こんにちは、だるまんです。
大学院受験で精一杯の努力で挑んだとしても、望んでいない結果を得ることも大いにあります。
結果を手にして、大学院受験よさようなら…というには、まだ早いです!
その結果がすべてではない、最後まで諦めなければ、また別の道が開かれます。
今回は、大学院受験で万が一落ちた時に検討できる選択肢7点を紹介します。
院試に落ちた時の選択肢
① 第2次募集以降に再受験をする
大学院によって、第2次募集、第3次募集まで行っていることがありますので、諦めずに、続けて受験してみることです。
第1次試験での試験形式や手ごたえ感などから、調整できる部分を把握できると思いますので、一度取りかけたチャンスをあきらめずに掴みにいってほしいと思います。
この場合、志望校の教授へは、次回の受験に再挑戦する予定であることを、前もってメールで報告連絡はしておくことが望ましいです。
② 1年受験浪人をする
大学院によっては、1次募集のみであることもあり、この場合は1年間受験浪人をして再挑戦ということも可能です。
実際に、第一志望校への進学をあきらめず、受験浪人をされて進学をされている方はそれなりにいますので、必ず進学したい大学院、研究室があるようであれば、その思いは貫いていいと思います。
この場合も、事前に志望校の教授へその旨を報告連絡しておいた方が物事はスムーズに進むと思います。
③ 併願先に進学する
併願先である大学院から合格通知を受け取ることもあるかと思いますが、ここで悩むことは、第一志望校へ再挑戦すべきなのか、併願先へこのまま進学すべきなのかという選択です。
併願先で充実した大学院生活を送るためには、第一志望校への思いで後ろめたさを残すことなく、進学した大学院のレベルが自分のレベルであるということを受け入れることです。
それができるかできないかをよく考慮してみれば、その答えは出ると思います。
④ 他校を受験する
もう少し幅広く大学院受験志望校を改めて探し、今年度受験を試みてみるというのもありです。
近年、国公私立問わず、第3次募集まで試験を行う大学院が増えていますので、遅ければ、第3次募集は12月~1月で2月試験まで受験が可能で、3月に合格通知をもらい4月入学ということもあります。
また、看護系大学院に限らず、医学系大学院と公衆衛生大学院も視野に入れてみては如何でしょうか。
進路先としては、意外と知られていない穴場だったりします。
⑤ 研究生になる
積極的なおすすめはしないですが、こういう道もあるということで紹介します。
教授との話し合い次第で、その研究室の研究生になることができます。
この制度は、よく外国人の学生やその分野専門卒業者ではない方が1年間、研究生として在籍しつつ受験準備をして翌年には進学するケースが多いです。
この研究生制度を利用することのメリットは、低価格の学費で、在校生同様に研究室の一学生としてその研究室で行われるゼミなどに参加することができる、希望すればその他講義などを受けることができる、という点です。
1年間研究生としてその研究室で過ごしながら受験準備をすることもできるので、一石二鳥のようにも感じますが、研究生1年を経て受験したことの安全線受験であることの後ろめたさは少なからずあるような気がします。
この本を読むと大学院研究生の生活がわかると思います。
大学教員になる
看護大学院進学者の多くは大学教員を目指される方で、中には、現職大学教員で、学業も並行する方がいます。
まずは、先に大学教員になってから、大学院へ進学するという方法もあります。
この場合、勤務先の上司となる教授が、就業と学業の兼業を許可して頂けるか否かがキーとなってきます。
兼業をしやすいケースは、進学したい大学院の大学教員になり、そこで先生との関係性を築いたうえで、その研究室へ進学するという方法です。
なので、日中は大学教員として過ごし、ゼミの時間や勤務時間外を学生として過ごすという、同じ場所にいながら兼業できるもっともコスパがいい状況です。
または、働きながら大学院に通える「社会人入学枠」進学や「長期履修制度」利用について、上司となる教授から許可が頂ける場合、週1回は大学院へ通学が可能になるので、この場合は他の大学院へ進学ということもできます。
要は、ケースバイケースで、さまざまな取り組み方があるので、あきらめずに探してみて、その教授に相談をしてみることです。
教員募集は科学技術振興機構のサイトで閲覧することが可能です。
短期海外留学をする
大学院筆記試験の要は英語だと常々お伝えしているとおり、英語はアカデミック界での教養といっても過言ではないと思います。
そこで、英語を強味にするために、半年~1年の英語圏への留学で英語を鍛えてくることも、選択肢のひとつになれると思います。
フィリピン留学なら低価格で英語の集中学習も可能と聞きます。
また、大学院受験では、英語筆記試験ではなく、英語スコア提出に切り替えている大学院が増えてきているので、海外でなくても英語スコアの高得点取得を目標に英語学習を集中的に取り組んでみるのもよしだと思います。
まとめ
大学院試験で万が一落ちたとしても、それは努力が否定されたことではなく、そのタイミングが合わなかったことも無視できないことです。
誰にでも、自分に合ったタイミングというのがあります。
だからこそ、1度の挑戦でダメだったら諦める簡単な夢に終わらせず、時を改めて、より自分強化をして再挑戦してほしいと願います。