【お悩み相談#118】大学院って友達できますか?友達の作り方を教えてください【大学院】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院生になると、全体的に、「研究室に籠った生活」、「プライベート時間も返上」、「家と大学の往復生活」になるとという声を多く聞きますが、

果たして、上記のような環境の中で、友達は出来るものでしょうか?

今回は、大学院生になると友達ができるのかどうか、ついでにどうやって友達を作るのかについてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

大学院1年生です。学校生活が忙しいのもあるのですが、友達というか、大学の時のように一緒に連れ合う仲間がおらず、いつも一人です。大学院生ってこんなものですか?どうしたら友達ってできるのでしょうか?

だるまんの回答

院生に友達はできない

同じ研究室の先輩や同期の院生とはそれなりの関りはありますが、

友達はというと…ほとんどできないと思っておいたほうがいいと思います。

もちろん、知り合いはすべて友達という方もいれば、数年知り合っていてもあくまで知人という方もおり、友達の範囲と基準は、人それぞれに異なるものですが、

そもそも、大学院生活からにして、大学のように幅広く同年代の友達ができる環境ではない、からです。

なぜ、友達が出来る環境ではないのか、いくつか理由を挙げてみます。

友達ができる環境ではない理由

1.同期以外の関わりが少ない

大学院に進学すると、同期、要は同級生ができますが、大半の大学院は10名程度、少ない場合は2~3人であることも多く、基本的に同級生は少人数です。

中高のようにクラス分けがあるわけでもないので、共通の授業で同席する程度での顔合わせがある程度で、毎日顔を合わせる機会は学年があがるほどに、必然的に減少していきます。

そのため、最も頻繁に顔を合わせる相手は、研究室の先輩と同期になります。

公私共に交流がそれほどあるわけでもないので、この関係性を友達といえとは言えず、あくまで同期や先輩であり、友達と言うには少々厳しいのではないかと思います。

2.サークルがない

大学院にはサークルがないので、授業以外で誰かと知り合える機会というのはほとんどないです。

大学からそのまま内部進学をされた方であれば、所属していたサークルや部活にOB・OGとして顔を出すということはよくあるようですが、それも決して多くはないと言えます。

3.時間的に忙しい

大学院生の1日の大半は研究室で過ごすのが基本です。現在はコロナの影響もあり、在宅での研究活動をする学生も多いですが、基本的に常に何かと資料作成したり、調べたり、読むなど、机に向かっている時間が多いものです。

そのため、自宅と大学を行き来する毎日で、休日もそのように過ごすことが多く、友達と交流を楽しんでいる時間的余裕はとれないものです。

せめて、時間が合う同期と共にランチを共にしたり、短い時間でのお茶をすることはあっても、それは年に数える程度です。

4.群れたがらない

上記に挙げたように、忙しいので、誰かしらと群れて時間を共にする余裕はなく、自分のために時間を使いたい多忙な院生のほうが大半です。

また、一人一人が取り組んでいる研究が異なるため、誰かと共に課題に取り組むということはあまりなく、基本的に院生とは常に一人で行動をしています。

院生の友達の作り方

友達づくりには乏しい環境の大学院ではありますが、もちろん、同期の中で気の合う方と長らく交流が続けば、それは友達へと関係性が発展していけるとも言えます。

学年カラーにもよりますが、毎年同窓会をしたり、飲み会をしたり、家族行事に参加するなど、交流が盛んな学年もありますので、そのような仲間と出会えることもありえますが、数少ないです。

それ以外に、確実な友達の作り方としておすすめできるのは、

  • 大学の部活やサークルで友達を作る
  • 社会人サークルで友達を作る
  • 大学の国際交流会にて外国人の友達を作る
  • 習い事で友達を作る
  • 異職種交流会に参加する

という方法です。

基本的にはお友達づくりが自然とできる環境がないので、やはりそのような輪に自ら扉をたたく必要があります。

関心のある方は、こちらの記事に掲載しているので、ご参考ください。⇓

まとめ

以上、「大学院生になると友達ができるのかどうか、ついでにどうやって友達を作るのか」でした。

大学院では大学のように、学校生活やプライベートを共にする友達づくりは難しくとも、自分とは異なる様々なキャリアを持つ大学院生や研究関連の専門家等など、自分次第で幅広い人脈を作ることができます。

社会で出会った人々は、社会での良きブレーンになっていくはずですので、内的な友達ではなく、社会的友人だと思えば、云十人、云百人の友達はすぐにできます。

ぜひその貴重な機会を十二分に活用して幅広い人脈作りに勤しむことです、それこそ一生の宝物です。

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