【公立・奈良県立医科大学大学院情報】専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールを解説!【看護学研究科看護学専攻】

大学院受験情報

こんにちは、だるまんです。

本記事では、奈良県立医科大学大学院看護学研究科看護学専攻の専攻の種類・倍率・学費・試験概要・過去問・スケジュールなど、受験全般について解説をします。

この記事の内容

大学院の基本情報、試験概要、受験にお役立ち情報、よくある疑問の4本立てで受験全般について解説します。

この記事を読んで得られること

奈良県立医科大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般を把握できる。

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大学院の基本情報

基本情報

専攻名【公立】奈良県立医科大学大学院看護学研究科看護学専攻
住所〒634-8521 奈良県橿原市四条町840番地
アクセスJR万葉まほろば線畝傍駅下車 徒歩約10分
問合せ先電話番号:0744-22-3051(代表) 内線 2390
公式サイト

どのようなコースがあるの?

まず、修士課程2年、博士課程3年となっています。

取得できる資格は?

奈良県立医科大学では、専門看護師、周麻酔期看護師、助産師の資格取得課程があります。

  • 専門看護師
    • クリティカルケア看護分野
    • がん看護分野
  • 周麻酔期看護師
  • 助産師国家試験受験資格(受胎調節実地指導員、新生児蘇生法「専門」A コース修了認定証含)

専攻分野とは?

下記のように分野が分かれています。

  • 看護学コース
    • 論文コース
      • 健康科学基礎看護学
      • 看護実践応用学
      • がん看護学
      • 高齢者看護学
      • 小児看護学
      • 精神看護学
      • 公衆衛生看護学
      • 在宅看護学
      • 女性健康・助産学
    • 高度実践コース
      • クリティカル専門看護師
      • がん専門看護師
      • 周麻酔期看護師
  • 助産学実践コース

試験概要

まずは募集要項の内容を抽出してみました。

授与学位修士
定員10名
(看護学コース5名、助産学実践コース5名)
入学月4月
履修期間2年
出願期間一次募集令和3年7月20日(火)~7月27日(火)
二次募集令和3年10月20日(水)~10月25日(月)
試験日一次募集令和3年8月23日(月)
二次募集令和3年12月1日(水)
合格発表一次募集令和3年9月29日(水)
二次募集令和3年12月14日(火)
初年度納入金81万7800円
(入学金28万2000円、授業料53万5800円)
長期履修学生制度あり
教育訓練給付金なし
社会人特別選抜あり
新年度の募集要項令和4年第募集要項-1次募集
令和4年第募集要項-2次募集

※上記の内容は、募集要項を参考にしています。新年度の募集要項は公式サイトにてご確認ください。

試験倍率は?

残念ながら、大学院入試に関する入試実績は公開されておらず、試験倍率は算出することができませんでした。

これまでの調べでは、7帝大学大学院の試験倍率は平均1.8相当、公立大学大学院は平均1.2相当であるので、奈良県立大学院もその辺りであると予測されます。

試験概要

試験内容は下記のとおりとなります。

英語専門面接
修士課程
試験時間(分)9090

試験会場では、英語の辞書(英和辞典)1冊の持ち込みを認める。ただし、電子辞書を除く

受験にお役立ち情報

大学院説明会はいつ?

コロナ感染症の影響により、大学院説明会は動画配信に変更され、公式サイトより閲覧することが可能です。

大学院説明会ページはこちら

事前面接は必須?

募集要項には、下記の通り、事前面接は必須と記載があります。

事前面接の取り組み方については、募集要項に詳細に掲載されていますので、必ずご確認ください。

事前面接の取り組み方はこちらの記事にまとめています↓

募集要項の取寄せ方法は?

募集要項は、テレメールから入手することが可能です。

180円(送料込)がかかり、郵送に3~5日ほどかかるようですので、お早めの取り寄せが必要です。

過去問取寄せ方法は?

現在、調べ中なので分かり次第アップします。

過去5年分の試験問題を窓口で直接請求もしくは郵送請求をすることが可能です。

郵送請求の場合、専攻志望分野ごとの試験問題となるので、希望するコース名、専攻名、氏名、電話連絡先を記載の上、必要料金分の切手(250円)を貼った角2封筒を送付する必要があります。

論文コース5年分(志望先によって5年分ない可能性もあり)切手250円
高度実践コース5年分切手250円
助産学実践コース5年分切手250円

複数コース分を送付希望の場合は390円分の切手を貼って送付・メモにもその旨を記載すると送ってもらえます。

請求先

公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 入試・学生支援係
奈良県橿原市四条町840番地
電話番号:0744-22-3051 ※番号非通知はつながりません。
ファックス番号:0744-25-6211

よくある疑問

働きながら通える?

奈良県立大学大学院で、募集人数の中に、実務経験を1年以上有する社会人を含んでおり、働きながら進学することを許可しています。

その際に、長期履修制度を利用することで、働きながら修学することが可能です。

※この制度は、助産学実践コースについては適用されないのでご注意ください。

長期履修制度を利用するとは?

長期履修制度では、修業年限を延長して働きながら進学することが可能です。

例えば、修士課程2年が標準修業年限ですが、それを3年または4年に延長することができます。

このように修業年限を延長することで、時間的余裕ができること、さらに学費を延長年限に合わせて分割されるというメリットがあります。

長期履修制度の入学枠があるわけではなく、一般枠での受験となり、入学時に長期履修制度申請を行うこととなります。

そのため、長期履修制度は入学後、希望して叶うことではないので、事前相談の場で教授に相談すべき事柄のひとつとなります。

長期履修制度についてはこちらの記事にまとめています↓

学費はどれくらい?

学費は、下記の通りとなります。

修士課程(2年)博士課程(3年)
入学金282,000円
※入学料免除制度あり
282,000円
※入学料免除制度あり
学費/年535,800円535,800円
合計1,353,600円1,889,400円

これ以外にも、入学後に教科書代、研究室毎に回収する慶弔費やお茶代などがかかります。

また、下記に該当される方は、入学料免除制度を利用することができます。

2021年度募集要項

奨学金制度はある?

奈良県立大学大学院では、日本学生支援機構奨学金が紹介されています。

詳しくはこちらのページに記載されています。

子育て中でも大丈夫?

子育て中で大学院進学されている方はおり、どの大学院でもある程度の理解と協力は頂けると思いますが、育児をサポートしてもらえる家族や周囲の態勢を整えておく必要はあります。

国立看護大学では、随時お問い合わせを受け付けているので、学務課の入試担当者や学校説明会へ参加された際もしくは事前面接時に、子育てでの修業が可能かどうかを質問してみると良いと思います。

2・3流大卒でも合格できる?

奈良県立大学大学院の試験科目は、受験生にはありがたい英語と面接試験のみです。

英語試験でも辞書貸し出しがあるということで、大学受験レベルの英語実力があれば、卒業学歴関係なく、十分合格はできると言えます。

希望されるようであれば、ぜひ、挑戦して頂きたいです。

学士がなくても進学できる?

基本的には学士が必要な大学院ではありますが、学士がない場合に大学院志願をする方法があり、下記の2つの方法が検討余地となります。

  1. 出願資格認定審査を受けて大学院受験をする
  2. 学位授与機構で学位を取得する
  3. 学士を取得してから大学院受験をする

出願資格認定審査を受けて大学院受験をする

大学院受験では、学士がない方の受験者を対象に出願資格認定審査を行っており、一般受験前にこの審査を受けて通過できた場合、学士がなくても大学院受験をすることが可能です。

詳しくはこちらの記事にまとめています↓

学位授与機構で学位を取得する

必要単位を集めて学位授与機構で「看護学」の学位を取得する方法があります。

こちらの記事で学位授与機構での学位取得方法を紹介しています↓

学士を取得してから大学院受験をする

大学の3年生編入または通信大学で学士を取得してから大学院受験をするという方法もあります。

看護教員になることを希望される方にとっては、学士の学歴も就職の際に大事な評価要素になりますので、時間と労力とお金はかかりますが、こちらの道は将来的にもおすすめです。

問い合わせ先

受験に関する不明な点については、積極的に教育支援課へ問い合わせをしましょう。

教育支援課

公立大学法人奈良県立医科大学 法人企画部 教育支援課 入試・学生支援係
奈良県橿原市四条町840番地
電話番号:0744-22-3051 ※番号非通知はつながりません。
ファックス番号:0744-25-6211

まとめ

以上、奈良県立医科大学大学院看護学研究科看護学専攻の受験全般の解説でした。

奈良県立医科大学大学院には博士課程がないことから、博士課程進学を検討されている方は、修士卒業後の進学について、今から懸念されている方もいるかもしれませんが、意外と道は開かれるものです。

例えば、修士課程での指導教授のご縁により、人脈をつなげてくださることもあれば、自ら開拓して海外の博士課程へ留学をするという道も大いにありだと思います。

もちろん、国内の他大学院を自ら探すのもありで、その頃には今よりもさらに研究室を探す越えた見る目と判断力がついており、いい決断をすることができるはずです。

まずは、奈良県立医科大学大学院でそのスタートを切ってみては如何でしょうか。

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