できることではありませんが、教授の琴線に触れる話ができるのはあなた自身しかおらず、大学院受験ではそれが多少通用する部分はあるということを意識して頂きたいです。
それに、教授からのポジティブサインをキャッチできれば、再受験へのモチベーションも自然と上がります。
どのような結果であったとしても、決してあきらめることなく、与えられたチャンスを存分に活用して努力をしてみることです。
開かれるべき扉なら必ずその努力に答えてくれるはずです。