こんにちは、だるまんです。
さりげなく看護師・保健師・助産師のみなさまに大学院進学をすすめるべく、毎日、細々と発信をしていますが、ぶっちゃけ、高い学費を払って大学院へ行く価値ってあるのか、って相談がありましたので、いろいろな方のお話や意見をシェアしてみます。
質問内容
大学院進学って、結構学費がかかると思いますが、そもそも、大学院進学することに価値ってありますか?
だるまんの回答
大学院進学の価値
よくこのようなご質問を頂きます。
進学を検討していた当時、経済的余裕がなかった筆者も、進学へのあこがれの気持ちの裏腹に、果たして進学することに価値はあるのだろうかと思い煩った時期がありました。
働いて貯めた貯金のほとんどをはたいていいのかな… 2年間働かずに生活はやっていけるのだろうか… 卒業後に道は開くのだろうか… 婚期が遅れるのではないか… 勉強にはついて行けるのだろうか… 結果的には人生にプラスになるのだろうか…
等など、きっと、多くの方も同じく思う不安から、このようなご相談が来るのは厳然たることだと察します。あなたは如何ですか?
もし、そういう気持ちが少しでもあるとしたら、その確信が出来るまで進学するのはやめることです。
では、進学までに導かせる、その「確信」と言える「魅力」とは何でしょうか。
進学への確信
だるまんが感じている大学院進学の魅力をいくつかあげてみます。
1.日本は学歴社会
日本社会は、目に見えずのようで目に見えて「学歴階級社会」です。
「学歴は親の経済力次第」という言葉があるとおり、生まれた時からほぼほぼ将来の選択肢が決まっているといっても過言ではない社会であるといえます。
その社会で生きる私たちにとって、大学院卒ホルダーであることは、優位であることは代えがたい、何物でもない、ということなのです。
親ガチャという言葉をよく聞きますが、その特権がないなら、自らその条件を作り出し自分に与えることもひとつの生き方上手になることだと思います。
2.看護業界にもある学歴ヒエラルキー
看護師・保健師・助産師の方であれば、学歴社会の壁を職場で感じずにはいられないはずです。
例えば、大学病院等の看護師給与は「大学院卒」「大卒」「短大・専門卒」で区分されており、「大学院卒」と「短大・専門卒」では、ざっくり1万円前後の差があります。
たかが1万円でしょうか、されど1万円でしょうか。
院卒生よりも私の方が技術力やキャリアがあるのに、学歴だけで格付けされている気がする… 大学院卒ということだけで、同僚や上司達からリスペクトの目で見られてる… 何かと講師等のチャンスが与えられたり、人事からも期待の一目を置かれてる… ましてや、本人もなんだかとても輝いているように見えて……等など、いかがでしょうか。
ここで挙げたのはほんの一例にすぎませんが、他にあらずして、学歴の壁が付いて回る業界であると、つくづく思います。
だからこそ、その壁にぶち当たるのではなく、飛び越えておく必要があるということです、たかが2年で……
3.大学院に進学すると変わること
では、学歴の壁のある業界にいるからこそ、大学院進学をしたら、変わることがあります。
学歴改造できるとか、専門資格を取ればお給料が多少アップするとか、アカデミックに残って大学教員にキャリアチェンジできるという次元の話ではなく、精神ステージの話で、
「自分自身に自信がつく」、要は自分が一回りも二回りも変われるんです。
これがだるまんが毎日、雨にも負けず風にも負けず、大学院進学をすすめている真の理由です。
結論
そもそも論で、大学院進学は時間とお金と環境が揃って選択できる事柄であり、その門下を通過したということはステータスとも言えます。
そして、そのステータスは自分だけの一生の「不動産」です。
誰もが当たり前に簡単に選択することができる道ではないからこそ、そこにより付加価値がある、価値を感じさせるのだと思います。
大学院進学を迷っているとしたら、ここで止まって、一度、思い煩ってみることです。
それで堅い選択ができることでしょう。
人が勧めて行くものでもないですし、自分が進学理由の確信が得られたその時でも、遅くはないです。
かえって、そちらのほうが充実した学生生活を送れるはずだからです。
こうは言っても、人生の選択肢を広げるためにも、一刻も早い行動、度胸を持って、勇んで進学されることをおすすめします。
当サイトでは、看護大学院受験者が役立つ受験情報「だるまんの勝ち組コーチング」を発信しています、よかったらお立ち寄りください。