【お悩み相談#112】面接試験でプレゼン5分、どうやって準備すればいい?【大学院受験 例文付】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院入学試験の面接で、「自己紹介、業績、研究計画等について5分間のプレゼンテーションをしてください」と指定されていることがあります。

試験がプレゼンということにプレッシャーを感じるものですが、それも5分?!となんともいえない時間指定に、どのような準備をするべきなのか悩む受験生は多いです。

そこで、具体的なプレゼン準備についてご紹介しますので、これから準備をされる方は参考にして頂ければと思います。

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質問内容

相談者
相談者

大学院受験日当日、面接にて5分間のプレゼンテーションが予定されています。試験案内書には、自己紹介・業績・研究計画書を題材とすることとなっています。どんな感じに準備したらいいですか?

だるまんの回答

準備すべきこと2点

プレゼンを課されている院試の場合、

  • プレゼンテーション:5分
  • 質疑応答:15分

という場合が多いです。なので、面接が5分で終わるということではなく、多くは15~20分程度の面接が行われています。

ということは、5分間で述べた内容をふまえた質疑が行われるので、プレゼンの準備のみならず、想定問答への対策もしておかねばならない、ということがわかります。

そこで、ここでは、

  1. プレゼンテーションの準備
  2. 質疑応答への準備

の2段階での準備についてお話しします。

1.プレゼンテーションの準備

プレゼンテーションとはいえども、5分間ですので、時間のロスがないように、事前に話す内容をしっかり決めて、事前練習を重ねて挑む必要があります。

5分間で話すべきことは、ほぼ決まっており、最低限下記の3点を含めるようにすることです。

  1. 自己紹介
  2. 大学院進学理由・目的
  3. 大学院進学後に取り組みたい研究内容:研究背景

1.自己紹介

まず、「自己紹介」については長々説明する必要はなく、氏名、現在の所属名で十分です。時間の余裕があれば簡単な経歴を述べるのも良しですが、願書にも記載している内容なので、省いてもかまわない内容です。

例文

合格まる子と申します。現在、〇〇訪問看護ステーションの看護師として3年目になります。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

2.大学院進学理由・目的

質疑応答で質問されやすい事柄なので、先に自らお話ししておくとよいと思います。こちらも、簡単明瞭に一文でよしです。

例文

大学院にて専門看護師の資格を取得することで、キャリアアップを図りたいと思い、大学院進学を希望しております。

3.大学院進学後に取り組みたい研究内容

プレゼンの核心部分です。出願時に研究計画書を提出済みだと思いますので、基本的には研究計画書に書いたとおりの内容をお話すべきです。また、プラスアルファで話すにしても、教授と事前相談にて話した内容にとどめておくことです。

例文

大学院で取り組みたい研究テーマは、「在宅療養者の看取りにおける多職種連携の在り方」についてです。訪問看護師として、療養者やその家族が安心して看取りを迎えられる環境について常に心がけていますが、多職種でケアをしているので、多職種間のきめ細やかな情報共有や連携が欠かせないと日頃感じております。そこで、どのように多職種が連携することで、療養者や家族が望む看取りを迎えることができるのかについて、研究で明らかにしたいと考えております。

2.質疑応答への準備

大学院の面接で問われる質問というのは、おおまかには決まっています。

なぜなら、大学院出願前に行われる教授との事前相談にて詳細に面接を行っているので、審査員の一人である教授は受験生のことを既に把握しており、他審査員のいる当日の面接であれこれ聞く必要はない、からです。

なので、込み入ったことは問われず、全受験生に共通して問われることが、質問されます。

詳しくは、こちらの記事にまとめているので、想定問答の準備の参考にして頂ければと思います。

資料作成について

大学院によっては、プレゼン資料の提出を求められる場合があります。

紙の資料でいい場合もあれば、パワーポイントのデジタルデータとされる場合もありますが、

あくまで、プレゼン内容を文字化で目視したほうが面接の時に質疑しやすい審査員のための資料ですので、見栄えや文量が問われているわけでなく、「わかりやすく、完結、要点がしっかりかきこめていればよい」ということです。

見た目に拘るのではなく、あくまでビジネス文書としてどうか、という視点で作成することです。

プレゼン時の注意点

あくまで、大学側が「プレゼンテーション」という言葉を使用しているからには、プレゼンの発表者としての心構えは必要不可欠です。

プレゼン者の心構え
  • ハキハキした声を出す
  • 堂々とゆっくり話す
  • 要点をつかんで述べる
  • 5分という制限時間を守る
  • 接続詞やフィラを乱用しない

上記のプレゼン者の心構えを体得するためには、つまり、鬼練習が必要だと言うことです。

台本を作り、何も見ないでも話せるほど、練習をしてのぞまれることです。

まとめ

以上、「具体的なプレゼン準備について」でした。

大学院受験当日の面接がプレゼンテーションと言われると、非常にハードルが高く感じられがちですが、5分という時間が長く感じるのか、短く感じるのかは、自分次第です。

余念なき準備をされ、審査はどうであれ、まずは自分が満足できるプレゼンができますように。

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