【お悩み相談#109】第一志望先の事前相談を受けたけど、志望先を変えたい!教授に報告すべき?【大学院受験 テンプレ付】

お悩み相談

こんにちは、だるまんです。

大学院受験の出願後や事前相談(別名、事前面接や研究室訪問)にて教授に第一志望だと伝えたにも関わらず、試験日直前に、受験先を変える受験生もいます。

その場合、事前相談をした大学院の教授にその旨を連絡しておくべきなのでしょうか?

そして、連絡するならどのように伝えるべきでしょうか?

今回は、第一志望先の事前相談を受けたけど志望先を変えたい場合、教授に伝えるべきかどうかについてお話しします。

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質問内容

相談者
相談者

第一志望校にしていた受験先の受験を辞めようと思っています。事前相談は既に済んでおり、教授には第一志望と伝えていました。出願書類も提出済みです。教授に連絡したほうがいいですよね?連絡するとしたら、なんとお伝えすれば無難でしょうか?

だるまんの回答

しておくべし

受験するしないをいちいち教授に連絡する?と思うかもしれませんが、

大学院受験においては、連絡しておいた方が無難どころか、連絡しておくべき

です。

受験辞めますと連絡するなんてなんと気まずい…と思われるかもしれませんが、大学院受験というのは試験点数のみで合否が決まるのではなく、受験先教授が受け入れたいと思うかどうか、の判断要素も加わるので、教授との関係性は無視できないからです。

受験前には、志望先研究室の教授と事前相談を行うので、少なからず、そこから教授との関係性は始まっています。

となると、事前相談で第一志望宣言をしていたり、受験する前提でのお話が進んでいたとしたら…教授はその学生が受験するものと捉えるはずです。

もちろん、教授に連絡しなくてはならないというルールはないので、連絡せずに受験辞退するのは自由ですが、アカデミアは狭い業界なので、教授間が仲良しであったり、学会等でお会いすることがあるなど、まったく無縁で過ごせるものでもない、要は、人間関係にも保険をかけておくべきである、ということです。

ただし、全受験生が連絡すべきではなく、これからお伝えする「教授に連絡すべき学生」は、教授へ受験辞退の連絡をすることを検討してください。

どういう受験生は連絡すべき?

受験辞退の連絡をすべき受験生とは、

  • 出願書類を提出後に辞退する方
  • 事前相談を受けた際に第一志望校だと伝えた方
  • 事前相談を受けた際に受験すると伝えた方
  • 事前相談を受けた際に受験する前提で話を持っていった方

のどちらかに当てはまる方です。

逆に、事前相談を受けていても、受験宣言をしていない、第一志望校だと伝えていないのであれば、受験辞退の連絡をする必要はない、と言えます。

ただ、事前相談の場の雰囲気にもよるのですが、教授があなたを迎合しているような話をしたといった意気投合した雰囲気がある場合は、やはり、教授の期待を裏切ることにも繋がりかねないので、上記に該当しなかったとしても、教授に一言、連絡をいれておくことが礼儀であり、社会人としての常識だと思います。

ここはケースバイケースでの判断が必要です。

教授へのメールテンプレ

メールの際のポイント

まず、教授に連絡するにあたってのポイントを箇条書きします。

  • メールの目的は辞退するという事実を伝えるまで
  • 受験辞退する理由を明確に伝える必要はない
  • 返信を要する文章は書かない
  • 長々メールを書く必要はない

受験辞退をすることは受験生に与えられた権限なので、教授に必要以上申し訳なく思う必要はないですが、受験生として、社会人として、人としてやるべきことはやっておくということです。

メールテンプレ

メールテンプレを作ってみました、必要な方はご自由にアレンジしてお使いください。

●●大学大学院
●●研究科●●専攻●●分野
〇〇教授

お世話になっております。

先日、大学院進学の事前相談にてお世話になりました、〇〇です。

その節は、貴重なお時間を割いて頂きまして、どうもありがとうございました。

その後、御校を受験予定で準備してまいりましたが、諸事情により、今回の受験を見送らせて頂くことにいたしました。

事前に、ご連絡をしておくべきことと察し、失礼を恐れず、連絡させて頂きます。

また先生にお世話になることがあると思いますので、その節にはよろしくお願いいたします。

先生のさらなるご活躍を期待しております。

〇〇

まとめ

以上、事前相談を受けたけど第一志望先を変えたい場合、教授に伝えるべきかどうかでした。

大学院受験というのは、大学に受験するというよりは、その研究室に受験することなので、志望先研究室の教授とは受験時から良好な関係性を築いていく気遣い、心遣いが必要不可欠です。

受験をしないとしても、またどこかでお会いすることもあるので、教授だからではなく、人との縁を大切に、最低限の礼儀は払っておくことです。

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